日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

デフレは自然現象でない‐---通貨を増発して止めなければならない

2010年02月17日 | 経済
 日銀がインフレ目標を否定したという記事がのっていた。デフレをしぶしぶ認定したと思っていたが、日銀の考えは「+1%程度のインフレが望ましい」ということは認めるが+1%のインフレになるように経済を動かすことはやらない。やりたくない。通貨増発はやりたくないという意味である。欧米は+2%程度の物価上昇になるように公共事業などの財政支出をやっているが日銀は何もしないという意味である。+1%のインフレがノルマになるのはいやだという意味である。日本はここ15年デフレが続いてきた。これが常態になり、物価の下落は目に見えて顕著になってきた。この流れを逆転させるためには大幅な財政出動をやって止めなければならない。その財源のために消費税増税をするとデフレを助長するのでやってはいけない。増税や歳出削減ではなく、純粋に歳出増を行わなければならない。そのためには通貨の増発しかないのである。 民主党のように子供手当てのために何かを削るということをやっていてはデフレは止まらない。不況は終わらない。何も削らず、大幅に新規の事業に予算をつけなければならない。
 デフレは自然現象ではない。政府、日銀、財務省が歳出を削減するからデフレになるのである。公共事業を削るから、防衛費を削るから、医療費を削るからデフレになるのである。デフレを止めるため、政府、日銀、財務省は日銀券を増刷して大幅な財政出動をしなければならない。15年誤った政策を続けてきて、デフレを放置していたから、それを修正するために、この大幅な財政出動は相当の期間続けなければならない。
 デフレは自然現象ではない。財政当局がデフレを選ぶのである。デフレを止めるためには、日銀券の増刷しかない。
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