米国大統領選に日本人が最も関心を持っている。

米国の大統領選に日本人が最も関心を持っているという調査結果が出た。米国人の関心より日本人の関心が高かったそうである。日本の首相が誰になるかより関心が高いのかもしれない。これは日本が米国の属国であることを如実に示している話である。寂しく、悲しい話である。

行革だけでは絶対無理という前原副代表は正しい

民主党の前原副代表が「行革だけで必要な金を生み出すのは絶対無理。従って民主党のマニフェストは実行できない」と発言して、民主党から袋叩きにあっているが彼の主張は正しい。民主党は政権を取りさえすればいいと言う考えだが、取っても自民党と同じ手法しか持ち合わせていない。それは公的債務８００兆円があり、毎年３０兆円以上増大するのである。基礎的収支をバランスさせることさえ出来ないのである。自民党のやり方では財政再建の目標から遠ざかっているのである。これを民主党はどうするのか行革で生み出せるのは数千億円である。財政再建に必要な資金はざっと見積もって年間７０兆円である。７０兆円をどこから持ってくるかである。民主党も自民党と同じ手法しか持ち合わせていない。これでは二大政党の意味がない。野党は困難を解決する手法を提案して民衆の支持を集めるべきである。民主党の政策は自民党と同じで何の解決にもならない。やらせてみても自民党と同じ結果になるだけである。時間の無駄である。
　日本は重度のデフレ状態にある。デフレを止めるには日銀券を増刷しなければならない。増刷した日銀券は政府が自由に使えるのである。従って日本人を塗炭の苦しみに落としている歳出削減と増税は必要ないのである。必要なのは大幅な財政出動である。毎年50兆円以上の日銀券を増刷し、120兆円の予算を組み、借金返済と景気刺激を行うのである。公的債務800兆円は15年で完済し、代わりに政府の日銀への借金が数百兆残るがこれは返さなくていい。
　詳細は２００７年出版「日本の未来を拓く学問のすすめ」牧歌舎http://www7b.biglobe.ne.jp/~abcdefghijk123/index.htmlにある。

後醍醐天皇は何代目の天皇

　今上天皇は１２５代目の天皇である。では後醍醐天皇は何代目かという問いにどう答えるであろうか。９６代目という答えを聞いて「嘘だろう。４０代か５０代ではなかろうか」とおもったが実はこれが正解なのだ。後醍醐天皇より後の天皇の数の３倍以上の天皇がその前にいたのだ。
　後醍醐天皇の後が２９人その前が９５人なのである。神武天皇の即位が３００年、後醍醐天皇がかつやくしたのが１３３０年とすると後が６７０年で２９人、平均２３．１年/人。その前は１０３０年で９５人なのである。平均は１０．８年/人である。平均在位年数が後醍醐天皇の前と後とでは１１年と２３年で違いがあるのがこういう違いを生んだのだと思われる。

東京新銀行の破綻は自然

新東京銀行の焦げ付きが1000億円を超えたという。無担保無審査で融資を行うのであるから最初から破綻している会社が融資を申し込んでくるのは避けられないであろう。中には返さないでいいと考えて融資を受けた不心得者もいたのである。そういう悪質な借り手には貸さないというのは常識であるが東京新銀行はその辺に抜かりがあったのは事実であろう。返済できると考えていたが情勢の変化で返せなくなった借り手と最初から踏み倒す積もりの借り手の区別はそんなに簡単ではない。
しっかり借金を返済した企業もたくさんあるのである。多くの中小企業が助かっていることを忘れてはいけない。返さなかったものの率がかなり多いのは最初から予想されていたことである。新東京銀行の設立を最初から都民の税金をだましとることが目的であったなどと騒ぎ立てるのは誤っている。

中国の大型潜水艦基地にインド反発、日本の防衛大臣は「是非に及ばず」と発言。

中国軍が南シナ海の海南島三亜市の亜竜湾に原子力潜水艦などを格納する大規模な地下潜水艦基地を建設していることが明らかになった。これに対してインドの海軍参謀長は「中国原潜の増強はインドにとり大きな懸念だ」と発言し、何らかの対応措置をとることを示唆した。日本の防衛大臣は「南京大虐殺について日本国民は真摯に反省し、謝罪し続けなければならない」と発言し、潜水艦基地については「透明性あれば是非に及ばず」と発言した。中国の軍事費は不透明であるのは事実であるが透明性がないのが問題なのではなく急速に増強している点が問題である。さらに云えば防衛努力をするのはそれぞれの国の当然の権利であり義務である。隣国の日本が何もしないのが真の問題である。

「福ばっぐ」とは「福袋」の意味か。

何気なくかマーシャルが耳に入ってくるものを聞いていて「福バッグ」（ふくバッグ）が「福袋」（ふくぶくろ）を意味しているのではないかと思った。日本人は日本語を次々に英語に置き換えてうれしがっている。これも「福袋」より「福バッグ」の方がかっこいいと思って使ったのであろう。これが「福バッグ」を聞いた最初である。この次は「福バッグ」より「ラッキーバッグ」の方がもっとかっこいいと考えるのが出てくるのは時間の問題であろう。そのあと「福袋」は古いから「ラッキーバッグ」を使うのが一般的になるだろう。
　日本人でありながら日本語を排斥する。こういう国にいい未来が来ることはないであろう。

差別語狩りの日本語差別について

　子供たちは「盲」を「めくら」と訓読みすることを教えられていない。「めくら」が差別語だからと言う理由で使用禁止になっているからである。しかし盲人は禁止されていないので子供たちは「盲」を「もう」と音読みすることは知っている。日本語ワードプロセッサーの辞書にも差別語狩りの手は伸びていて、「めくら」を変換しても「盲」の字は出てこない。「盲」を「めくら」と読むことは各自が単語登録しなければならない。英訳ソフトに「彼はつんぼだ」と入力して英訳させたら「He is つんぼ」という結果が返ってきた。辞書に「めくら」や「つんぼ」という単語そのものが存在を許されていないからである。「めくら判」「めくら打ち」「つんぼ桟敷」などはある特徴的な状況を表しており、他の言葉で表現しようとしても難しい。言葉は文化の中心であり、そこに自由に使えない単語があれば不自由極まりない。
　英語の「blind」はめくらや盲と同じ意味であるが禁止されていない。三者は同じ意味であるから「盲もblind」も同じ差別語であろう。同じ差別語なのに日本語だけが禁止され英語や中国語は禁止されていないのである。「盲もblind」も差別語ではないと言うのなら「めくら」も差別語ではないと主張できるはずである。
　日本人はこのように日本語だけを差別扱いをする現状に怒らなければならない。日本国において日本語だけが使用禁止になっているのである。文化国家といえないであろう。人権を重んじる国家といえないであろう。日本語を日本人が重んじなければ誰が重んじるであろうか。