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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

相手を「いなす」大切さ

2011-08-10 17:03:41 | 日記
 「何でそんなにマジ?」

 映画「ダークナイト」の中で、バットマンの宿敵、ジョーカーは上記の台詞を吐くと
聞きました。

 韓国代表監督のチョ・グアレ氏は記者会見の中で、ジョーカーと同じ気持ちを抱いて
いたような気がします。

 「たかが親善試合で、そんなに熱を帯びても仕方がないじゃないか。」

 と考えていたのかもしれません。
 
 そうでなければ

 「これがワールドカップの予選ならば、私も公表はしない。」

 と前置きしつつも、今日の先発選手を発表することはしないはずです。

 一方ザッケローニ監督の表情はやや固めだったそうですから、ホームの扱いという事
に加え、震災による

 「試合数の少なさ」

 を懸念しているものと推測できます。

 一国の代表監督として先発の選手や布陣を試合前に発表することは、当然勇気のある
出来事といえますが、それは過去6年の間、彼らに僕たちが勝てていないと言う、厳然
たる

 「事実」

 が横たわっていますし、元来日本人が得意としてきた

 「いなす」

 事で、韓国側は試合を有利に展開しようとしているようにも見えます。

 なでしこが世界一に輝き、日本代表な無様な試合はできませんし、ホームの大声援という
アドバンテージもあります。

 肩に力が入りすぎる不安は否めません。

 韓国はそこを見通していたとするならば、今日の試合は日本にとって非常に厄介な展開
に成り得ます。

 
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書籍の中でサッカー用語を見つけたら

2011-08-10 14:36:32 | 日記
 「レッドカードすれすれ!?
  非常識な振る舞い」

 この語句は日経BPマーケティングが刊行した

 「おとなのマナー完璧講座」

 の118ページにあるものです。

 サッカーでは悪質な反則を犯した選手にレッドカード、退場処分が与えられますが、同様
に他人の迷惑を顧みない、無粋な行動をこのページでは取り上げているのです。

 書籍を眺めていると、レッドカードの他にも

 「その行為にイエローカード、警告」
 
 のような、サッカー用語を見かける事があります。

 ちなみにセルジオ越後氏がかつて週刊現代に2ページのコラムを連載していましたが、
そのタイトルが

 「セルジオ越後のイエローカード」

 というもので、後に講談社から単行本として出版されています。

 こうした何げないサッカー用語を見つけたとき、僕はとても嬉しくなります。

 日本はプロ野球と大相撲の歴史が長いですから、

 「同じ土俵の上で彼らは議論しているだろうか」
 「ここで失敗を挽回できたなら、1発逆転ホームランだね。」

 など、比喩や語句の中に溶け込んできた背景があります。

 ですからサッカー用語が出版物の中に見つかると言う事は、それだけサッカーに親しみを
感じる人間が増えてきたと言う証拠だと思うのです。

 この楽しみは最近サッカーが好きになったファンにも通じると思いますし、裾野の拡大
を実感します。
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3-3-2-2という考え

2011-08-10 11:52:29 | 日記
 今日の韓国戦、日本代表は4-2-3-1の布陣で臨むことが予想されます。

 その際「3」の中央は本田、香川のどちらになるのでしょうか?

 恐らく本田が中央で香川は両翼のいずれかになるかと思いますが、ドルトムントでの姿
を見ていると、彼が中央にいるべきだと思いますが、僕の心配は彼らからすると

 「杞憂」

 なのでしょう。

 試合が始まれば「3」のポジションは流動的となり、絶え間なくポジションを替えること
で、韓国の最終ラインを混乱させるはずです。

 2005年のワールドカップ南米予選で、アルゼンチンを率いたホセ・ペケルマンは、
リケルメとアイマール、ふたりの傑出した才能を共存させるために

 「3-3-2-2」

 の布陣で戦い、予選突破に変更しました。

 本戦ではリケルメを2トップの背後に置く「4-3-1-2」で戦いましたが、予選の
段階では「3-3-2-2」は一定の効果があったのです。

 3-3-2-2は両翼を軸にしたサイド攻撃よりも、中盤での小刻みなダイレクト・パス
が適していますので、ザッケローニ監督が示唆するサッカーは描けません。

 しかし本田は

 「セントラル・ミッドフィルダーの位置にはいたくない」

 とクラブでも公言していますし、その気持ちは代表でも変わらないでしょう。

 僕の提案は代替案にはならないでしょうが、香川と本田を「中央」に起きたいならば、
この布陣は捨て切れませんし、FWがふたり置けるメリットもあります。

 実現はしないでしょうけどね。
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アマチュアへの敬意(2)

2011-08-10 11:38:19 | 日記
 長野県内でいうならば

 「アルティスタ東御」

 がそうです。

 アルティスタは現在北信越リーグ1部で戦っていますが、プロ化はしないと聞いていま
す。

 僕は近い将来J3を創設してプロの裾野を拡げる半面、JFLや各地域リーグも含めた
アマチュアの再編が必要だと思いますが、やはりプロになれるだけの選手は決まっていま
す。

 ですのでサッカーを仕事との

 「掛け持ち」

 で行う方は本当に凄い事をしていると痛感しますし、かつての日本リーグ、JSLは
同じ光景が見られましたね。

 プロの試合ばかり考えていると、かつてアマチュアとして汗を流していた選手達、現行
システムにおけるアマチュア・クラブの存在を、どこか

 「ないがしろ」

 にしてしまう危険性があるように感じます。

 長野県には他にも

 「アンテローブ塩尻」
 「中野エスペランサ」
 「上田ジェンシャン」

 など、多くのサッカークラブが運営されています。

 今長野県内では山雅に関する情報だけが突出していますが、僕は県内にも多くのクラブが
存在することを忘れていませんし、彼らだけでなく

 「高校サッカー」
 「長野・パルセイロレディース」

 など、裾野の拡大には多くの要素が必要だと思っています。

 プロも大事ですが、学生や子供を含むアマチュアの充実が不可欠だと思っています。
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アマチュアへの敬意

2011-08-10 11:29:30 | 日記
 今、山雅の選手たちは、

 「必ずJ2昇格を果たす」

 と気持ちを露にしていますし、監督とファンも気持ちは同じです。

 J2昇格への気持ちは長野パルセイロも変りませんが、僕はこの「昇格」という言葉
を連呼する光景を見ると、いささか

 「違和感」

 を感じます。

 僕が違和感を感じるその正体。それは

 「ホンダのようにJFL、つまりアマチュアとして立場を貫いている方達への敬意、 
  配慮が足りないのではないか?」

 というものです。

 ホンダはJリーグが開幕前のナビスコ・カップの頃から、

 「非プロ化」

 を宣言し、現在に至っています。

 選手たちは実力が認められればJ2、J1に移籍することは可能でしょうが、大半の
選手たちは

 「アマチュア」

 としてサッカーに取り組んでいるわけです。

 「サッカーは好きで続けたいが、プロとしての実力は無い。」

 そうした選手の受け皿になっているのが彼らですよね。

 ですのでJ2昇格と言う目的を達成することも大切でしょうが、非プロ化を宣言している
クラブへの敬意を怠ってはいけないと痛感します。

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