土蔵から出てきた現代のお宝(?)

2009年01月31日 | 日々のこと
土蔵を解体するために片付けていたら、思いがけないお宝がでてきた。「いつ」「誰が」ということになるが、誰がは簡単である、亡くなって16年になる前会長だ。いつとなると、それ以前だからおそらく22年から23年前かしらと、古い年月を指折ってみる。

 木曽塗のお盆だ。2尺×1尺3寸位の入れ子になった2枚組が24セット。開いてみてその立派さに驚いた。包装はさすがに年月の経過だが、中身には何の問題もない。かといって自家用に使いきれる量ではない。

 近くで木曽の塗り物を扱っている友人に聞いたら、今は輸入物が多いという。それでなければこんなに安価な価格なわけが無いと、展示してある商品のプライスカードをみて納得。「そんなの今時貴重品よ」と付け加えてくれた。

 思えば3年前、団体旅行で木曽路の塗り物の店で昼食をとったことがあった。隣で生地を製材している店だったが、展示してあるものは・・・あまりにも寂しげだった。塗り物が趣味の世界になってしまったのを目のあたりににした思いだった。

 外箱に印刷された製造元に電話したら、幸いにも今も商売をなされていた。
送るので、中身の点検と包装のし直しを依頼した。

 何の為に用意したものかは今はもう分らないけど有意義に使わせてもらおうと思った。お宝ともいえないお宝だけど、先代を思い出させた騒動だった。・・・・今頃あの世で笑っているだろうな。

 
                               依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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