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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

盛り返してきたアンブロの現在

2016-03-25 22:46:53 | 日記
 日本代表でもアディダスとナイキの着用率は断トツで、追随するのがプーマとナイキです。

 識者の間では

 「ハーフナーの今季を考えれば、召集は妥当な結果だ」
 「だが、エイバルでプレイする乾も召集対象になるべきだよ」

 という声が挙がります。

 アシックスとすれば、乾の招集はありがたいことでしょうし、多種多様なブランドの靴が見られることは、単純に僕が好きな光景なのですが。

 さて、遠藤が代表から疎遠となる今、同じガンバの藤春がアンブロ契約選手として代表定着を狙います。

 アンブロは

 「ユーロに出場するアイルランド代表にジャージを提供」
 「ガンバの2016年モデルに、吹田スタジアムを透かしでデザイン」

 というように、最近評価を盛り返してきました。

 マイケル・オーエンやバルデラマ、アラン・シアラーが過去に愛用したスパイクを復刻するような懐古主義ではなく、あくまで

 2016年現在の技術を用いた新作で勝負

 という点がすごいと思いますね。

 かつてアンブロはイタリアでスパイクを生産するなど、その品質に定評がありますが、ナイキ買収、その買収から切り離され再出発という荒波を、うまく活用している気がします。

 ナイキ傘下の2012年には

 「テーラード・バイ・アンブロ」

 というように、母国英国の誂えスーツを意識した、シンプルで美しいデザインを生み出したように、彼らはデザイン性も高いと思います。

 日本ではFC東京も契約しましたが、力を盛り返してきた印象を受けます。
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選手は黙ってサッポロビール?

2016-03-25 01:04:06 | 日記
 「僕はまだプレミアで5得点しか奪えていない」

 代表キャップが残り一試合で「100」に到達する岡崎ですが、謙虚に代表でもクラブでも浮かれる様子はありません。

 この謙虚さも特筆ですが、ラニエリ、ハリルホジッチ両監督ともに

 「セカンド・トップでありながら、得点を奪い続けること」

 を凄く評価していると思います。

 ラニエリでなくとも、ジェイミー・ヴァーディを先発起用しない監督はいません。

 このイングランド代表FWは現在のレスター躍進の象徴であり、仮に優勝すればリーグMVPに選出されるでしょうし、ベンチに置くのは

 代表戦を終えての疲労を考慮
 カード累積により出場停止

 という、誰もが理解できる場合のもでしょう。

 昨日の日本は菱形の4-4-2の布陣であり、清武、岡崎、金崎の3選手でトライアングルを形成しましたが、第一FWとして振る舞ったのは金崎でした。

 岡崎がクラブ同様、衛星として動くことで相手最終ラインの脅威になり、最初の得点が生まれた。

 僕はそう考えています。

 よくウルグアイ代表のカバーニが

 「ウイングでの扱いはもうやめてほしい」
 「彼はイブラが移籍しない限り、PSG退団を検討する」

 と囁かれるのは、本職で勝負したいと思うためでしょうね。

 一方で岡崎は、まず監督が起用したいと思うポジションを受け入れ、そこでの活躍にまい進し、評価を高めてきました。

 この黙ってやるという、かつての

 「男は黙ってサッポロビール」

 という姿勢が、日本人選手に意識かもしれません。
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クライフの悲報に世界が揺れる

2016-03-25 01:04:06 | 日記
 クライフというのは4-3-3、もしくは3-4-3を軸に展開を考える人物として知られていました。

 ウイングが廃れた1980年代からその有効性を説き、ドイツとデンマークで顕著だった3-5-2に警告を告げていたものです。

 2010年のワールドカップ優勝時の4-2-3-1
 2014年のワールドカップ3位の5-3-2

 結果だけに捉われることなく、サッカーの根本である両翼と適格なパスとドリブルの連動を伝えるクライフの存在。

 それは歴代の代表監督だけでなく、アヤックス時代の愛弟子であるマルコ・ファンバステンでさえ距離を置くほど、影響の強いものでした。

 皮肉にもその影響力は、彼が他界する理由となったガンの告発時にも見られました。

 彼の告知後に世界中の選手から励まし、敬意の声があふれたことは、クライフという存在が

 1・今のバルセロナの土台を作っただけでなく、自分が出来たことを選手の求めた説得力
 2・たばこのリスクを避けてキャンディに切り替えるなど、潔い側面も持った

 という、注目を集め続ける存在だったということです。

 若き日のグアルディオラに背番号4を与え

 3-4-3の中核
 ストイチコフ、ロマーリオ、クーマンという個性の強い外国籍選手に劣らない存在価値

 にまで育て上げた事も、クライフの影響力を物語ります。

 僕個人は

 「代表監督のやりたいようにやらせてあげたらよいのに」
 
 と幾度も思ったものです。

 ただ、彼の批評を聞き、ああそうかと思える事が今後もうない事は、惜しいような気もします

 隣国ドイツも、クライフの死は大きな影響があるでしょうね。
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アフガニスタン代表の来日を考えて

2016-03-25 00:25:58 | 日記
 フランスとベルギーで起きたテロ事件の余波で、ジュピラー・リーグ、リーグ1の移籍劇に大きな展開はあるでしょうか。

 アンデルレヒトやクラブ・ブルージュのように、チャンピオンズ・リーグでもダークホースになり得るクラブはありますし、2003年の鈴木以降、数名の選手がプレイしてきた歴史があります。

 パリは昔から

 「花の都」

 と讃えられる都市でしたが、今後はサッカーも観光も緊迫の中で行われるのかもしれません。

 日本からすれば一神教のキリスト教とイスラム教の解釈の違いに唖然とするかもしれません。

 僕が今塩野七生三の著作「ローマ亡き後の地中海世界」を読んでいるのも、イスラムとキリストの成り立ちを学ぶことが、適切な対応につながるのではないかと感じたためです。

 アフガニスタン代表もそうですが、西「アジア」はイスラム教の国です。

 ですから、サッカーで言えば日本は常に

 「イスラムの国を意識」

 する形ですよね。

 確か川崎フロンターレがチャンピオンズ・リーグで西アジアに出向いた際、現地では

 サッカー観戦は基本男性のみが許さされる
 そのために日本人とはいえ、女性はホテルで待機

 とスタッフから指摘されるも、交渉して何とか男女関係なく観戦できた、という出来事があったはずです。

 日本人でも結婚など様々な形でイスラム教を信仰する型がいますし、難しく正解が無いような事柄ですが、皆が考えないといけません。
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