日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

緊縮財政の目的は借金を減らすためなのか?それとも借金を増やすためなのか?どちらか。

2007年12月20日 | 経済
平成8年度の予算案が作成中である。政府原案ができた。昨年より予算が増えたとして財政再建路線が危機に瀕していると論評されている。はたして財政再建路線が危機に瀕しているといえるのか。
本当にここ数年やってきた政策は財政再建路線なのか。毎年40兆円前後の公的債務が増加してきたのである。毎年40兆も赤字が増える政策はいつ終わるか誰も言えない財政再建路線である。これは終わることのない経済縮小路線ではないのか。
 政府の政策を財政再建路線と信じている人たちに質問しよう。現在の緊縮財政の目的は借金をへらすためなのか。それとも借金を増やすためなのか。
 こういう目的のはっきりしない政策を10年も続けていてまだ誤りに気がつかない日本人は相当の馬鹿である。
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61年ぶりの台湾訪問

2007年12月16日 | 経済
 昭和21年3月台湾を離れて以来61年ぶりの台湾である。
台北の桃園国際空港から高速鉄道の桃園駅までタクシーで行き(315NT$)待つこと一時間、高速鉄道が来た。台南まで指定で1190NT$である。高速鉄道は1時間に5本は出ているのであるが桃園も台南も半分は止まらない。当然のことであるが高鉄
は新幹線と同じである。
台南駅に着いたが高鉄の台南駅は台南市街からかなり遠い。ホテルは台南朝代大飯店安くていいホテルである。予約を入れたときは31,500円と聞いていたが実際に請求されたのは24,000であった。やぶへびになってはいけないので何故安いのかは聞かなかった。1泊4000円である。部屋はきれいで朝食もバイキング形式が付いていて大満足であった。
 ゼーランジャ城はオランダ人が作ったものでこれが歴史の最初であるというのは台湾のユニークなところである。オランダ人が40年いて後は鄭成功(明系)に追い出され、それ後清に属し、1895年に日本に割譲されたがそれまでの中国文化の遺跡は無に等しい。日本統治時代に種々の文化的な蓄積が始まったといえる。日本時代の蓄積の大きさはかなりのものである。
 その中の白眉は華南平野を水で潤した八田ダムで有名な大土木工事であろう。八田与一は東京大学卒業の若い土木技師でそれまで南北100キロ東西30キロの華南平野は洪水と旱魃を繰り返して3年に1回しか米がとれない荒地であった。10年の歳月をかけて完成した八田ダムにより珊瑚潭といわれる人造湖が出来、広大な華南平野は台湾の一大穀倉地帯に生まれ変わった。張り巡らされた給水溝は16000キロにのぼる。完成した昭和5年には世界の土木工事としてアメリカ土木学会から表彰されている。そのとき八田与一が農民を組織して作らせた水利用組合は日本統治時代が終わった後も生き続け、70年たった現在でも健在である。
 台南の町でで話した老人の日本語の完璧さとその人の良さそうな態度と笑顔には話には聞いていたが感銘を受けた。
 
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男女共同参画社会関連予算の4兆3000億は多すぎる。

2007年12月12日 | 経済
東京都の石原慎太郎知事が3000億円の税収を地方に回すのに同意した。泣く子と地頭と政府にはかなわないと弁解していたが税理論に反する強奪を認めるのには反対である。こんな無法を通すより、男女参画社会関連の4兆3000億に切り込んだほうが生産的である。日本では男女の平等は実現しており、これ以上金をかけるのは行き過ぎである。やっていることは離婚を奨励したり、浮気をけしかけるような講演会を開催したり女性を跳ね上がりにするために使われている。やらない方が社会のためと考えている人たちも多い。こんなことに金を使うより少子化対策、失業対策、地方への交付金にまわした方が世のため人のためである。
 石原慎太郎は「東京都の金は回すわけにはいかない。男女共同参画社会関係の4兆3000億円は無駄である。これを使うべきである」と言って欲しかった。
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税収の地域格差はない。都会の金を地方に回すことではなく、大規模な財政出動が必要である。

2007年12月10日 | 経済
税収に地域格差があるということで東京、愛知、大阪など税収の多い地域の税収の一部を地方へ回す方法が検討されている。一人当たりの税収の格差は最大6.1倍に過ぎない。東京と地方の役割を考えれば6.1倍の税収差は少ないともいえる。何倍の差であれば妥当というのであろうか。まさか税収差は1:1でなければならないというのでもあるまい。格差があるからではなく、税収が少ないというのが真相である。ここ10年間政府がやってきたことは歳出削減と増税である。これで十分な税収が得られないのは当然のことである。庶民が財布の紐を締め、一緒になって政府が歳出を削減すればデフレになるのは当然である。
 これが10年続いているのである。あらゆるところで税収が減り、地方だけでなく中央だって低成長にあえいでいるのである。
 必要なのは国債の日銀引受による大幅な財政出動をし、外需依存の経済から内需主導の経済に変えることである。外需による恩恵は地方へ波及することはなかなか難しい。歳出削減と増税は国を滅ぼす確実な方法である。今回の税理論を無視した議論は貧すれば鈍するの見本である。
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大江健三郎氏の言い訳は説得力がない

2007年12月09日 | 文化
 集団自決の軍命令に関して訴えられていた大江健三郎氏の弁解が数日前の朝日新聞に載っていた。初耳の弁解であった。罪の巨塊は日本軍の犯罪そのものをさし、赤松氏のことを言ったものではない。曽野綾子氏が巨塊を巨魁ど読み違えたために私が訴えられたと曽野綾子氏に少し矛先を向けている。このような弁解は破綻する。素直に本当に集団自決を命じたと信じてしまったということを素直に認めて謝罪した方がいいと思う。ノーベル賞作家でも過ちはある。左翼的な思潮を信じすぎたこと或いは米軍の思想統制に対して無警戒であったこと等を謝罪すべきである。
 ノーベル賞の受賞者であれ、間違いをおかす。素直に認めるべきである。
 
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霞ヶ関の埋蔵金などに頼る必要はない

2007年12月09日 | 経済
霞ヶ関の埋蔵金というのが話題になっている。色々聞いてみると為替変動の為の準備金などの必要なもので他に流用できるものではない。埋蔵金伝説は金が欲しいということの表れであろうが日本は世界最大の債権国でいくらでもお金はある。
 日本はデフレのさなかにあり、日銀券の刷り方が少ないことが明らかである。デフレを止めるためには膨大な日銀券を増刷しなければならない。その金額は毎年50兆円をくだらない。この増刷した日銀券は政府が自由に使えるのである。埋蔵金などに頼る必要はないのである。すぐそこにある金に気づかず、埋蔵金などを夢見る日本人は哀れである。とらわれ人!日本。
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帰ってきた朝青龍を歓迎する

2007年12月04日 | 政治
 朝青龍が帰ってきた。待ってました。よおっ大統領。また相撲が面白くなる。
朝青龍も「土俵に上がると気持ちがいい」といっていた。朝青龍のうれしそうな笑顔は人々を気持ちよくさせる。相撲協会のでたらめな言い分にも潔く服して、土俵に上がれることを素直に喜ぶ。これぞ立派な品格のある、魅力的な大横綱の証である。大相撲フアンもそのことを知っていて心から歓迎している。横綱は強くなければ横綱ではない。勝ってその喜びの表現を押し殺すのは偽善である。スポーツの基本は戦いであり、動である。朝昇龍は面白く、愉快で、魅力的な大横綱である。
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英語に訳せない日本語について

2007年12月02日 | 日本語
日本語を英語に直そうとして適当な英語がないものがある。兄、弟という区別も英語にはない。同じことを表現するのに elder brother や younger brother と言う。兄、弟を一語で表すことはできない。「もったいない」という単語は黒人の女性がさかんに持ち上げて有名になった。そのほかに「懐かしい」「可愛い」もそうだという。英語で話をしないといけないときに「英語に直せない日本語単語一覧」
を知っておくことは有意義である。
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消費税は上げてはいけない

2007年12月01日 | 経済
福田首相は来年度の消費税の増税は行わないと決め、自民党税調もも2010年代の半ばに上げること(つまり当面は上げない)ことを決めた。それは消費税を上げると支持が減り自民党が敗北することは確実に思えるからである。そうなら当分上げないではなく、ここ暫くはあげないことを決めるべきである。あるいは別の財源を考えればいいのである。こういうときの常套手段は「国債の日銀引き受け」である。このブログでは前から日銀の国債引き受けにより財政再建を行うことを再三主張してきた。それに踏み切るべきである。
 以前米国は「お金がなければ日銀に国債発行を引き受けさせればいい」と忠告してきたことがある。その忠告に対して日銀は「悪性インフレになる」といって拒んでいる。その判断が間違っていたことが明らかになってきている。その忠告の頃もそうだったが日本は長期にわたって重度のデフレに陥ったままである。重度のデフレの最中にインフレを怖がる馬鹿な中央銀行を持った日本国民は不幸である。ゼロ金利など導入せずに、日銀の国債引き受けで景気を盛り上げていけばこれほどの長期にわたる不況(失われた15年)はなかったはずである。4,5年の不況でV字回復をしていたはずである。1999年には1ドル=1ユーロ=100円であった。現在は1ドル=110円、1ユーロ=160円である。韓国のウォンの対円レートは2倍である。米国の独歩安の露払いのように円は世界一下がった通貨になっている。
 現在は膨大な外需にもかかわらず物価上昇率はマイナスである。外需がなければマイナス1%~2%の物価上昇率ではなかろうか。これは通貨の印刷量が少ないことを意味する。この重度のデフレを止めるために膨大な量の日銀券を刷らなければならない。刷った日銀券は政府が自由に使えるのである。歳出削減も増税も不要なのである。

 サブプライムローン問題があるから上げられないと日銀はまた渋りだした。
ゼロ金利のおかげで世界中が円を借りて好景気にうかれている。中国、インド、米国の好景気も原油高も穀物高騰も日本のゼロ金利と共に始まっている。
 世界中を好景気にしている日本が不況に沈んでいるのである。
 日銀引き受けで100兆円の景気刺激を2年間行い、公定歩合を1~2%程度に上げれば円の流出がとまり、外需にかげりがでる。その減少を日銀引き受けで景気を刺激しながら年間3から5%の成長を目指す。10年すると税収も殖え、格差も解消し、少子化にもはとめがかかるであろう。終わりのない歳出削減と増税は国を滅ぼす確実な方法である。いい加減目を覚まして財政出動に踏み切ってもらいたいものである。
デフレの止め方を知らない中央銀行をもって日本人は不幸である。
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