塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ドイツ、その強さの中身とは

2016-06-30 01:27:43 | 日記
 ドイツ代表FWマリオ・ゴメス。

 シュットガルトで頭角を現し、その後バイエルンに移籍。ドイツ最大の名門に在籍したのちはフィオレンティーナに移籍するも思うようにはならず、現在はベシクタシュにいます。

 ドイツ代表はほかにもルーカス・ポドルスキのように

 「傍から見ると、移籍で躓いた選手」
 「過去の名声で選出されたと感じられる選手」

 がいますが、指揮官レーブはその声に耳を貸しませんでした。

 こうした、戦術と選手選考の見直しが、世界王者の躍進を支えていると感じるのは、僕だけではないでしょう。

 「すでにゲッツェには、移籍を薦めたよ」

 とバイエルン首脳陣が公言したように、ブラジル・ワールドカップの英雄でさえクラブでは安泰ではありません。

 しかしレーブはゲッツェを信頼していることを、プレイタイムという形で表現している、これは凄くありがたい事でしょうね。

 一方で戦術に合致しないという形で、レヴァークーゼンのキースリングを蚊帳の外に置き、ケヴィン・クラニーの無断帰宅を最後まで許すことのなかった信念が、レーブにはあります。

 こうした厳格さと懐柔策、僕たちはこの形を

 「アメとムチ」

 と呼びますが、ドイツはレーブとの契約をどうするつもりでしょうか。

 レーブは2006年ワールドカップでクリンスマンを補佐して以降、既に10年近く代表と行動しています。

 優勝すれば当然慰留するでしょうが、クロップにしてもトッヘルにしてもクラブの契約下にありますから、この夏、ドイツサッカー協会は難しい選択を迫られるのでしょうか。
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