日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

日本の三つの課題

2005年11月29日 | 政治
 現在の日本の課題を三つあげる。
1.デフレを止め、経済を成長させ、800兆円の公的債務をゼロにすること
2.少子化をとめること
3.中国の台頭に備えて軍事力を増強すること
これは日本の文化と国柄を守り、日本の平和な暮らしを守るためである。
しかしながら日本政府はこの三つの課題を放置している。自民党も民主党もまた何もしない政府を放置している。
 出生率は減り続け、財政再建は掛け声だけで借金は増え続ける。中国の軍事力増強を前にして、今年の予算編成では防衛力の削減が実施された。まったくの無責任、無能。
 
 
 
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中国と韓国から漂着するごみの山について

2005年11月17日 | 文化
 NHKのクローズアップ現代で外国から漂着するごみによって沖縄や対馬など日本海岸線のほとんどが埋め尽くされる問題を扱っていた。ペットボトルやライターやプラスチック容器さらには注射針など多種多様のものが漂着し、日本のきれいな海岸線を埋め尽くす。一番多いのは韓国からのごみで次は中国からのごみである。
聞いてみると
 ごみを海洋に投棄するだけで埋めてていないという。ひどいものである。
おりしも中国と韓国の外務大臣が靖国問題で共同歩調をとることを申し合わせている。日本に流れ着くごみの山は如何に中国と韓国がでたらめな国家であるかを示している。
中国が靖国を問題にするのに対抗し、酸性雨と漂着ごみの問題を提起すべし。彼らがまともな神経を持っていれば恥ずかしくなるはずである。
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コンプライアンスとは何か

2005年11月06日 | 日本語
 昨日のNHKのニュースで「コンプライアンス体制」という言葉を聞いたが、この単語の意味をわかる人はどれぐらいいるのであろうか。コンプライアンスとは法令順守という意味らしい。保険会社が払うべき保険金を支払っていなかったという問題で法令を守る体制を早急に作らないといけないという話であった。私自身この単語の意味を知ってからまだ1年経過していない。これを最初に聞いたときに私は意味がわからないから意味の説明を求めた。その場にいた人の中でこのときの説明で意味がわかった人は沢山いたはずである。
 ある年上の友人から「新しい歴史教科書をつくる会はリベンジする」とあったがリベンジとは何ですかという質問を受けた。この単語は覚えてまだ1年未満ということではないが初めて聞く人もまだ沢山いるという現実を示している。
 カタカナ語の氾濫は今に始まったことではないが言葉は意味を伝達するためのものであるがこういう言葉を使うと何かを伝えたいという本来の目的が達成できない。相手も自分も困るのは明らかである。
 日本人が使う言葉が日本語だとすれば日本人は日本語の意味がよくわからないということになる。このことは実質的に日本人は義務教育さえ満足に受けていないという状態の人が沢山にあるということになる。
 先の投稿記事で「2010年までに基礎的収支のバランスをさせる」政策の無意味さを力説した。これを達成することと財政再建とは無関係であること即ち財政再建は現状はまだ始まってもいないと力説した。役人や政治家は「基礎的な収支を均衡させる」といわずに「プライマリーバランスをとる」という言い方をして無意味な政策であることをぼかそうとしているように見える。こんなことでは財政再建の手がかりさえ掴めない。嘆かわしいことである。
 日本は江戸時代から教育水準の高さは世界一である。世界一の寿命、アニメや漫画を世界中にあふれさせる文化の力の基本には日本人が使っている日本語がある。日本語の効率のよさ、忘れにくさ、表現力、その他日本語の優れたところが日本人の文化の基礎にある。その日本語の多くがカタカナ語に置き換わっていけば日本語が衰退し、日本人の文化のもつ力強さも失なわれていく。
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公務員削減は学徒出陣と同じ---公的債務800兆円について

2005年11月03日 | 経済
 11月2日のNHKの夜の番組で新主要閣僚の座談会があった。その中で谷垣禎一財務大臣が2010年までに基礎的収支のバランスを回復する計画だという話をしていた。このような話を誰もが聞き流し、質問もしない。現在45兆円の税収に対して年間85兆円の予算を組んでいる。これを2010年までに税収の範囲内の予算を組むという計画である。現在債務が毎年40兆円増加しているのに対して2010年までに債務の増加をゼロに抑えるというのである。そのためには税収を40兆円増やすか予算規模を40兆円減らすか。或いは予算のカットと増収で40兆円を生み出すというのである。これが至難の業であることはこれまでの経験でだれでもわかっているであろう。かりにこの目標を実現できたとして問題なのは1000兆円程度に膨らんでいるはずの公的債務の処理である。基礎的収支のバランスを回復するのに体力を使い果たして、公的債務を返済する余力は全く残っていないであろう。
 基礎的な収支を回復するのは目標ではなく、公的な債務をゼロにするのが目標である。本来の目標から我々は遠ざかっている。こういう苦しい状況は過去に一度だけある。それは太平洋戦争である。
 米国のグラマン戦闘機を50機落としても翌日には100機補給されてくる。100機打ち落とすと次の日は200機補給されてくる。日に日に状況は悪化してくる。公的債務を返済することを戦争と考えればこれは対米戦争と同じである。負けることが自明な戦争である。我々は現在昭和17年頃と考えればいい。現在は平穏であるがこのまま進んでいけばどうなるかは明らかである。
 公務員削減は学徒出陣と同じである。学徒出陣が体勢挽回に何の役にも立たなかったと同様公務員削減は何の効果もないであろう。公務員を20%削減して生み出せる金額は7兆円、基礎的な収支バランスを回復するのに必要な40兆円に程遠い。日本の公務員の数は米国やフランスの30%程度である。少なすぎる公務員をさらに減らそうというのである。
 日本の進んでいる方向は間違っている。冷静に我々がやっている緊縮政策を見直す必要がある。景気が回復したとの合唱にもかかわらず、年間40兆ずつ借金は増え続け、この借金をどう返すのかは手付かずで放置されている。
 債務の正体はつまるところ日銀券である。日銀券1万円のコストは10円である。我々は紙切れの不足を理由に大事なものを捨てているのである。小泉政権下で行われているけちけち大作戦は紙切れの不足を理由に安全を捨て、生活を捨て、人材を殺し、未来を捨てているのと同じである。
 2010年に基礎的な収支バランスを回復することを目標に掲げているなんて嘆かわしい。それが実現しても絶望的な状況には変わりないからである。そしてそのばかげた目標さえ現在のやり方をしていれば実現は出来ないということを断言しておく。
 竹中、谷垣大臣ともに無能の極みである。
 この2010年の目標は最初は2007年ではなかったか。いつの間にか2010年に伸び20010年になるとこの目標は2013年にのびるであろう。いつもの恥知らずの手口である。
 しかもここで言う目標たるや、目標になりえないような代物である。つまり単にポーズだけで誰もまじめに財政再建など考えていないことを意味する。
 こういうごまかしに何も言わない日本人は相当ものが見えない。重傷というべきである。先の対米戦争は簡単には止められなかったが現在やっている負けることの自明な戦争は簡単に止めることができる。少しの知的誠実さと勇気があればいいことである。
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