雨が降ったら行くのをやめようと家人が言った試合当日は朝から雨が降っていた。
それでも昼頃曇天まで回復したのだけど天気予報通り夕方からは本格的な雨降りに成ってしまった。
水曜日は三保の道場に稽古に行く愚息を家人が送って行く(雨天のみ)のでスタジアム近くまで送って貰う事にして雨具(エスパルスのポンチョ)を用意した。
これを使うのは久しぶり。そもそも雨の日の観戦は無かったからだ。そうまでしなくても晴れの日の試合を見ればよかったのでチケットは前日に買いに行っていたのでした。
降格を突き付けられた今そんな事は言っていられない。サンフレッチェに比べればアルビレックスは勝利する可能性が少し高いと思っていてJ1最後の雄姿を見て置こうと悲壮感いっぱいなのでした。
雨の中2時間も過ごす事は嫌なので、前半終了間際にスタジアムに向かう。こんな時間にスタジアムに来る人は無く一人でスタジアムまでの長い上り坂を歩いていると益々気分が落ち込んでいく。
ふと目の前に大きなオレンジの垂れ幕。一体何と叫べばいいのですか?
<写真奥のオレンジの一団はアルビの応援団。柵で仕切られている>
エスパルス側(日本平側)のサイドスタンドは応援の人達で満員だろうから初めからアルビ側のサイドスタン(2階)へ出てみると思ったよりも人が居る。
然もエスパルスが1-0でリードしている。少し勝てるかもと気持ちが高まるけれど残り1時間ぐらい持ち堪えるとは思えない。最近は終了間際はボコボコされている感じがするからで、前節のマリノス戦など数字では0-1の敗戦だけどそれ以上のチーム力の差を感じる試合内容でした。
後半バラバラに成るエスパルスは1点くらいではハンディを貰った程度の事なのだと思う。
前半此方側に攻撃してくるエスパルスの惜しいシュートを何本か見ていると後半は力尽きそうな気がしてくる。
エスパルス側のスタンドも端の方は空いているので後半は彼方に席を移す事にしてハーフタイムは屋根の下で雨宿り。
真冬の格好をしていても靴は完全に濡れて足から冷えて来ているし、古いポンチョもいつまで雨を弾いてくれるか心配に成って来る。(観戦中は傘が使えない)
逆転されたら帰ろうかなどと思考がマイナスに動く。
後半が始まりパスの出し処がない無いボールを仕方なくドリブルを始めるもアルビの選手に奪われチャンスに成らない内にピンチに成る。誰が見ても失点濃厚な雰囲気がスタジアムに流れ始めた頃、向こうのゴールネットが揺れた。
あーあ~。叫ぶ声はこれじゃないはず。
今は1-0の勝利も泡と消え1-1の引き分けが精一杯だろう。今のエスパルスには逆転できる力は無い。
大榎監督はフレッシュな選手を投入し打開策を図るも就任直後は裏目に出て大量失点をした作戦である事は知っている。
良くて引き分け。悪くて1-4を想像する。それはスタジアムに居るみんな知っている。
雨がいよいよ強く降り始め勝利も遠のいた思いが広がり帰り支度を始めた終了間際、三人目の交替選手村田が右サイドを駆け上がる。(目の前)アルビの選手のスライディングをかわしセンターリング。
ノバがごっつあんシュートを決めてくれました。
スタジアムは地響きの様な声が「ウォ~」と上がり本当にスタンドが揺れた様な気がしました。
「やった~」
「村田~」
兎に角何か叫びたい「よ~~し」「いいぞ~~~」
様々な叫び声がスタジアムを包み、最後まで観戦していて良かったと途中で帰ろうと思った事を少し反省するのでした。
この雨の中8500人余りの観客は降格して欲しくない清水人の願いなのです。
アディショナルタイム4分を無事に終わり2-1の勝利。
スタジアムを出る時スタッフのお姉さん達(10人ほど)とハイタッチ。彼女らの手は皆冷たかったけれど全員満面の笑顔が嬉しかった。
一時的に降格圏内を出たけれど、残留確定まで踏ん張るしかないのだ。
26日のサンフレッチェ戦は応援に行けそうもなく残念です。
アルビ兄さん応援ありがとう。(笑)
それでも昼頃曇天まで回復したのだけど天気予報通り夕方からは本格的な雨降りに成ってしまった。
水曜日は三保の道場に稽古に行く愚息を家人が送って行く(雨天のみ)のでスタジアム近くまで送って貰う事にして雨具(エスパルスのポンチョ)を用意した。
これを使うのは久しぶり。そもそも雨の日の観戦は無かったからだ。そうまでしなくても晴れの日の試合を見ればよかったのでチケットは前日に買いに行っていたのでした。
降格を突き付けられた今そんな事は言っていられない。サンフレッチェに比べればアルビレックスは勝利する可能性が少し高いと思っていてJ1最後の雄姿を見て置こうと悲壮感いっぱいなのでした。
雨の中2時間も過ごす事は嫌なので、前半終了間際にスタジアムに向かう。こんな時間にスタジアムに来る人は無く一人でスタジアムまでの長い上り坂を歩いていると益々気分が落ち込んでいく。
ふと目の前に大きなオレンジの垂れ幕。一体何と叫べばいいのですか?
<写真奥のオレンジの一団はアルビの応援団。柵で仕切られている>
エスパルス側(日本平側)のサイドスタンドは応援の人達で満員だろうから初めからアルビ側のサイドスタン(2階)へ出てみると思ったよりも人が居る。
然もエスパルスが1-0でリードしている。少し勝てるかもと気持ちが高まるけれど残り1時間ぐらい持ち堪えるとは思えない。最近は終了間際はボコボコされている感じがするからで、前節のマリノス戦など数字では0-1の敗戦だけどそれ以上のチーム力の差を感じる試合内容でした。
後半バラバラに成るエスパルスは1点くらいではハンディを貰った程度の事なのだと思う。
前半此方側に攻撃してくるエスパルスの惜しいシュートを何本か見ていると後半は力尽きそうな気がしてくる。
エスパルス側のスタンドも端の方は空いているので後半は彼方に席を移す事にしてハーフタイムは屋根の下で雨宿り。
真冬の格好をしていても靴は完全に濡れて足から冷えて来ているし、古いポンチョもいつまで雨を弾いてくれるか心配に成って来る。(観戦中は傘が使えない)
逆転されたら帰ろうかなどと思考がマイナスに動く。
後半が始まりパスの出し処がない無いボールを仕方なくドリブルを始めるもアルビの選手に奪われチャンスに成らない内にピンチに成る。誰が見ても失点濃厚な雰囲気がスタジアムに流れ始めた頃、向こうのゴールネットが揺れた。
あーあ~。叫ぶ声はこれじゃないはず。
今は1-0の勝利も泡と消え1-1の引き分けが精一杯だろう。今のエスパルスには逆転できる力は無い。
大榎監督はフレッシュな選手を投入し打開策を図るも就任直後は裏目に出て大量失点をした作戦である事は知っている。
良くて引き分け。悪くて1-4を想像する。それはスタジアムに居るみんな知っている。
雨がいよいよ強く降り始め勝利も遠のいた思いが広がり帰り支度を始めた終了間際、三人目の交替選手村田が右サイドを駆け上がる。(目の前)アルビの選手のスライディングをかわしセンターリング。
ノバがごっつあんシュートを決めてくれました。
スタジアムは地響きの様な声が「ウォ~」と上がり本当にスタンドが揺れた様な気がしました。
「やった~」
「村田~」
兎に角何か叫びたい「よ~~し」「いいぞ~~~」
様々な叫び声がスタジアムを包み、最後まで観戦していて良かったと途中で帰ろうと思った事を少し反省するのでした。
この雨の中8500人余りの観客は降格して欲しくない清水人の願いなのです。
アディショナルタイム4分を無事に終わり2-1の勝利。
スタジアムを出る時スタッフのお姉さん達(10人ほど)とハイタッチ。彼女らの手は皆冷たかったけれど全員満面の笑顔が嬉しかった。
一時的に降格圏内を出たけれど、残留確定まで踏ん張るしかないのだ。
26日のサンフレッチェ戦は応援に行けそうもなく残念です。
アルビ兄さん応援ありがとう。(笑)