ルレクチエ

毎年この季節になると、遠い親戚からお歳暮が届く。
昨年までは、有名どころの干し柿だったのだけれど、今年は違う物になって居た。
干し柿が嫌いだって事が、お耳に届いてしまったのだろうか。余計な気を遣わせてしまった。

「ルレクチエ」を、初めて手にしてみた。（新潟産）
送られてきた箱を開けただけで、果物の持つ甘い匂いがして、食べごろを知らせる様だ。

日本の洋ナシの生産量は、64パーセントが「ラフランス」で（平成18年調べ）ルレクチエは全体の7パーセントだった。その80パーセントを新潟県で生産している。




ラフランスは、食べ頃に成っても、緑色のままだけど、
ルレクチエは黄色に変わり分かりやすいそうだ。
先週届いたラフランス（山形産）は、未だに食べごろが分からない。

そうなるとこのルレクチエは、もう食べごろなんだろうか。
解説書を読みながら包装紙を剥がしてみる



ここが食べごろサイン
①色　パステルイエローから、やまぶき色（完熟バナナのような色）に変わる
↓
やまぶき色の様な気もするけれど、微妙？次のチェックに移る。



②香り
甘い香水のような芳醇な香りがしてくる。
↓
箱から出した時は確かにしていたんだけど、
そんなに強く香らない。



③じく
茶色のじくが、黒くシワシワのなっている。
↓
確かに成っている。食べごろサイインの一つをクリア。

④くび
じくに近い、実のくびの部分が黒ずんできてしわがよる。
↓
しわが有るけれど、黒ずみが無い。

⑤硬さ
手に持つとやや弾力のある感触になる。
↓
「やや」が無く、硬い感じがする。

結論：待て
もう少し追熟をしてから味見をする事にして
今回は、早生ミカン（直径3㎝程度のジュース用ミカン）で
喉の渇きを潤す事にした。
日本平の麓に住んでいると、みかんには不自由しない。(笑)

追記（12/12）ルレクチエを食べました。
ラフランスよりもきめが細かく上品な甘さが有ります。
甘さに深みが有り、芳醇な香りがして美味しかったです。
完熟に近かったようで、好きな果物に加えます。

ご近所では何処で買えるのでしょうか？(笑)