自民党の総裁選が9月にあり、石破が立候補するという。彼の発言を聞いていると「慰安婦について日本は謝り続けなければならない」とか「辺野古に基地を作ることに関しては沖縄県民の了解を得ていない」という発言は共産党や立民と同じだ。左翼脳の持ち主であり、政策の継続性からいって、安倍さんの後継者として不適格だ。自民党の中にいること自体が不思議な存在だ。
彼の狙いは何なのか理解に苦しむ。石破は「無投票であってはいけない」というが選挙に出ることだけが目標なのだ。勝つつもりはないのだろう。昔「皆んなの話をよく聞く」ということを公約にした福田康夫が総裁選に圧勝したことがある。こういう福田に票が集まる自民党も問題であるが首相になって1年しないで福田は総理を辞任した。何もやることがないことがわかった。或いはみんなの話を聞いても何をやっていいかわからなかったから総理の資格がないとして辞任したのだろう。何もやることがないものは立候補すべきではない。石破の発言からだけでは何をやりたいのかわからない。辺野古移設を中止したら20年前に逆戻りだし、慰安婦について韓国に謝り続けるなどというのはやっと最終的な合意に達した問題を大混乱させるだけだ。安倍首相の前には6年間で6人の首相が交代した。国際会議などでも日本の存在感は希薄であった。石破はこんな状態に日本を戻したいと考えているのだろう。毎年一人首相が誕生していた時代に石破はちやほやされたかもしれない。しかしそれは日本にとって不幸なことだ。石破茂は首相の器ではない。立候補はやめるべきだ。
安倍首相は5年継続して顔を出してるうちに国際会議では中心的な存在になった。日本への信頼感はうなぎ登りだ。それは継続して顔を出すだけで得られるものではない。安倍首相はデフレを脱却し、集団亜的自衛権の行使を認め、自衛隊を憲法に明記することでまともな普通の国にするために継続して努力していることによって生まれた信頼感である。
石破茂は首相の器ではない。立候補を間違っている。