日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

文殊に掛かった費用1兆円は無駄ではない。為替介入資金150兆円が無駄である。

2011年11月23日 | 経済
事業仕分けで文殊にかかった費用1兆円を再検討することが決まった。これは無駄ではない。為替介入資金150兆円が無駄である。為替差損が50兆円出ているし、これから拡大することが予想される。こういう無駄を放置してもんじゅに掛かった費用1兆円が無駄という連中の頭の程度を疑う。
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「自衛隊があってよかった」という講演を聴いた

2011年11月13日 | 政治
先日「自衛隊があってよかった」という講演を聴いた。講師は桜林美佐という美人の若い女性であった。「単に自衛隊があってよかった」という単純な話でなく、自衛隊の抱える問題点をはっきりと指摘しており、好評であった。
 自衛隊礼賛多くの言葉のなかに災害出動に特化した方がいいという意見が多いが軍隊としての訓練や組織が災害活動で他の追随を許さない力を発揮すると明確にのべ、自衛隊の本分は国防にあり、災害出動に特化するのは誤りである。
 今回の東日本大震災に際して徹底的に自衛隊の規模が小さいことが明らかになったとして予算の増額が必要である。さらに防衛装備国産化の維持が予算削減で危機的な状況があることを述べていた。
 非常に良い講演であった。
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TPPを進める経団連の論理を批判する

2011年11月11日 | 政治
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉への参加を巡って
経団連の米倉会長とJA全中=全国農業協同組合中央会の萬歳会長が会談しました。

早期参加を求める経団連側と、農業などへの影響を懸念して反対するJA側の主張は対立したままで、
双方の溝は埋まりませんでした。

9日の会談は、TPP交渉への参加を巡る民主党内の調整が大詰めを迎えるなか、
経団連側の呼びかけで行われました。
はじめに米倉会長があいさつし、
「円高や電力不足など日本企業を取り巻く環境は厳しさを増しており、
他の国に劣らない事業環境を確保することの重要性は高まっている。
アジア・太平洋地域の貿易の枠組み作りを日本がリードしていくためにも
早期に交渉に参加すべきだ」
と述べ、交渉への早期参加に理解を求めました。
これに対してJA全中の萬歳会長は
「TPPに関する経済界の主張は、『バスに乗り遅れるな』とか『平成の開国』とか
情緒的な説明に終始しており、納得いくものではない。
TPPに参加すれば日本の農業は壊滅に追い込まれる」
と述べ、交渉への参加に反対する考えを改めて示しました。


萬歳会長の「情緒的で納得できるものではない」という指摘は正しい。
「バスに乗り遅れるな」に対しては「そのバスは何処へ行くのか」と聞かなければならない。「平成の開国」に対しては「日本は開国していたはすだ」と反論したい。
「円高の他に電力不足」と経団連の主張も根拠薄弱である。
円高というのは歴史的円高とマスコミが言うが名目での話で実質的にはまだ30%ほど円安である。過去十年ユーロやドルはインフレで円に比べて50%ほど価値が下がっているからである。電力不足は節電で乗り切れたわけで純粋に電力不足による落ち込みは軽微で目に見えるような落ち込みはなかったと言える。

政府の試算によるとTPP参加で年に2700億円GDPを押し上げるという。昔麻生太郎氏が定額給付金(総額2兆円)というのを配ったことがある。これは景気対策といっていたが景気はこれによって浮揚したという話は聞かなかった。全くゼロとは言わないが景気刺激効果は我々は全く感ずることが出来なかった。震度1の地震のようなものである。TPP参加による景気刺激効果はこの定額給付金の10分の1である。

経団連はこんな「ありかなきかの」効果しかないTPP参加を主張するのは控えるべきである。
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身勝手な為替介入の了解を求めるバカ政府。

2011年11月06日 | 日本語
日本政府は10月31日に8兆円ほどの為替介入をやった。中国の為替操作を止めさせたいと考えている米国としては了解できる分けないではないか。欧米は自らの経済危機に関しててんやわんやなのに、そんなどうでもいいことで了解をもとめる日本政府をいぶかるばかりであろう。円高は慶事であり、そもそも問題になるようなしろものではない。
 円高の日本を世界が羨ましがっている状態なのである。日本だけが眉間にしわ寄せて深刻ぶっているのは他の国には嫌味にみえるであろう。第一歴史的な円高と言うが実質的にはまだ大幅な円安である。投機的円高とか無秩序な動きだから介入しなけれならないというのは全く身勝手である。いわゆる円高は無秩序でもないし、投機的でもない、第一円高かどうか疑わしい。ここ10年の日本の物価上昇率はマイナス1%であるのに対し欧米の物価上昇率は3%である。10年で50%の違いがでる。ユーロやドルは円に比べて50%も軽くなったのである。つまりドルもユーロも価値がなくなった。円が上がるのは理の当然なのだ。
 円高は問題ではなく慶事である。1ドル円高になれば日本の国民総生産の評価が6兆円増える計算になる。30円円高になれば180兆円儲かったことになるのである。悲観ばかりしないで公共事業や防衛費増強に予算をつけ内需拡大に努力するべきである。
 変動相場制にしているのは日本が為替介入しないで市場に任せようという考えから来ている。為替介入で今年1年間で30兆円も米国に貸している。為替介入に了解を求めることは「貴国に30兆円貸したが、そのことを了解してもらいたい」と言っていることになる。簡単に30兆円をアメリカに貸せるほど金は有り余っているのである。それを使って内需拡大を図ればいい。デフレだから円を刷ってもいい。ただで景気対策の財源が手に入り、円高も抑えられる。
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