巴川と治水

＜平成26年（2014年）10月12日静岡新聞朝刊＞

この記事でまず驚いたのは「ハード整備の限界を超えた水害は今後も起こり得る」（県河川海岸整備課）の文字。

大谷放水路や麻機遊水地（第二工区は未完）など思い付く整備は完了しているらしい。にも拘らず床下浸水などが起きてしまったのはどうしようもないって事なんでしょうか。

巴川の水を何処に流したらいいだろうか。そうだ、庵原川に繋げ！（無理か）
ポンプで汲み上げて海に流すってのはどうでしょうか。
巴川河口付近の水位が上昇して違う所に災害が出たりしそうですね。

元々勾配の無い河川なので溝を掘っただけでは流れないし、流域も広げる事は大変困難（ほとんど不可能）としたら個人の土地を盛土して高くするぐらいしか対策は無さそうなんだけど、そんな事をしても結局低い所に集中してしまいから困ります。

記事の終わり頃には各家庭のに雨水を溜める桝を設置し、住民個々が水害の危険を自覚するべき（要約）などと結び今のままでは成す術なしって事が良く分かる。



今までに1500億円以上注ぎ込んできたそうだけど、今のままでは治水出来たとは言えないし完成まで更に14年掛かるって本当に完成するのでしょうか。



台風19号が来る前に巴川に架かる大正橋を見に行くと橋脚に枯草が絡まっている。18号の時にあそこまで水が来ていたのかと思うと怖くて渡れない橋に成って居たようです。