塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

野球もサッカーもヴィンテージは根強い人気があります

2020-03-11 17:55:59 | 日記
 世の中には酔狂な方がいますね。

 専門サイト「キングギア」において、西ドイツ製のアディダス、マラドーナが愛用したプーマについて、所持品と共に解説し大きな反響を得ている小西博昭氏。

 今、氏のコラムを読んだのですが、それはスパイクに関する記事ではなく

 「オールド・ミズノのグラブ」

 についてでした。

 長野パルセイロもファングッズの中にベースボール・シャツをラインアップしているように、ベースボール・シャツはファッションアイテムとして根強い人気があります。

 スタジャン (スタジアム・ジャケットは和製英語で米国ではアワード・ジャケット)
 大リーグのチーム名が入ったサテン・ジャンパー(マジェスティックやスターターなどが製造)

 も、90年代のアメスポ・ファッション(アメリカ4大リーグの公式グッズを日本でも楽しもうという企画)で、すぐに認知されました。

 小西さんがヤフー・オークションに出品された、デッドストックのミズノ製グラブ(当時は美津濃)の画像を公開しているのですが、読みながら苦笑してしまいました。

 西ドイツ製のサッカースパイクに精通している人間が、オールド・ミズノにも精通しているのか

 用具の世界と言うのは、それだけ深淵と言うことなのでしょ

 ただ、このコラムを読んで僕のミズノ初体験がわかりました。

 僕も幼少期、父に初めて買ってもらったグローブは、この写真に掲載ている「赤カップ」と呼ばれる、優勝トロフィーが刺しゅうされていたと、今脳裏に蘇ったためです。

 父からしても相当な高額品だったに違いないのでしょうが、何故息子とはいえ未経験者にこんな高い品を買い与えたのか、聞くにきけませんね。

 ただ、ベースボールシャツの市場は形成されていますが、オールドグラブの市場は形成されていないと思うので、野球好きからすれば凄い事だとは思います。
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おまけが主役を超える時

2020-03-11 17:37:30 | 日記
 僕が高校生の時、華々しく開幕したJリーグ。

 カルビーも「Jリーグ・チップス」を販売することで、売上を大きく伸ばしました。

 このオマケカードの歴史は古く、仮面ライダーやプロ野球などの先鞭があったからこそ、Jリーグでも大きな支持を集めた形になります。

 むしろ、お菓子は食べてしまえばお仕舞ですが、レアカードが仮に当たれば、宝くじではありませんが一攫千金の可能性すらあります。

 映画「シャレード」は、一攫千金の中身が価値ある切手でしたが、米国では古い野球カードはいつの時代も愛好家がいます。

 この「おまけ」が素晴らしい効果を発揮したのがインテルでした。

 現在は副会長を務めるハビエル・サネッティ。

 カピターノ(主将)と呼ばれる前は「トラットーレ」、イタリア語でトラックを意味します。

 つかりその頑健な体つきと90分休むことなくアップダウンする姿は、常にインテリスタから支持されたものでした。

 しかし、古いインテルファンは彼が「おまけ」の形でバンフィールドから移籍したことを覚えていると思います。

 実はサネッティと同じ時期にインテルはアルゼンチン代表FWのランベルを獲得し、サネッティの獲得は彼が無名ということもあり、実に目立たなかったのです。

 ランベルはインテル入団時から既にその将来性を買われており、90年代以降脆弱なままのFWを活性化させてくれるに違いないと、周囲から思われていたのです。

 デニス・ベルカンプ オランダ代表
 サルバトーレ・スキラッチ イタリア代表
 ダルコ・パンチェフ マケドニア代表
 ルベン・ソサ ウルグアイ代表

 と90年代前半のインテルには、各国代表が顔をそろえるも満足な形を残したのはソサのみで、1989年のスクデット時のコンビ、アルド・セレナとラモン・ディアスのような名コンビには至りませんでした。

 インテルは1990年にユルゲン・クリンスマンを獲得しますが、彼とセレナは思うようなアイコンタクトが出来なかったのです。

 結果的に言えば、サネッティは常にインテルの主役であり続け、ランベルは周囲の喧噪にも悩まされたのでしょう、すぐにリーガのレアル・サラゴサへと移籍します。

 インテルとサネッティの愛情は今でも続きますが、おまけとしての存在を覆した格好の事例と言えます。
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サッカーでも実生活でもコストはかかります

2020-03-11 17:27:09 | 日記
 サッカーでも実生活でも「コスト」は気になるものです。

 例えば肌着。

 千曲市から長野市周辺の店舗で、僕が欲しい、いいなあと思う品ぞろえは東急百貨店になります。

 東急ではホーズ、カジュアル・ソックスの両方が陳列していますし、肌着もエジプト綿を用いたものから、ブルックス・ブラザース、ラルフ・ローレン、エポカなど多くの銘柄が購入可能です。

 しかし、商品自体の価格、千曲市から長野市まで出かける時間、これらをコストとしてまとめるならば、やはり近間で何とかならないか、と言う形になります。

 僕個人の肌着購入方法としては

 1・ベイシア更埴店で販売されている、日本製ボディ・ワイルドを2割引きで買う(ベイシアは常に2割引きなのです)
 2・同じくベイシア更埴店で、「見切り」になった日本製ボディ・ワイルドを買う(先日、4着購入しました)
 3・同じくベイシアでネクストラ・コットンを用いたTシャツを買う(今日も一着購入しました)
 4・同じくベイシアで販売中の、BVDの日本製Tシャツを購入予定(これも常に2割引き)

 他にはしまむら系列のジーパン店「アベイル」でも、ボディワイルドが売られており、セールで購入も可能です。

 しまむらには、「ホーズ」ではない仕事用の靴下が素晴らしい出来栄えで並んでいますが、これがホーズならば何足でも購入するのに、といつも思います。

 ちなみにネクストラ・コットンは、エジプト綿と比較してもその着心地は劣らないというのが実感です。

 ユヴェントスがロナウドを獲得した際も

 「彼が名手であることに間違いはないが、442億円は妥当なのか」
 「ユヴェントスは賭けに出たな」

 という意見が多かったですよね。

 ジョアン・フェリックスがベンフィカからアトレティコに移籍する際も、アトレティコ側は報酬を含む様々なコストを考えたに違いありません。

 バルセロナは近年、カンテラの若手を放出する一方で、外部から積極的に選手を獲得しましたが、仮にアンティ・ファティに動揺の事が起きれば、ファンの落胆は相当だと思います。

 むしろ、ウスマヌ・デンベレは自分に向けられている冷たい視線をどう挽回するのか、そちらの方が重要なのかもしれませんが。
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