塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

弱点も個性のうち

2011-08-07 23:24:03 | 日記
 昔のワールドカップは、参加した国のいずれにも目で確認できるだけの

 「個性」

 があったのでしょうね。

 でも今は均一の状態にありすぎて、代表監督がその国も個性を活かす前に解雇されて
しまうことが多くなりました。

 ですので2010年のチリが非常に高い評価を得たのは、チリの選手の個性をビオエサ
が最高の形で発揮させ、それを世界が認めた形になります

 何かの本で読んだのですが

 「弱点は個性でもある」

 そうです。

 多分今日本やスペインが非常に注目されているのは、かねてから弱点と言われ続けてきた

 「上背のなさ」
 「フィジカル・コンタクトへの不安」

 を抱えながらも、独自のやり方で結果を残す(日本は残しつつあります。)事ができて
いるためでしょう。

 サッカーはバレーやバスケットほど身長や体重が尊重されるようには見えませんが、無い
よりは存在したほうが良いと思われています。

 その一方でピーター・クラウチのように、身長が高すぎても批判の対象になりますし、
ロマーリオのように小柄な選手も、敬遠される傾向にあります。

 ですから日本のように

 「中肉中背」

 というのは肉体的にそう批判される事柄では無い様に思えますし、むしろ今後のサッカー
に非常に適した肉体なのかもしれません。
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日本代表の親善試合のスタイルを考える

2011-08-07 23:14:36 | 日記
 ドルトムントの香川が海外リーグの選手の中で、一番早く帰国したという話を聞いて

 「そうか、日韓戦までは後3日しかないのか。」

 という思いに駆られました。

 こうなってきますと僕たちファンには残念ですが、ブラジル、アルゼンチンがよく行う
ように、親善試合の類を

 「欧州の中立地」

 で行うことが、現実的な手段として浮上します。

 ブラジルが縁も縁もないスタジアム、例えばウエンブリーで戦うことは、

 「時差の解決」
 「選手の招集のしやすさ、ブラジルからの空路」

 を考えた際、ある意味「楽」だからでしょう。

 1994年のワールドカップまでは、ブラジルにしてもアルゼンチンにしても、海外
リーグの選手と国内リーグの選手の割合は、

 「5対5」
 「6対4」

 くらいで、変わりはありませんでした。

 でも今は8割、9割を欧州リーグに在籍する選手が占めているわけですから、彼らが
疲労を溜めた中で戦うよりも、国内のファンには我慢をしてもらって

 「欧州」

 で戦う方が、監督にとっても選手にとっても得る物があるというわけです。

 サントスにコリンチャンス、ベレスにボカと、彼の国の名門の地位が落ちたわけででは
なく、現実問題として欧州に行きたいと選手は願っているわけです。

 ただとこの国も

 「似たり寄ったり」

 のスタイルに変化していることも事実ですが、それだけ欧州が与えている影響が大きい
という証明でもあります。
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限定ジャージ、有名選手モデル

2011-08-07 16:27:02 | 日記
 ナイキ

 1・インテルの100周年記念ジャージ 
 2・PSGの40周年記念ジャージ

 カッパ

 1・ボルシア・ドルトムントのクリスマス限定ジャージ
 2・バレンシア80周年記念ジャージ

 プーマ

 キング・カズコレクションの発表

 各メーカーが様々な形で毎年新作を発表しますが、やはり

 「有名選手モデル」
 「創立○○念記念品」

 というのは、それだけで「売り」になりますから、ファンの注目も高いですし、メーカー
としての売上も期待できます。

 日本は特に

 「レプリカ・ジャージを好んで買う」

 ファンが多いので、メーカーとしては案外商売の計算がしやすい国といえるかもしれません。

 ただ供給過多という側面もありますので、仕入れた側は在庫を捌くのに苦労している側面
があるのも事実。

 ですので一昔前のように

 「サッカー・ジャージ」

 特に日本人選手モデルやプロモデルならば、何でも売れるわけではなくなりました。

 それだけ消費者の目が肥えてきた証明でしょうし、最近は中古市場が形成されていますので、
一昔前の品やヴィンテージ品に切り替えるファンが多くなってきたのかもしれません。

 ただクラブ創立を祝う品が、ファンにとって魅力なのは間違いないですし、それは手がける
メーカー側としても同様でしょうね。
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アンブロ、ガンバの記念ジャージを作成

2011-08-07 16:16:34 | 日記
 アンブロが

 「ガンバ大阪20周年記念ジャージ」

 を販売します。

 この記念ジャージは10月2日の浦和レッズの一試合のみに着用するそうで、既に市販
用は予約の受付が始まっています。

 20年前のガンバといえば、エースの永島を軸に天皇杯を獲得したものの、以後のJリー
グでは現在の西野体制を築き上げるまで、様々な

 「紆余曲折」

 を経験してきました。

 監督も釜本、クゼ、アントネッティなど様変わりしてきましたし、加入してきた外国
籍の選手も

 1.東欧諸国 メトコフ、ツベイバ、プロタソフ、アレイニコフ 
 2・東アジア カ・シュウゼン、イ・グノ、チョ・ゼジン
 3・南米諸国 チキ・アルセ マルセリーニョ アラウージョ

 など、本当に様々な顔ぶれが存在しました。

 そのチキ・アルセが今度、パラグアイの代表監督に就任しますが、時の流れの存在を
痛感します。

 ガンバがリーグ屈指の強豪となったのは、2005年の初優勝からですが、その背景には
優れた

 「育成機関」

 があることを忘れてはいけません。

 育て上げた選手が必ずしもガンバで芽が出るわけではありませんが、それでも西日本を
代表するクラブが

 「ガンバ大阪」

 であることは間違いないでしょう。
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PSG、パストーレの獲得にこぎつける

2011-08-07 11:45:55 | 日記
 今年はフランス・リーグが大きく盛り上がる気配があります。

 ASモナコが2部に降格してしまいましたが、昨年の王者リールとマルセイユの存在
に加えて、なんと言っても

 「PSG」

 が息を吹きかえしたことが、非常に大きいですね。

 特にパレルモからやってくるアルゼンチン代表のパストーレは、間違いなくパリの攻撃
を活性化させると確信します。

 2006年、オセールから獲得したコートジボワール代表の

 「ボナベンチュル・カルー」

 が開幕戦から獅子奮迅の活躍をした際、パリのファンは狂喜乱舞して、彼の獲得を賞賛
しました。

 しかしカルーは1年通じて活躍は出来なかったのですが、パストーレは通年活躍できそう


 「気配」

 がします。

 それは彼の風貌がパリの街並みに合っているという外的要因もありますが、純粋にピッチ
での働きが期待できるからです。

 PSGの首脳陣は、彼の守備のタスクを軽減させる為に、ユヴェントスから

 「モハメド・シッソコ」

 を獲得しましたし、パストーレにはパス出しからフィニッシュに至る、攻撃の全権が与え
られると思われます。

 1990年代中期のPSGには

 「ライー」
 「レオナルド」

 というふたりのエレガントなブラジル代表が、ファンの心をわしづかみにしていました。

 その後もロナウジーニョやカルーのように、有能なプレイメイカーがいまかったわけでは
ありませんが、ファンとの結びつきが薄かったように感じます。

 パストーレは黄金時代を知る古くからのファンの情熱を掘り起こす、最高の移籍になる気
がします。

 フィオレンティーナの英雄として有名なアントニョーニ。

 彼はファンから

 「星を眺めてプレイする。」

 と呼ばれたと聞きました。

 つまり背筋を伸ばし、常に視線を高く保ち威厳溢れる存在だったのでしょう。

 今季のパストーレがアントニョーニのような、優雅で気品溢れる活躍をしても、驚くこと
は無い様に感じます。
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