日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

現在330兆円の国債を日銀が保有している。これは返さなくていいなら借金が大幅に減る。

2016年03月26日 | 経済

 現在日銀が保有している日本国債の額は330兆円にのぼるという。この国債は返さなくていいという人がいる。或は返せなくなれば刷って返せばいいというのは大蔵省の職員がいうことだ。自国の通貨建ての国債がデフォルトにならないと言われるのは返せなくなった場合には刷って返せるからだ。現在の国債発行額は1000兆円を超えている。返せるかと聞かれた人は「返せない」と答える人がほとんどである。そうならば返せない状況に至ったと考えて国債は刷って返さなければならないとしよう。そうすると日銀が保有する国債の額が330兆円だとすると。この分は「刷って返す」ことにする。そうすると330兆円分は我々の負担がなくなる。国債とは借金の証文のようなものである。それを330兆円も日銀が政府のために「借金の証文」を回収してくれた。これほど有り難いことは無いと思うが誰もこのことに触れない。触れないとはどういうことかというと。政府はこの借金を返さないのではなく返す積もりなのだ。返す積もりだから借金の額は1000兆円を超えたまま増え続ける。いつまでたっても減らない。2016年の末には日銀の国債の保有額は400兆円になる。2018年には日本政府の国債発行額の半分を日銀が保有してくれると予想されている。そうすると世界最大の借金国の日本の借金も半分に減ることになる。

 これが減らないのは政府が馬鹿正直に返さなくてよい金を返す積もりであるからだ。

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私の負けだが、人間が負けた訳ではない。人工知能も人間が作ったものなのだが。

2016年03月14日 | 文化

 囲碁のイ•セドル9段と人工知能「アルファ碁」の5番勝負が行われ、人工知能の3連勝で勝負がついた。

これはいずれ負けるのはわかっていたがこんなに早く実現するとは思わなかったと言う意味で驚きだ。アルファ碁で採用された戦略が強力であったことを意味するのであろう。その際、イ•セドル9段は「これは私の負けであって、人間の負けではない」と言ったらしい。

 このコメントはすこし変だ。コンピュータにAI(人工知能)を与えたのは人間である。与えた知能が抜群によかったためにイセドル9段に勝ったのだ。つまり人間対人間の勝負であることには変わりはない。

 

 

 

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アベノミクスの失敗。円安で株価を上げるのは間違い。円高はそのまま内需拡大で株価を上げよ。

2016年03月02日 | 経済

 基本的ことを言えば債権国の通貨は上昇する。日本は世界最大の債権国である。外国に貸していた金が戻ってくれば円高になる。日本の対外債権は400兆円近くの膨大な額である。これが戻ってくれば1ドル=50円だってあり得る。政府の現在の公約はデフレ脱却である。これが成功すると内需が大幅に盛り上がり、好景気になり、銀行預金金利も上がる。すると円高に振れる。国内で儲かるようになれば投資も活発になる。これも円高要因である。さらに400兆円に上る対外債権が日本に戻ってくるとそれも円高要因になる。それなのに円安誘動するとは全くの逆向きである。経済のことがわかっていない。安倍、麻生、黒田を3馬鹿と言う所以である。

 昨年株価が2万円を超えた。その時の為替は1ドル=120円であった。これを正常な為替水準と考えたのだろうか。デフレ脱却が成功すれば好景気になり、ゼロ金利も終わり、外国に避難していたお金が戻れば円高に振れるのは明らかである。日本の国力は1ドル=120円なんてものではない。それを正常な為替水準と考えるのは敗北主義者、自虐経済観、日本没落主義者である。日本の誇り等を口にする資格はない。

 

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政府が為替介入をするのは現在の為替が「過度の円安である」ことを秘匿するため。

2016年03月01日 | 経済

 為替の動きがおかしい。もっと具体的に言うと政府が円を売ってドルを買っているのが明白だ。日本経済はいまだデフレのままだ。つまり不景気なのに円が独歩高の動きを示しているのは年初の為替1ドル=120円が過度の円安であることを示している。3年前の1ドル=78円を安倍内閣は過度の円高といっていた。しかしこれは適度の為替水準であったのだ。この点でアベノミクスは間違いをおかしていたことになる。現在政府が為替介入を繰り返しているのはこの見込み違いを秘匿するためである。安倍内閣になって3年経ちアベノミクスの間違いがはっきりしてくる時期だ。虚心に見直し、修正を加えて正しい方向へ向かうようにする時期である。もう一つの間違いは消費税を8%に上げたことである。来年4月の10%への増税は決してやってはいけないことがはっきりしている。

 もう一つの間違いは失われた20年で落ち込んだ経済活動の水準を常態と考えている点である。デフレ脱却が実現するとすれば大幅に経済活動が活発にならなければならない。そのためには政府の予算も大幅に増えなければならない。例えば年間予算は96兆円ではなく130兆円程度には増えなければならない。130兆超円の予算に押されて経済活動が活発化し、物価上昇率が2%を超えるようになれば内需が盛り上がり、円高になっても内需に支えられて株価は下落しないようになる。国民にとって不利益である円売りドル買いをやる必要はない。そうなれば1ドル~78円を超えて1ドル=60円や50円の円高の可能性がある。

 これを実現するためには予算を大きくして大幅な内需拡大を宣言することである。リニア新幹線も2025くらいまでに大阪まで繋げばいい、防衛にに関しても600億円増額して史上最大の予算規模等と言わずに800億円の100倍すなわち8兆円程度防衛費を増やして13兆円にすればデフレ脱却が可能になる。財源は日銀に刷らせたお札である。年に80兆円も増刷しているのだからその半分を政府が使って予算を増やすことをすればデフレ脱却が実現する。消費税は増税延期ではなく5%への減税ならなお良い。安倍内閣はデフレ脱却より財政再建を優先して何も実現しないという失敗を犯している。デフレ脱却を優先すれば両方が実現する。現況をデフレ脱却と財政再建と言う両立の難しい二つの問題があると考えるのではなくデフレ脱却が実現すれば付随して財政再建も実現するという簡単な状況であると考えればいいのである。

 

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