安部総理が増税を決意して、10月1日の発表を前にして、景気腰折れを避けるための5兆円の対策を指示したという。何度も言うように「デフレ脱却が大事でそれまで増税は延期すべき」ことを主張してきた。それに5兆円規模の緊急対策で景気腰折れが防げるとの判断も間違っている。何につけても不満だらけの最近であるが、昨日バーナンキFRB長官が金融緩和措置の縮小を延期すると発表した。その理由を景気の腰を折るリスクを避けるためと発表した。そして失業率が6.5%に減少することを目安にあげた。安部総理はこの判断を参考にすべきである。安部首相は景気腰折れは絶対避けたいそうだ。それなら絶対増税延期である。なぜ増税の危険を冒すのか。バーナンキは金融緩和を縮小するとまだ景気が十分でない経済の腰を折る危険がある。したがって金融緩和を継続すると発表した。見事である。こういう自然な判断がなぜ日本の為政者にできないのか。安部首相、黒田日銀総裁、麻生財務大臣そろいもそろって馬鹿ばかり。馬鹿ばかり見ているとバーナンキが見事に見える。悲しいことである。
ます黒田総裁が馬鹿であることを言おう。黒田総裁は増税を予定通りやれという。彼は景気の腰折れはないという。まずこの判断が間違っている。現在GDPデフレーターはー0.5%である。まだデフレ脱却の入り口にも達していないのである。ここで増税すると2年でデフレ脱却つまり+2%の物価上昇率を約束した日銀の公約が確実に反故になる。黒田は総裁になるときの公約をすっかり忘れているのである。それもだが黒田は日銀が政府の財政をファイナンスすることを悪だと信じている。インフレになり易いからだがインフレにならなければ悪でもなんでもないことを知らない。場合によっては公的債務1000兆円を日銀が肩代わりすることだって悪ではないことを知らない。典型的な優等生馬鹿である。その意味で白川前総裁と大して変わらない。
次に麻生財務大臣が馬鹿であることを言おう。安部首相が指示した4000億円規模の減税に反対している。4000億円がなくなれば後々苦労するという。1000兆円の公的債務が問題になっているときにわずか4000億円を惜しむのがどれほど馬鹿げているか。「4000億円減税すると財務省がその手当てに苦労する」とぶつぶつ言っている映像が全国的に流された。麻生は漢字が読めないだけでなく足し算、引き算ができない。ものの大小がわからない。麻生首相のときの定額給付金が景気に何の影響もなかったことから証明済みだが。だれだこんな馬鹿を財務大臣に選んだのは。
安部首相は一般投資家に株を買ってくれといい、経営者に賃上げを要請している。増税を控えて株価も十分でなく賃上げも行われていない。予定通りに進んでいないのだ。つまり増税の環境はまだ整っていない。何度もこの部録で主張したように景気刺激の規模が小さい。年間予算は92兆円ではなく120兆円程度の規模が必要だとは述べた。規模が十分でなければ株価も十分上がらないし、賃上げもなかなか難しい。こういう状況でなぜ増税を延期できないのか。思うに「増税をさき送りすれば、欧米から信頼を失い、国債の価値が暴落する可能性がある」という俗説を真に受けているのであろう。馬鹿丸出しである。日本の国債の価値が暴落することはありえない。いつまで増税を延期するかといえば「年間を通して2%の物価上昇率を維持できるまで、増税は延期する」でいいだろう。
安部首相はバーナンキに習って「景気腰折れのリスクを避けるために来年4月の増税はしばらく延期する」でいい。こう言えば安部内閣の支持率は80%超えるであろう。
或いは「景気腰折れを避ける対策の実施を指示したが十分な案ができて来ないので安全策をとって来年四月の増税を延期する」というべきである。しかし彼は増税を決断し景気を後退させ天下の馬鹿であることが証明される。それは今日から10日後である。
ます黒田総裁が馬鹿であることを言おう。黒田総裁は増税を予定通りやれという。彼は景気の腰折れはないという。まずこの判断が間違っている。現在GDPデフレーターはー0.5%である。まだデフレ脱却の入り口にも達していないのである。ここで増税すると2年でデフレ脱却つまり+2%の物価上昇率を約束した日銀の公約が確実に反故になる。黒田は総裁になるときの公約をすっかり忘れているのである。それもだが黒田は日銀が政府の財政をファイナンスすることを悪だと信じている。インフレになり易いからだがインフレにならなければ悪でもなんでもないことを知らない。場合によっては公的債務1000兆円を日銀が肩代わりすることだって悪ではないことを知らない。典型的な優等生馬鹿である。その意味で白川前総裁と大して変わらない。
次に麻生財務大臣が馬鹿であることを言おう。安部首相が指示した4000億円規模の減税に反対している。4000億円がなくなれば後々苦労するという。1000兆円の公的債務が問題になっているときにわずか4000億円を惜しむのがどれほど馬鹿げているか。「4000億円減税すると財務省がその手当てに苦労する」とぶつぶつ言っている映像が全国的に流された。麻生は漢字が読めないだけでなく足し算、引き算ができない。ものの大小がわからない。麻生首相のときの定額給付金が景気に何の影響もなかったことから証明済みだが。だれだこんな馬鹿を財務大臣に選んだのは。
安部首相は一般投資家に株を買ってくれといい、経営者に賃上げを要請している。増税を控えて株価も十分でなく賃上げも行われていない。予定通りに進んでいないのだ。つまり増税の環境はまだ整っていない。何度もこの部録で主張したように景気刺激の規模が小さい。年間予算は92兆円ではなく120兆円程度の規模が必要だとは述べた。規模が十分でなければ株価も十分上がらないし、賃上げもなかなか難しい。こういう状況でなぜ増税を延期できないのか。思うに「増税をさき送りすれば、欧米から信頼を失い、国債の価値が暴落する可能性がある」という俗説を真に受けているのであろう。馬鹿丸出しである。日本の国債の価値が暴落することはありえない。いつまで増税を延期するかといえば「年間を通して2%の物価上昇率を維持できるまで、増税は延期する」でいいだろう。
安部首相はバーナンキに習って「景気腰折れのリスクを避けるために来年4月の増税はしばらく延期する」でいい。こう言えば安部内閣の支持率は80%超えるであろう。
或いは「景気腰折れを避ける対策の実施を指示したが十分な案ができて来ないので安全策をとって来年四月の増税を延期する」というべきである。しかし彼は増税を決断し景気を後退させ天下の馬鹿であることが証明される。それは今日から10日後である。