日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

アジア人の共通の文化、価値観は存在しない。

2008年02月09日 | 文化
アジア人を前面に出したさまざまなものがある。実質的なものがないのにさもあるかのように偽装しているようで気持ちが悪いのは私だけであろうか。
日本や中国やインドはそれぞれヨーロッパに匹敵する多様性を持った文化圏であり、インド人、中国人、日本人を一まとめにしてアジア人ということはできない。それぞれ別個の違った文化圏として扱うことが必要である。例えば東アジア経済共同体というのがさも当然のように話題になるが中国は人口が14億もある。米国と欧州をあわせたものより大きい。どこかと一緒になる必要はないのである。それも政治的には共産党の、人種的には漢民族の独裁国家である。共同体を作る資格がないといっていいぐらいである。もし一緒になったときに議決する場合はどうするのであろうか。1国1票なら中国が不満に思うであろう。人口比なら中国は日本の10倍以上の議決権を持つのである。これではすべて中国人の意のままである。東アジア共同体を主張している人たちはこういう問題について何も考えていないとしか思えない。靖国問題で歴然としているように、日本人は死んだ人にまで鞭打つことはできない国民である。中国は敵方はすべて犯罪者にして処刑しないとすまない国民性である。
 ヨーロッパは千年以上にわたって相互交流の歴史があり、第二次世界大戦後は共同の価値観を守るために軍事同盟を結び、ソ連崩壊に導き、ヨーロッパを守り抜いたという共同の成功体験を持つ間柄である。
 ヨーロッパの文化と価値観、日本の文化と価値観といったときその指すものははっきりしている。しかしながらアジア人の文化、価値観と言ったときに何を指すのかはっきりしない。
 イデオロギーやそのときの空気に流されて、ありもしない「アジア人」を前に出すことは厳に慎むべきである。アジア人の共通の文化、価値観など存在していない。
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東証で外人投資家が多いのは日本人の株離れの表れである

2008年02月08日 | 経済
 東証で株を買う人の7割は外人投資家だそうである。これでは外人の動向により乱高下するのは当然である。よく外人投資家が日本株を売っているのは日本に魅力がないからであると騒ぐ人がいる。それは日本人が殆ど株に投資しないことから当の昔に明らかなことである。日本人が日本株から離れていて外人が日本を売るのは問題であるというのはおかしい。10年以上続いた歳出削減と増税で内需は息絶え絶えである。日本株に魅力をなくしている原因は10年続いた歳出削減と増税である。これを問題にしないといけない。
 日本は世界最大の債権国でありいくらでもお金はある。これは10年前からかわらない。最大の金持ちが必死で歳出削減と増税に10年以上も取り組んでいるのである。これが内需不振の原因であり、日本の国力衰退の原因である。
 「日本は世界最大の借金国である」というのは「日本は世界最大の犯罪国家である」というのと同様のためにするプロパガンダである。プロパガンダであるという理由はこのブログで何度も書いたので参照あれ。
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