塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーと他競技の垣根を超えて

2016-08-15 16:09:23 | 日記
 バッシュの世界では衝撃吸収と足首の保護が常にデザインの一部にあります。

 コンバースがバックジャムやバックジャム2で、ナイキがエア・レイドでストラップを用いたのは、よりフィッティングを高めるため、そして足首を保護するためです。

 また、選手が着地した際に脚全体にかかる負担を減らすために、各社はこぞって衝撃吸収を発展させてきました。

 ナイキ エアとショックス
 コンバース エナジーウエーブ、リアクト、ヘリウム
 リーボック DMX、ヘクサライト 

 他にもアヴィアのカンチレバーソール、フィラの2Aなどその衝撃吸収の技術は各社それぞれでしたが、自慢の技術で選手を支えるという方針はいずれも変わりません。

 サッカーの世界でも、ナイキがマジスタを発表して以降

 「ミドルカット」

 という概念が生まれ、選手の足首のかかる負担を軽減するようになりました。

 さすがにストラップの類が付けられることはないでしょうが、試合数が多く、国際試合での移動で消耗する選手にとって、スパイクは商売道具以上の大きな価値を持ちます。

 ナイキ、アディダスのような総合ブランドは、陸上にバスケット、サッカーと多くの人材を支援していますから、今後は競技の枠を超えた機能、デザインで五輪やワールドカップに挑む。

 そんな気がします。

 当然そこには有能な選手の獲得と、大規模な販促が求められるのでしょうが。
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子育てとお金について想像してみる

2016-08-15 09:10:39 | 日記
 日本は少子化と言われます。

 ではどうして少子化かと言えば簡単ですよね。

 子育てには金がかかりすぎる、つまり自分のためにお金を使いたくても使えない、ならば子供はいらない、そう考えるのは当然ではないでしょうか?

 男性誌ではしばしば靴特集を組みますが、ジョンロブやオールデンは別としても、3万円から4万円でかえるリーガルやスコッチグレインですら、高嶺の花と考える方は多いと思います。

 母親(妻)からすれば

 学費や医療費を考えれば、そんな物(靴や背広)にお金をかけないで
 レジャーや授業参観など、子供を最優先にしてよ

 と思うのでしょう。

 だって今はランドセルに6万円費やすのは当然と言えますが、一方でこれだけの予算があれば、相当高品質の靴や背広が買えますよ。

 ランドセルは6年ですが、6万円の靴ならば、入念な手入れとソールの交換でその倍以上は間違いなく愛用できるのに、世の女性はもっと夫のことを考えてやれよと感じます。

 だってそのレジャー費や教育費の大半は、夫の給料から賄われているのでしょう。

 ならば夫が会社で働きやすい、地位に見合う衣類、鞄、靴を着用しなければ、取引先や同僚が恥をかくだけですよ。

 サッカーで各国代表が一流のデザイナーに公式スーツを発注するのは、威厳とたたずまいがどれだけ大切かを理解しているためです。

 子育てにお金がかかるのならば、各家庭に配られるであろう補助金を、子供向けではなく、親向けにした方がどれだけ助かるかと僕なら思いますけどね。

 お金もかかるが子供は面倒だと考える風潮がありますが、部分的にその側面はあります。

 スタジアムで子供が病気や迷子になれば、スタッフの方は自分の仕事を捨てて、その業務にかかわらねばなりません。

 サッカーにおけるスタジアムの保全は、ファン、スタッフ、ボランティアのいずれも欠けては成立しませんが、運営側の方が圧倒的に数が少ないのですから、両親、祖父母の監督責任は重大です。

 お金の問題、子供と親のマナーの問題を周囲が考えることは当然ですが、同時に各家庭がよくよく吟味することも大切ではあるのですが。
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サッカーにおける差別化の具体例

2016-08-15 09:01:44 | 日記
 今年の中頃、贔屓にしていた靴屋が諸事情で閉店し、備品の購入が難しくなりました。

 特にその店舗で扱っていたミンクオイルが、長野市内のどこを探しても見つからず、致し方ないので別の銘柄で我慢しようか、と考えていたのです。

 すると、立ち寄った洋服屋の方が

 「実はこのサンダル、この夏凄く売れたんです。全国規模で」
 「バイヤーがどこを探しても見つからない人気品でした」
 「そこで、とあるバイヤーが目線を変えて、スポーツ店に出かけたところ、ものすごく数が揃っていて、ウハウハだったんですよ」

 つまり、スポーツ店であれば、革製品ようのオイルがあるかもしれませんよ、というわけです。

 ここで思い出したのが、1990年代のナイキ人気でした。

 サッカー好き、服好きにとってナイキは大変な人気です。

 彼らが新作スパイク、各国代表ジャージを披露する際は、各国から記者があつまりますよね。

 ナイキ人気は90年代より前から起きており、原宿にある古着の老舗、マービンズのオーナーである半沢さんは、ナイキに夢中になった1980年代から、スポーツ店巡りをしていた、と語っています。

 デッドストックというのは、簡単に言えば

 「在庫の山」
 「これが売れれば最高に嬉しい」

 というもので、当時から視点を変えることは、他者との差別化にはもってこい、だったわけです。

 サッカーで言えばペルージャがそうですよね。

 日本、韓国、中国と東アジアに目を向け、セルジュ・コスミのような無名の指揮官を招聘して給料を抑える。

 それでもセリエA残留ができているうちは良かったのですが、最後はうまく立ち回ることができませんでした。

 でも、彼らがアジア各国に注目したことは、間違いなく恰好の差別化だったと言えます。
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ブランドがロゴを変更するという事実

2016-08-15 00:17:04 | 日記
 カッパと言えばイタリアを代表するスポーツ・ブランドであり、過去にはバルサ、ユヴェントス、アズーリなど多くのクラブと代表を支援してきました。

 先日「K」というアルファベットがサイドに刻印された靴をみかけたのですが、どうやらこのデザインはカッパのようなのです。

 カッパと言えば、男女が背合わせになった「ヒューマンロゴ」、もしくは「Kappa」というブランド・ロゴが知られていますが、何かしらブランド・ロゴをリニューアルしたのでしょうか。

 「K」が入ったデザインと言えば、スペインのケルメが有名です。

 彼らの場合はアルファベットは逆にしたデザインが有名で、過去このデザインのスパイクの愛用者には、チリ代表として活躍したイヴァン・サモラノが知られています。

 ブランドがロゴをリニューアルすること。

 これは未来に向けての強い意志だけでなく、過去の歩みを脇に追いやる、そんな印象を受けます。

 カッパは日本市場でアントラーズの小笠原と共に歩み、彼の履く「ガウディ」はきめ細かい日本製でしたね。

 小笠原は現在、ニューバランスと契約しており、Jクラブでカッパを愛用する選手は正直思い浮かびません。

 僕は過去、オセール、グレミオとカッパがサポートするクラブのジャージを購入したことがありますが、そのジャージらしからぬデザインは、すごくこだわりがあると感じたものです。

 もしカッパがブランド・ロゴを変更、もしくは追加したのであれば。

 今後の展開が楽しみです。
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仲たがいが周囲に与える影響

2016-08-15 00:07:32 | 日記
 スマップの解散報道は、リオ五輪の話題を脇に追いやるほど、熱を帯びています。

 光ゲンジが解散したときも同様でしたが、個性と個性がぶつかり合うことで、ものすごく大きな作品が生まれる一方で、一度仲たがいが始まってしまうと、そう簡単に元通りにはならない。

 ということでしょうか。

 僕もそうですが、ひとりで時間を有効に使いたいと思う人間が、自我を殺して集団で生活することは、ストレスを感じて当然でしょうしね。

 日本代表もそうですが、多くの合宿で時間を共有することで、外見だけでは知ることが出来なかった内面の豊かさ、趣味や好みを把握することで、距離感が縮小することは確かでしょう。

 しかし、仲たがいした人間が存在すれば、その悪い影響力は周囲に伝播してしまいます。

 アヤックス時代、イブラヒモビッチがファンデルファールととの折り合いが悪かったことは有名です。

 一方でインテル、パリ時代にはいつも

 「マクスウエルのとの友情は特別だ」

 と語ったように、義理堅い部分も存在します。

 彼が今回ユナイテッドに移籍したのも

 「モウリーニョとはインテルで1年だけの付き合いだったが、何時も尊重していた」
 「彼は勝利のためなら何もかも犠牲にできる」

 と、指揮官の力量を尊重しているためです。

 逆に言えばイブラが、シーズン半ばまでは友好状態にあったグアルディオラとの関係が困難になり、指揮官にたてつく姿勢が見受けられた、青のような形に今季陥れば。

 ユナイテッドのドレッシング・ルームはひどく大きな混乱に陥る。

 そんな気がします。
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