塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

田村優と中村俊輔がキック対決

2020-03-14 20:57:09 | 日記
 トップリーグ・キャノン所属の田村優
 J1横浜FC所属の中村俊輔

 ラグビーとサッカーの世界で素晴らしいキックを披露している両選手が、競技の枠を超えて正確さを争う姿が見られました。

 TBS系列で放送中の「炎に体育会テレビ」の中で、両選手の対戦が見られたわけですが、キックの角度や風の強さ、光の加減など正確にける要素は技術以外にも多々あります。

 よく大リーガーがデイ・ゲームの際に陽射しで落球しないように、瞼の下を黒く塗る習慣がありますが、これからの季節は陽射しの強さが目に沁みます。

 また、今日は全国的に肌寒く、千曲市は久々に降雪がありました。

 このような天候におけるピッチ条件も、キックにた多分な影響を与えているに違いありません。

 ラグビーではトライ後のコンバーション・キックが2点、ペナルティ・ゴールが3点とトライの5点には及びませんが、決め続けることが対戦相手に大きな心理的負荷を与えます。

 サッカーでは鮮やかなFKもPKも、1点という形はかわりませんが、観客が固唾をのむという点では常に緊張します。

 この対決の映像に、現在神戸製鋼に在籍するダン・カーターの、摩訶不思議なキックが見れました。

 あのゴールを見て僕は

 1997年ブラジル代表ロベルト・カルロス
 対フランス戦で魅せた、常識では考えられない軌道のフリーキック

 を思い出しました。

 あのキックは研究者をおおいに刺激させたものですが、ラグビー、サッカー問わずキックが奏でる放物線は、それだけ魅力的なのでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の居場所は何なのか

2020-03-14 14:53:58 | 日記
 人間にとって一番気がかりな事は何でしょうか。

 病気にならないこと、交通事故に遭遇しないこと、自然災害が起きないこと様々ありますよね。

 中には報酬と答える方もいるでしょうし、高い報酬によって得られる権力や富と考える方もいると思います。

 西洋人は最高の贅沢をひなたぼっこと「かつては」考えていました。

 でも、今は祖国がワールドカップで優勝すること、クラブがチャンピオンズ・リーグで優勝すること、降格しないことなども大きな気がかりとなって押し寄せます。

 僕個人の気がかりなことは、未婚の事でも報酬が少ない事でもなく

 「果たして居場所はあるのだろうか」
 「役立たずと思われているに違いない」

 と思うこと、簡単に言えば僕に「生きていて良いと理由はあるのだろうか」と言う物です。

 これが人類が誕生した瞬間から発生したテーゼであり、言い換えれば居場所となり、生存理由があいまい、もしくは喪失してしまうと

 麻薬や覚せい剤、アルコールの誘惑に負けてしまう
 自分より弱い立場を標的に乱暴を働く
 戦争を通じての領土拡大

 になると感じます。

 ワールド・サッカーダイジェスト2019年11月21号の89ページ、東欧のコラムにおいて

 「16歳でバルサを離れるという選択」

 スペイン・アンダー21代表 ダニ・オルモの素性が垣間見えます。

 この文章を読むと、彼自身が成長のために「意図的に」バルセロナを離れ、クロアチアのディナモ・ザグレブに移籍した経緯はわかります。

 「ダニ、ナンセンスな事はやめろ」
 「すぐに戻ってこい、次の練習は月曜の朝10時からだ」

 というコーチに談話も掲載されていますが、ダニ・オルモにとって今自分の「居場所」は、バルセロナの地ではなく「ザグレブ」だったのでしょう。

 彼は18-19シーズンのリーグMVPに輝きます。

 それでもなお、彼はザグレブという現在の居場所を離れ、別の居場所を探す形になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンブロ、新作のアクセレレイターを柴崎岳へ提供

2020-03-14 11:06:42 | 日記
 アンブロが柴崎岳に提供するアクセレレイター。

 「コーヘイズ・ブログ」によれば、アクセレレイターは配給元のデサントが企画する品で、インターナショナルで流通しているものでは無いようです。

 アンブロの靴と言えば「メドウーサ」「ベローチタ」が浮かびますが、逆にこの国際版が日本で流通はしていない模様です。

 このブログでも

 「コンバース・ジャパンと米国コンバースの流通経路」
 「コンバース・ジャパンは伊藤忠が資本を出資し」

 というお話を幾度かしています。

 日本流通のアンブロも、コンバースと同じ側面があるような形ですかね。

 この背景にはアンブロの契約選手にもある気がします。

 例えばミズノは

 1・川崎の家長、中村に代表されるモレリア愛用者
 2・ボラフォゴの本田、サンプドリアの吉田に代表されるレビュラ愛用者

 というように、選手が履くスパイクを選手の特性に分別して支給しています。

 ガンバの遠藤もアクセレレイターを愛用しているはずですが、版権の問題もあるのでしょうけれども、単純にインターナショナル版が日本の契約選手にフィットしない。

 という側面もある。

 と勝手に推測します。

 アンブロは現在、ヴェルダー・ブレーメンやPSV,エバートンなど欧州クラブの幾つかをサポートし、レプリカジャージは日本でも入手できますね。

 ただ、スパイクに関してはデサントがその独自性の下、開発しているのであれば、デサントの企画力は凄いという形が見えてきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コダックが輝いていた時代

2020-03-14 10:42:02 | 日記
 ダイヤモンド社より刊行されている「1兆ドルコーチ」によると、世界で初めてデジタル・カメラを発明したのは、コダックになります。

 コダックが世界初のデジタルカメラを発明したのは1975年
 同社のエンジニアであるスティーブ・サットンによるもの
 しかし同社はデジタルの波に乗り損ね、2012年に破産申請

 と111ページに注意書きがあります。
 
 なるほど、この事例から見ても先駆者が先駆者であり続けることの難しさがわかりますし、Jリーグがよりデジタルの波に寄り添う事業を手掛ける理由も見えてきます。

 若い世代はJリーグに野球と同様「オールスター」があったことを、知る機会は少ないでしょうね。

 コダックはその、Jリーグのオールスターゲームのスポンサーだったと記憶しています。

 オールスターは専用ジャージが作られるなど、あるシーズンまではそれなりの興行として成立していましたが、今はもうその面影を見ることはできません。

 野球と同様にオールスターは

 普段は敵同士の選手が味方となり、ハーモニーを見せてくれる
 勝ち点3を得るという緊張感よりも、観客が楽しむプレイが重要視される

 という、即興が許されるものでした。

 オールスタージャージではブランドにル・コックが起用された時期があったと思います。

 そのル・コックも日本市場でサッカー用品は流通しておらず、果たして時代の波とは何だろうと、考えざるを得ません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする