塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

情熱という指揮官にとってのガソリン

2020-03-21 20:44:55 | 日記
 先日の事ですが、以前在籍の部署で作業して以来、およそ1年半ぶりにその業務を行うことになりました。

 久々の出来事で緊張しましたね。

 土台がありますからおおまかな流れは掴んでいたのですが、細部でどうやったかなあと振り返ることがあり、サッカーではありませんがオートマティズムのありがたさを感じた次第です。

 ケニー・ダルグリッシュが今も昔も

 「リバプール最大の英雄」

 であることは間違いありません。

 恐らくジェラードですら、熱心なファンからしても「キング・ケニー」と同列では語れないと思います。

 ですから彼が2011年、10季ぶりに監督業に復帰する、しかも敬愛される存在としてリバプールに戻る、決断をしたときアンフィールドには不安と喝采、二つの反応が巻き起こりました。

 かつてない速さで流れる現代サッカー。

 つまり、キング・ケニーと讃えられる彼ですら、低迷するリバプールを上昇させることができない可能性がある。

 従ってファンは、愛するクラブのために愛してやまないダルグリッシュに批判する可能性が生じたことに、戸惑いを見せた格好です。

 楽観するファンは彼ならうまくいくと考えたようですが。

 結論から言えばダルグリッシュが手掛けた前線の補強の中、スアレスは素晴らしい存在になりましたが、アンディ・キャロルがかみ合うことはありませんでした。

 それでも凄いのは10季という長い年月を経ても、ダルグリッシュのサッカー、リバプールへの情熱、愛情が全く途切れていなかった点です。

 今リバプールはユルゲン・クロップと言う正解をようやく見つけ

 誰よりも情熱を見せる指揮官
 その指揮官と共に、30季ぶりの国内優勝が目前

 と言うところまでたどり着きました。

 それだけ集中力を維持できることは素晴らしい出来事ですよね。
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ロナウジーニョが逮捕された際の感想

2020-03-21 20:29:58 | 日記
 ロナウジーニョがパラグアイで偽造パスポート所持のため、逮捕された一報は世間を大きく騒がせました。

 僕の推測ですけれども、ワールドカップ2002で優勝し、名声だけでなく多くのお金を稼いだ彼のもとには、お金をだまし取ろうと多くの輩が近づいたのではないでしょうか。

 彼らの目的は、名手ロナウジーニョ、引退してもサッカーを片時も忘れないブラジル代表のエースではなく

 「金持ちのロナウジーニョ」
 「名声と遊び好きのロナウジーニョ」

 と近づきになりたい。

 つまり、彼を金銭目的として捉えていなかったように思えます。

 彼はクラブ・ワールドカップの優勝はなりませんでしたが、アトレチコMGでコパ・リベルタドーレス、バルセロナでチャンピオンズ・リーグを勝ち得た、素晴らしい足跡を残しています。

 グレミオとのいさかいにより、もはやブラジル国内でもサンパウロやブラジリアでは歓待されても、故郷のポルトアレグレにはもう帰る術が無いように見えます。

 グレミオの熱心なファンならば

 「自業自得の話だよ」
 「いい気味だね、俺たちを馬鹿にした罪だ」

 と捉えているのかもしれません。

 ただ、現役の選手も交通違反をはじめ警察の厄介になることが多い昨今、改めて選手の人間性を高める学びの場が必要ではないでしょうか。

 今はクラブはアカデミーをしっかりと手掛ける機会が増えましたが、それは騙されない事もそうですが、道を踏み外さないで欲しいという願いもありますよね。
 
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3月は別れの時期でもあります

2020-03-21 20:16:05 | 日記
 信濃毎日新聞では今の時期、教職員の人事異動が案内されます。

 僕の勤務先でもそうですが、お餞別を渡される方もいれば、暖かい言葉を投げかけられる方もいます。

 僕は葬儀の際に、その人物が備えていた人望が露わになると思いますが、3月という時期も同様の形が見えています。

 僕のように人望が無いと、隅っこの方で小さくなっている形になりますし、塚田さんと出会えてよかった、と言われた例は無いように記憶しています。

 バルセロナが来季の新監督にアル・サッドで研鑽を積んでいるシャビ・エルナンデスを第一候補に考えていると囁かれています。

 アビダルSDが今冬カタールに向けて旅立ったのは、クラブの英雄に監督就任要請のため、と指摘されましたから、最終的にはシャビはバルセロナに帰還することは、グアルディオラと同様に皆が望む話です。

 バルセロナが彼とイニエスタの別れを皆が惜しんだ一方、レアル・マドリードは

 ラウル 退団後シャルケや移籍
 グティ 退団後フェネルバフチェへ移籍
 カシジャス 退団後ポルトへ移籍

 という生え抜き3選手を、実にドライに扱った印象を受けます。

 間違ってはならないのは、バルセロナも中心人物全てにシャビ退団時のような、真心こめた会見を行ってきたわけでありません。

 メッシが引退するときは、誠心誠意感謝を込めた場を設けるはずですが、レアルはロナウドのユヴェントス移籍もどこか

 「お好きにしなさい」

 という感覚だったかもしれません。

 モウリーニョと意見の相違があったには間違いないのでしょうが、あれだけの貢献を果たしてきた選手をドライに扱う、それはカシジャスへの敬意がまるで足りないと、当然のように批判が起こりました。

 「面子を気にすることで開いた会見」をクラブが用意したことは、むしろカシジャスの心に大きな痛手を与えたようにさえ感じます。

 
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