http://wooris.jp/archives/10612
あの英単語も危険!? ネイティブを怒らせる英語表現7個
その昔、我が家に2週間ほど滞在した外国人留学生が帰国する際、「大きなお世話でした」と笑顔であいさつしたことがあります。
どうやら彼女は「大変お世話になりました」という感謝を伝えたかったよう。でも、日本で「大きなお世話」といえば、“余計なおせっかい”という悪い意味になってしまいますよね。
このように、ネイティブじゃないと分からない微妙な言葉のニュアンスは少なくありません。逆に、我々が英語圏のかたと接する際、変な言葉遣いで相手を怒らせては大変です!
そこで、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『学校では教えてくれなかった ネイティブにちゃんと伝わる英単語帳』から、ネイティブをイラッとさせる英単語7個を紹介していきたいと思います。
■1:実はそんなに「オッケー!」じゃない“okay”
人気モデルのローラさんやタレントのガッツ石松さんの口癖でもある“okay”ですが、実は“ぎりぎり許容範囲”という印象の言葉で、あまりポジティブな意味ではないということをご存じでしょうか?
たとえば、
<His speech was okay, but it could have been better.
彼のスピーチは問題なかったが、もっといいものを期待していた。>
というふうに、“面白くもないけれども、つまらなくもない”、“問題はないけれどもそこそこ”といったニュアンスで使われることが多いです。
ローラさんのような愛くるしい笑顔で言えば何でも許されそうな気もしますが、「良い」と思ったことについて、何でもかんでも“okay”を使うのは避けましょう。
■2:使い方に一工夫が必要な“good”
“良い=good”と中学英語で習った人が多いでしょうが、実は“good”は“ほかと比べてちょっと良い”くらいのイメージです。
ですから、心から「いいね!」と感じた場合には、“very”や“really”を前に付けて強調しましょう。
■3:褒め言葉どころか悪口になっちゃう“homely”
“homely”は、もともとは“家庭的な”という意味。ところが、素朴すぎて華がなかったり、あか抜けなかったりするイメージが定着して、現在は器量の悪さを表す単語になってしまったとのこと。
たとえば、
<Ann’s boyfriend is homely, but he’s a good person.
アンの彼は見た目は悪いけれど、人柄はいいのよ。>
というふうに使われます。褒め言葉のつもりでは絶対に使わないようにしましょう!
■4:すごく侮辱的な“stupid”
頭が悪いことを示す単語は、“slow(頭が鈍い)”、“foolish(愚かだ)”、“dumb(まぬけだ)”などがありますが、これらよりもっとキツイ表現は“stupid(大馬鹿だ)”。
理解力や知能がきわめて低く、同じ過ちを繰り返すイメージのある強い侮辱の言葉です。
ですから、
<I forgot all about the party, I’m so stupid.
パーティーのことすっかり忘れてた。なんてばかなんだろう。>
というように、自分を表現する以外では絶対に使わないようにしましょう。
■5:ややネガティブな意味のある“so-so”
“so-so”は、良くも悪くもなく“まずまず”といったニュアンスです。ややネガティブな言葉なので、むやみやたらと使わないほうがいいでしょう。
ネイティブは「悪い」とはっきり言いづらいときに、遠回しにこの言葉を使います
たとえば、
<Steven King’s latest novel was so-so,but I liked the ending.
スティーブン・キングの最新刊はまずまずだけど、結末は好きかも。>
といった感じです。
■6:褒め言葉にはならない“fine”
“fine”といえば、“I’m fine,thank you.(元気です、ありがとうございます)”とか“It’s fine today.(今日はいい天気だ)”といったフレーズを中学英語のかなり最初のほうで習わなかったでしょうか?
このフレーズにあるように、“fine”は天気や体などの状態が良いことを表します。“良い”というより、どちらかというと“問題ない”という意味になるので、褒めるニュアンスにはなりません。
ですから、新しい髪型が似合うかどうか気にしている友達に向かって、“You look fine.”なんて言わないように注意しましょう!
■7:人に対して絶対使っちゃダメな“cheap”
“cheap”は価格が安いことを表しますが、お買い得というより、ほとんどの場合、品質や素材が粗悪で“安っぽい”とったマイナスのイメージがあります。さらに、人を主語にして使うと“ケチ、セコイ”という意味になってしまうことも。
ポジティブな意味で“安い”を表現したいなら、“cheap”のかわりに“inexpensive”を使いましょう。
以上、ネイティブをイラッとさせる危険な英単語7個をお届けしましたがいかがでしたか? 外国のかたを相手に誤解を解くのはなかなか大変です。「そんなつもりじゃなかったのに……」と後悔しないよう、どうかこれらの英単語の使い方にはくれぐれも注意してくださいね!
あの英単語も危険!? ネイティブを怒らせる英語表現7個
その昔、我が家に2週間ほど滞在した外国人留学生が帰国する際、「大きなお世話でした」と笑顔であいさつしたことがあります。
どうやら彼女は「大変お世話になりました」という感謝を伝えたかったよう。でも、日本で「大きなお世話」といえば、“余計なおせっかい”という悪い意味になってしまいますよね。
このように、ネイティブじゃないと分からない微妙な言葉のニュアンスは少なくありません。逆に、我々が英語圏のかたと接する際、変な言葉遣いで相手を怒らせては大変です!
そこで、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『学校では教えてくれなかった ネイティブにちゃんと伝わる英単語帳』から、ネイティブをイラッとさせる英単語7個を紹介していきたいと思います。
■1:実はそんなに「オッケー!」じゃない“okay”
人気モデルのローラさんやタレントのガッツ石松さんの口癖でもある“okay”ですが、実は“ぎりぎり許容範囲”という印象の言葉で、あまりポジティブな意味ではないということをご存じでしょうか?
たとえば、
<His speech was okay, but it could have been better.
彼のスピーチは問題なかったが、もっといいものを期待していた。>
というふうに、“面白くもないけれども、つまらなくもない”、“問題はないけれどもそこそこ”といったニュアンスで使われることが多いです。
ローラさんのような愛くるしい笑顔で言えば何でも許されそうな気もしますが、「良い」と思ったことについて、何でもかんでも“okay”を使うのは避けましょう。
■2:使い方に一工夫が必要な“good”
“良い=good”と中学英語で習った人が多いでしょうが、実は“good”は“ほかと比べてちょっと良い”くらいのイメージです。
ですから、心から「いいね!」と感じた場合には、“very”や“really”を前に付けて強調しましょう。
■3:褒め言葉どころか悪口になっちゃう“homely”
“homely”は、もともとは“家庭的な”という意味。ところが、素朴すぎて華がなかったり、あか抜けなかったりするイメージが定着して、現在は器量の悪さを表す単語になってしまったとのこと。
たとえば、
<Ann’s boyfriend is homely, but he’s a good person.
アンの彼は見た目は悪いけれど、人柄はいいのよ。>
というふうに使われます。褒め言葉のつもりでは絶対に使わないようにしましょう!
■4:すごく侮辱的な“stupid”
頭が悪いことを示す単語は、“slow(頭が鈍い)”、“foolish(愚かだ)”、“dumb(まぬけだ)”などがありますが、これらよりもっとキツイ表現は“stupid(大馬鹿だ)”。
理解力や知能がきわめて低く、同じ過ちを繰り返すイメージのある強い侮辱の言葉です。
ですから、
<I forgot all about the party, I’m so stupid.
パーティーのことすっかり忘れてた。なんてばかなんだろう。>
というように、自分を表現する以外では絶対に使わないようにしましょう。
■5:ややネガティブな意味のある“so-so”
“so-so”は、良くも悪くもなく“まずまず”といったニュアンスです。ややネガティブな言葉なので、むやみやたらと使わないほうがいいでしょう。
ネイティブは「悪い」とはっきり言いづらいときに、遠回しにこの言葉を使います
たとえば、
<Steven King’s latest novel was so-so,but I liked the ending.
スティーブン・キングの最新刊はまずまずだけど、結末は好きかも。>
といった感じです。
■6:褒め言葉にはならない“fine”
“fine”といえば、“I’m fine,thank you.(元気です、ありがとうございます)”とか“It’s fine today.(今日はいい天気だ)”といったフレーズを中学英語のかなり最初のほうで習わなかったでしょうか?
このフレーズにあるように、“fine”は天気や体などの状態が良いことを表します。“良い”というより、どちらかというと“問題ない”という意味になるので、褒めるニュアンスにはなりません。
ですから、新しい髪型が似合うかどうか気にしている友達に向かって、“You look fine.”なんて言わないように注意しましょう!
■7:人に対して絶対使っちゃダメな“cheap”
“cheap”は価格が安いことを表しますが、お買い得というより、ほとんどの場合、品質や素材が粗悪で“安っぽい”とったマイナスのイメージがあります。さらに、人を主語にして使うと“ケチ、セコイ”という意味になってしまうことも。
ポジティブな意味で“安い”を表現したいなら、“cheap”のかわりに“inexpensive”を使いましょう。
以上、ネイティブをイラッとさせる危険な英単語7個をお届けしましたがいかがでしたか? 外国のかたを相手に誤解を解くのはなかなか大変です。「そんなつもりじゃなかったのに……」と後悔しないよう、どうかこれらの英単語の使い方にはくれぐれも注意してくださいね!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます