塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

親心というしごく厄介な存在

2020-03-20 20:09:26 | 日記
 僕は本当に小心者ですが、両親も同様かもしれません。

 僕が大学を卒業し、初めての勤務先を半年で退職したために、再度仕事探しをするようになった時期があります。

 当時は現在のようにインターネットやスマートフォンで仕事を探すことができないため、篠ノ井職業安定所を軸に様々な情報を得るために行動したものです。

 資料を持ち帰り、賃金や休日、通勤方法などを両親に確認してもらっても、その反応の多くが

 「お前にこんな仕事できるだか」
 「この場所、家から遠いな、台風や降雪の場合でかけられないぞ」
 「これはやめた方が良いな」

 と、基本マイナスの事しか言われません。

 僕はただ、ただ

 「自分が気になるところを受験したらいいじゃないか」
 「落選しても、応募した意義はあるさ」

 と言ってもらいたいだけなんですけどね。

 サッカーの世界でも、とにかくこの「マザー・ストップ」という心理現象は、スカウトからすれば相当手ごわいようです。

 僕の場合もそうですが、面接は愚か履歴書も書いていない、ただ、相談の段階ですら「ストップ」がかかる、つまり

 「子供の可能性を親が信じることができない」
 「赤の他人様の意見も信じられない」

 形なわけです。

 確かにプロサッカー、特にJリーグがすぐに若年層が解雇される印象が強いですし、怪我と病気は否定できません。

 でも勤務の形になっても左遷、転勤、交通事故などに遭遇可能性はこれまた否定はできないんですよね。

 僕の母は僕と弟に

 「親だから言うだ」

 と言いますが、その言葉が果たして責任を伴ったものなのか、単純に自分の視野で子供の可能性を確実に狭めているかどうか。

 これはどの家庭でも顧みる必要があると感じますね。
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ヒューゴボス、あの著名人と契約を締結

2020-03-20 19:49:50 | 日記
 WEB版レイクによると、LAエンゼルス・オブ・アナハイム所属の大谷翔平選手が、ヒューゴ・ボスと契約したとあります。

 ヒューゴ・ボスはドイツ代表、インテルやスパーズなど欧州の名門クラブに公式スーツを提供する、欧州屈指のブランドの一つです。

 大谷選手と契約した背景には

 1・北米市場でサッカーが盛り上がっている現在の機運を逃がさない事
 2・アジア市場の中でも日本を意識している
 3・サッカーに強いという概念を、良い意味で覆すこと

 を念頭に置いているように思えます。

 通常、ドイツというと文房具や車のブランドはすぐに連想できますが、服飾に関してはイタリア、英国、フランスほどではない印象を受けます。

 ただ、ヒューゴボスの他に

 ジル・サンダーという著名デザイナーの故郷
 アディダスとプーマがポルシェと共に開発する靴「ポルシェ・デザイン」
 モンブランは財布や鞄など、服飾も展開

 というように、ドイツにはドイツの美意識があるわけです。

 欧州選手権は2020年から2021年に繰り越す形で開催が決定したようです。

 ドイツは常に欧州を飛び越え、世界のサッカーで常に中軸であり続けましたが、この延期は彼らにどのような影響を与えるでしょうか。

 カイ・ハベルツやティモ・ベルナーのような、素晴らしい逸材がAキャツプを積む時間が出来たと好意的に捉えるべきでしょうか。

 ユリアン・ドラクスラーなど、世論的に1・5軍との指摘があったものの、2017年のコンフェデ杯は鮮やかに優勝しましたが、その為気が緩んだのか、ワールドカップはさっぱりの結果でした。

 この苦い教訓があるからこそ、仮に1年延期でも最善の準備を尽くそうと、指揮官レーブは考えているに違いありません。
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隣の芝生は青いだろうか

2020-03-20 19:22:46 | 日記
 「隣の芝生は青い」という表現は、実生活だけでなくサッカーにも当てはまる気がします。

 例えば選手が大切な商売道具であるスパイクの契約先を変更する際は、様々なことを吟味するはずです。

 契約年数や報酬、自分のブランドの中におけつ立ち位置などがそうですね。

 一方で自分が今の契約先から支給されているスパイクに満足していても、同僚や対戦相手が愛用しているスパイクがまぶしく見える、つまり自身の愛用品が色あせたように感じる。

 この心情が大きいように思います。

 例えばナイキは廃盤になったマジスタでミッドカットを提唱し、ファントムビジョン、ハイパーベノムなど、その時代に応じたデザイン、機能を投入することで大きな利益を得てきました。

 これらは他のブランドの愛用者から見ても、凄く魅力的だったと想像します。

 他のブランドにも特徴はありますが、ブランドが推進力を保つことの要因として

 1・常に消費者を魅了する商品を開発する
 2・その品を適正価格で販売する

 事は不可欠です。

 長谷川唯がミズノからアディダスに移籍を決断したことは、大きな驚きでした。

 この背景には想像にすぎませんが

 1・ミズノは現状、ニットスパイクを商品化していない
 2・アディダスには本革、ニット、プレデターの復刻、限定流通だがグリッチなど、ミズノようりも豊富な商品構成を誇る
 3・アディダスの方が市場占有率が高い

 など、様々な視点から契約を見つめたのではないでしょうか。

 勿論ナイキから他のブランドに移籍する例はありますし、アディダスやプーマも同様です。

 だからこそ中村俊輔がアディダスと生涯契約を得ていることは、直に凄い事だと実感するわけです。

 それは契約の内容よりも、アディダスが彼に常に革新を約束していることで成立しているためです。
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