塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

市場から消えたブランドから学べる点

2020-03-23 15:36:25 | 日記
 1991年、ニュージャージー・ネッツ(現在はブルックリン・ネッツ)に在籍のデリック・コールマンは、NBA新人王に輝き94年の世界選手権にも召集されます。
 
 その彼が契約していたのが「ブリティッシュ・ナイト」という、ブランド名とは裏腹にニューヨークで誕生した企業でした。

 選手支給品には彼らが独自開発した衝撃吸収素材「ダイマセル」を使用し、ラッパーのMCハマーも広告塔に起用するなど、都市部の一部では大雄目だったんですね。

 僕が山梨学院在籍時、帰省する際に立ち寄った松本パルコの靴屋では見かけたものですが、甲府市内で販売店はなかったように思います。

 試着せずにただ眺めていただけですので、コンバース・リアクトやナイキ・エアとの比較はできません。

 ただ、アスレチック・シューズとしてはコールマン以外の契約が出来なかった点は、伝統あるブランドと比較した際、機能、縫製のいずれもやはり見劣りしたのではないでしょうか。

 サッカーでも「クエイサー」というスパイク・ブランドが過去にありましたが、現在はもう見る影がありません。

 それは「ランゼラ」「クロノス」も同様で、僕はこうした過去誕生したブランドが消滅した背景を知ることは、物凄い流れの中でビジネスが進む昨今、どうすれば倒産しないで済むのか。

 というヒントが得られる気がします。

 ハイテックのようにサッカー市場からアウトドア市場に移ったブランド
 マイターのように、日本市場から撤退し独自路線を歩むブランド

 など、そいの形態は様々です。

 市場原理は様々ですが、雇用問題を考慮すれば企業が零細でも存続すべき点は多いのではないでしょうか。
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小柄な体系はハンディだろうか

2020-03-23 15:20:11 | 日記
 今競技用シューズの面影はありませんが、ポニーは1976年モントリオール五輪のスポンサーであり、サッカー、バスケットの世界で良質な靴を提供していました。。

 その代表格が1986年、NBAのスラムダンク・コンテストで優勝した、アトランタ・ホークスのスパッド・ウエッブです。

 彼は身長が170センチにも満たない、小柄な選手でしたがこのダンク・コンテストの優勝で、バスケットにおける身長の低さが必ずしもハンディにはならない点を証明します。

 同時にポニーの靴も、その存在が一気に拡大します。

 興味深いのはポニーとの契約ののち、ウエッブはミズノと契約します。

 ミズノは当時、自社の最先端技術「トランスパワー」を搭載したバッシュを彼に提供し、あの有名な

 「小さかったら高く跳べ」

 というスローガンを生みます。

 アシックス、ミズノのいずれも、現在のNBAでは契約選手が皆無ですが、今後再度NBAに挑戦する可能性はゼロではないようにも思えます。

 よくレオ・メッシとCR7を比較する際

 「ロナウドは空中戦に強く、ヘディングの力強さは素晴らしい」
 「さすがのメッシもヘディングはさほどではない」

 という意見があります。

 メッシの支持者はこのマイナス点を考慮しながらも、そもそも彼は空中戦に打開策を見出す必要が無い、事を論じます。

 確かにグアルディオラ時代のバルセロナは、安直なクロスやロングパスを用いませんでしたし、クライフはコーナーキックを蹴るよりも、常にマイボールにしていればよい。

 という意見の持ち主でした。

 ウエッブの登場が後に、ネイト・ロビンソン。マグジー・ボーグスという、小柄な選手をNBA で生み出します。

 大相撲もそうですが、人間は競技が違えど体格でハンディを抱える選手を贔屓にしたくなる、のかしれませんね。
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時代の流れとその反動

2020-03-23 11:12:19 | 日記
 昨日、ナイキがバッシュの側面に「AIR」を施した「エア・モアアップテンポ」が、復刻版として大注目されている、というお話をしました。

 ナイキは1997年、それまでの売上が嘘のように日本市場で低迷します。

 それまではファッション誌がこぞってナイキの最新バッシュを巻頭特集で発表したのですが、どの誌面でも似たような記事で構成されていることに、ファンが飽きて新鮮味を感じられなkなってしまったのです。

 そのため編集部が意図したのは

 コンバースのチャックテイラー、スキッドグリップにジャックパーセル
 プロケッズのロイヤルプラス
 オニツカタイガーのファブレ

 にような、定価で購入でき種類も豊富な品、往年の名品が復刻された定番品の再提案でした。

 しかしナイキはナイキ、この1997年今度はシューレース・ガードに「AIR MONEY」と刻まれたその名も

 「エアー・マネー」

 を発表します。

 米国国内での反応はわかりませんが、日本ではエア・モアアップテンポよりも騒がれたものです。

 それは直訳すれば「お金儲け」を連想させるためで、しかもガードにそのまま刻印されているわけですからね。

 逆にナイキの創造性が発揮されたという側面はありますが。

 ヤスダが2018年に復活し、今季も新しいスパイクを手掛けることで、モレリア2ジャパンに続き日本企画の本革スパイクの選択肢が増えます。

 これもある意味

 ニットや合皮という最先端技術への反動
 余りに短期的な新作の発表への不満
 クラシックな履き心地と外観のスパイクが欲しい

 というファンの希望がかなった、と言う意味合いがあるでしょう。

 僕個人はサッカーをしませんが、ニットか本革かどちらかと尋ねられたならば、やはり後者を選ぶでしょうね。

 何故ならニットの前に本革がある、つまり基準点がそうなのですから、
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自分の肌に合う品を見つけて

2020-03-23 11:00:11 | 日記
 僕は幼少期より鉛筆しか用いません。

 シャープペンシルは馴染みが無いのもそうですが、僕個人の筆圧が強いのでしょう、芯が相当の頻度で折れてしまい、僕にとっては最適な道具ではないのです。

 僕は小学生時代から両親、教師のいずれからも

 「字を丁寧に書きなさい」
 「ゆっくりでいいから。止め、はね、に気を付けて」

 と指摘され続けました。

 僕は確かに字を書くのは早いほうですが、同時に当時の鉛筆が2Bという、比較的濃い物を使用していたために、筆圧が強い僕にとっては更に読みにくい形になってしまったようです。

 ですから今はトンボ鉛筆、三菱鉛筆など銘柄に関係なく「H」を用いることで、鮮明な文字を書くようにしていまs。

 難しいのは漢字検定試験や英語検定など、自分で資格試験を申し込んだ際です。

 英語検定はマークシート、と言う点もありますが、注意項目として鉛筆の濃さをBや2Bといった採点のしやすい形にしないといけないのです。

 ですから試験から逆算して僕は鉛筆を買い足し、自分に合う長さまで使用することで試験当日の違和感を無くすようにしています。

 フランス代表やドイツ代表がそうでしたね。

 フランスは現在ナイキと契約中ですが、アディダスの際は個人契約よりも代表契約が優先され、招集選手は皆アディダスを履いていました。

 それはプラティニの時代も同様で、ユヴェントスではパトリック、代表ではアディダスだったのはそのためです。

 1998年ワールドカップ、招集濃厚とされていたミランのイブー、つまりイブラヒム・バが落選したのは、彼が個人で愛用するナイキを代表でも使用したい希望があったため、と囁かれたものですが実際はわかりません。

 それだけ自分の肌にあう道具、用具を見つけた際の喜びは大きいものです。
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