塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

なんちゃって本革の商品を買ってみて

2016-08-12 00:23:57 | 日記
 僕が使っている財布は長財布でして、革はフランスのタンナー「アノネイ社」がなめしたものです。

 たまたまセールコーナーで見つけて購入し、以来3,4年程度愛用していますが、今はコードバンに代表される比較の供給が難しく、革製品を扱う企業は大変だと思います。

 革をなめすことは古来から人間が行ってきた代物ですが、今は農耕馬や家畜と呼ばれるものが基本存在しませんし、動物保護の観点もあるためです。

 パラメヒコやモレリアのように、本革で履いているうちに自分の脚型に馴染んでゆく感覚は、選手にとって凄く良い気持ちでしょう。

 一方で革が値上がりすることが既定路線であるならば、ブランドとしては何か手を打つ必要も出てくるでしょう。

 僕は昨日、革に見えるが実は紙素材、という文庫カバーを540円で購入しました。

 見た目は革そのものであり、すぐに破れてしまうような気配は全くない上に、色彩も紺、赤、マスタードなど幅広く展開していることが魅力でした。

 こうして考えますと、企業が本革ではなくニット素材は合皮で靴を作るのも当然のように感じます。

 一方で現状の合皮素材は

 1・発売、廃盤、新デザインのサイクルが短すぎる
 2・従って同じ物が入手しにくい
 3・デザインが派手すぎる

 というマイナス面がでてきてしまいがちです。

 ブランドがタンナーと呼ばれる、革の鞣し業者と専属契約をむすぶことは可能なのでしょうが、それにも費用がかかりますよね。

 案外将来、本革の靴を履くことは無くなっているかもしれません。
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本業から他分野に進出すること

2016-08-12 00:08:14 | 日記
 幻灯舎が刊行している男性誌「ゲーテ」
 
 その2016年5月号に、ヴァイド・ハリルホジッチ日本代表監督のインタビューが掲載されています。

 僕は所有していませんが、朝日新聞社の「アエラ・スタイルマガジン」にも監督は登場しましたし、キング・カズがスーツを選ぶ場面が特集されていた号があったはずです。

 サッカー選手が服装や身だしなみを語る事は、サッカーを語る以外の範疇でも特集される良い出来事ではないでしょうか。

 マスメディアが特集するということは

 「スタイリッシュである」
 「時の顔である」

 事に繋がるためです。

 ハリルホジッチ監督はパリでの暮らしが長いですからタイユール(英語で言うテーラー、仕立て屋という意味ですね)や身だしなみに関する知識もあるはずですし、ダンヒルのカッターもやりがいがある相手だと思います。

 他分野に進出することは、当然批判につながりかねません。

 本業をおろそかにしている
 練習に励んだ方が良い

 という声も出てくるでしょう。

 一方で自分の見識を広げるには、他分野で活躍することも大きなメリットになります。

 歌手の方がラジオや俳優に関心を示すことも、自身の成長につながると認識しているためでしょうし、そこでのファンがコンサートに集う、という相乗効果もあるのかもしれません。
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