日本代表、４－４－２でアフガニスタンに勝利

　トルシエ政権の１９９８－２００２シーズンは、フラット３を崩すことがありませんでした。

　ですから基本布陣の３－４－１－２意外では３－３－２－２が用いられる程度で、戦術と布陣に選手をあてはめることで、日本代表は成立していました。

　ですから識者は

　「波戸や明神のように、突破力に秀でてはいない選手を起用しても、相手の守備陣は威嚇されないよ」
　「もうＧＫを川口か楢崎に固定して、最終ラインとのコンビネーションを確立すべきだ」

　と語ったものです。

　つまり、選手の入れ替えでしか、選手に意気軒高は成立しなかったわけです。

　先ほど終えたアフガニスタン戦、ハリルホジッチ監督は従来の４－３－３ではなく菱形の４－４－２で布陣を組みました。

　この布陣は

　フルバックがサイド攻撃の起点になる
　頂点にプレイメイカーを配置できる

　という特徴がありますが、これが監督の妥協点なのか、シリア戦は４－３－３に戻すのか注目でしょうね。

　ただ選手たちが、力の差はあるのでしょうが、無事終えて勝ち点３を得たことが最大の収穫だと感じます。

　ただ、韓国やイラン相手では、今日のようにフルバックが相手最終ラインを押し込めないでしょうし、ボールを中盤でこねくり回すしかない。

　そんな形になるのかもしれません。

　よくイングランドの北東部のクラブは

　「確かにバルサのサッカーは凄いよ」
　「でも俺たちはああしたさ、こねくり回すサッカーよりも、アーリークロスやロビングが見たいんだよ」

　と言いますよね。

　そう、日本はアフガニスタン戦にこねくり回す時間が見られましたが、最終予選で同じことをすればやはり危険です。

創意工夫で物を生み出す着眼点

　米国スポーツはドラフトという競合の下で補強を行います。

　ですから指名順位にもよりますが、意中の選手が先に指名される可能性は毎年まりますし、だからこそドラフト指名権のトレードや綿密なスカウティングが必要です。

　どんな球団でも
　
　「候補者を複数リストアップする」
　「どのポジションに新人を起用し、フリーエージェントで補うか」

　が大事になりますね。

　僕も買い逃したスマートフォン以外にも、価格や月額料金など調べてはいたのですが、ツメが甘いを言われればそれまでなのですが。

　サッカーも同様で、資金力に秀でたクラブをそうでないクラブが

　「あっと驚かす」

　には創意工夫が必要です。

　長野パルセイロは５月１５日に、ホーム南長野で福島ユナイテッドと戦いますが、有志の方が募金活動や震災以後の現状を伝えて下さると思うので、是非行きたいと考えています。

　一方で同じ福島のいわきを中心に、アンダーアーマーの日本代理店「ドーム」が、プロサッカークラブを立ち上げました。

　彼らは手始めに、育成で知られるオランダ人であるハウストラ氏を監督に招きました。

　Ｊリーグ在籍経験を持ち、育成の現場を近くで見ていた人物に加え、ベルマーレからプロのフロントとして活躍していた大倉智氏も招聘しましたね。

　いきなり大物を獲得するのではなく

　「フロントに人材を招く」
　「良い土壌で良い農作物が取れるように、クラブの土台が大事」

　というわけです。

　長野県も長野、松本、飯田、軽井沢などで地域性が全く異なるからこそ、サッカーが盛り上がるわけですが、福島もまた長野同様に多様な地域性があるからこそ、成り立つと言えそうです。

予想外の出来事に出くわして

　サッカーで言えば「開始５分でレッドカードで即退場」のような形でしょうか。

　今日僕は休日で、遂にスマートフォンに替えてみる予定で販売店に出かけたんです。

　代表監督が選手の体調、試合勘などを確認してから召集するように、僕も

　１・質問事項を準備
　２・念のために会社や親せきの電話番号を記録
　３・ホームページでシミュレーションした価格をコピーして、よりよい料金設定を相談

　と、店員さんが話しを「しやすいであろう」形を整えたのですが、希望の商品が無いんです。

　なんと、ホームページに情報が掲載され、店頭でカタログも配っていたのに

　「メーカーの都合で販売が休止となりました」
　「追加で入荷の予定はないのです」

　という、完全に予想外の返事が。

　あれだけ下調べをしたのに、完全に肩透かしの格好です。

　別の系列店に念のために出かけると、商品はきちんと陳列されているんですよ。

　ですから番号表をいただいで、手のあく従業員を待って話を聞くと、回答は全く同じものでした。

　サッカーでも綿密にスカウティングしても、対戦相手が直前に監督を交代して戦術を練り直すことがありますが、また一から出直しです。

　いくつかのブランドのカタログをもらって検討中ですが、まさか

　「公式ホームページにおける掲載商品」

　が今、取扱いが無いということは、やはり反面教師と言わざるを得ません。

　スポーツ・ブランドも新作のスパイクが出れば、旧作は型落ちになりますから注意が必要です。

スパイクの選び方に対する一考察

　仕事用の靴には大きく分けて、レザーソールとラバーソールがあります。

　ラバーソールは細かく細分化しますと、ダイナイトソールやジェオックスなど用途によってさまざまな形が選べますよね。

　雨が心配なとき
　出張でラバーソールでは足元が不安なとき

　そんな時はやはり、手許にラバーソールが一足あると安心できます。

　僕も今まではラバーソールが無かったのですが、靴底をラバーソールで修繕しただけで、雪や雨の日など凄く助かっていますから。

　僕はサッカーの経験者ではありません。

　ですから

　合皮と本革の違いと効果
　ニット素材の肌触り

　など、わからない点が多いことは確かです。

　またスパイク・ピンの固定式、取り換え式が人工芝、天然芝、土のどの状況に素早く対応できるかという点も、わかりかねます。

　スポーツ専門店でスパイクを販売しているかたなら、選手でなくともこの点には精通しているのでしょう。

　スパイクはアマチュア、プロの関係なく、大切な商売道具です。

　最近はどのモデルも凄く高くて、そんな簡単に勝ってもらえる、ねだることは難しいでしょうが、購入の際は本当に自分の脚に会ったものを買ってほしいと思います。

　仕事でもそうですが、合わない靴は疲労が蓄積し、ストレスの材料になってしまいますから。

日経コラム「私の履歴書」が好まれる理由は何か

　日本経済新聞を代表する連載コラム「私の履歴書」

　どうしてこんなに評判を呼ぶのかと言えば、皆が安心するためではないでしょうか

　「こんなに著名な経営者でも、撤退した分野がある」
　「苦手な科目や口下手だった時代があるのだな」

　言い換えれば

　どんなに有名でその経営力を評価される人物でも、失敗と損失を経験しているということです。

　成功例よりも失敗例のほうが、周囲の共感を呼ぶという手本でしょうね。

　サッカーもそうですよね。

　ミスが付き物なのがサッカーである
　バスケットのように試合中にタイムが取れるわけでもなければ、アメフットのように試合中コーチの指示が常に得られるわけではない

　だからこそ、選手が自主的に、今どうすべきなのかを考えることで、勝ち点3をつかむというわけです。

　２０１６年３月の私の履歴書は、ベガルタ仙台のスポンサーであも

　「アイリス・オーヤマ」

　の大山社長が執筆しています。

　お父様の早すぎる他界から、ホームセンターを軸に透明の医療ケースや園芸品の販売、バイヤーや問屋との話し合いなどコラムの内容は幅広いものです。

　ニトリの創業者である似鳥社長のコラムも随分反響がありましたが、どちらも

　「失敗談を隠すことなく披露する」

　という点では、凄く僕たちのお手本になっています。

　釜本さんもコラムを書きましたから、そのうちＪの監督にもお鉢が回るかもしれません。