「フェアなんですよ、あくまでも。(中略)なぜなら、温かく守り立ててやるよりも自分と対等にあうかう方が、よほど相手を認めていることになるからです」
この言葉はアントニオ・シモーネさんという、塩野七生三の息子さんが発した言葉です。
これは昨年集英社文庫から刊行された「ローマで語る」の245ページから引用したもので、ローリング・ストーンズの映画について考察した点が、こんかいのなでしこに通じる。
そう考えたのです。
つまり、佐々木監督は
「猶本を含む20代前半の選手の前途を案じるために候補から外した」
「だが、この判断が日本から勢いを削いでしまった」
「極論だが、対等な扱いでは無かった」
という形になった気がします。
僕は大野や川澄の実力がオーストラリアや中国の選手に劣っていたとは思いません。
ただ一方で
彼女たちは多くの対外試合で日本を丸裸にしていた
その丸裸にした選手が、同じ顔触れ、同じ戦術で向かってきた
言い換えれば
日本の出方は予想の範疇であり、落選した選手たちがいれば、予想外の動き、戦術で苦戦したかもしれないという仮定の話でしかないのですが。
アントニオさんは同時に
ミック・ジャガーという司令塔
チャーリー・ワッツがグループの中で浮かない理由
なども塩野さんと語っています。
日本代表も映像解析の際に、ドキュメントやミュージック・ビデオを見ることも、一考察になる気がしますね。
この言葉はアントニオ・シモーネさんという、塩野七生三の息子さんが発した言葉です。
これは昨年集英社文庫から刊行された「ローマで語る」の245ページから引用したもので、ローリング・ストーンズの映画について考察した点が、こんかいのなでしこに通じる。
そう考えたのです。
つまり、佐々木監督は
「猶本を含む20代前半の選手の前途を案じるために候補から外した」
「だが、この判断が日本から勢いを削いでしまった」
「極論だが、対等な扱いでは無かった」
という形になった気がします。
僕は大野や川澄の実力がオーストラリアや中国の選手に劣っていたとは思いません。
ただ一方で
彼女たちは多くの対外試合で日本を丸裸にしていた
その丸裸にした選手が、同じ顔触れ、同じ戦術で向かってきた
言い換えれば
日本の出方は予想の範疇であり、落選した選手たちがいれば、予想外の動き、戦術で苦戦したかもしれないという仮定の話でしかないのですが。
アントニオさんは同時に
ミック・ジャガーという司令塔
チャーリー・ワッツがグループの中で浮かない理由
なども塩野さんと語っています。
日本代表も映像解析の際に、ドキュメントやミュージック・ビデオを見ることも、一考察になる気がしますね。