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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

宇佐美と宮市の処遇について考える(2)

2011-08-05 20:51:54 | 日記
 ただ宮市はまだ1試合も五輪代表で戦った経験がありません。

 ホーム、アウェイ関係なく彼を起用するために、実際周囲とのコンビネーションを高め
ておきたいと思うのは、宮入だけでなく関塚監督も同じはずです。

 ただアーセナルのガードは思う以上に堅く、貸し出しは非常に困難となると、ホーム
ではなく、地理的に欧州に近い

 「中東」

 での戦いで、彼を

 「ぶっつけ本番」

 で起用する大胆さも必要かもしれません。

 宇佐美にしても宮市にしても、A代表で起用された場合、メディアやファンが大きく
騒ぐであろう事を、ザッケローニ監督は配慮して、

 「五輪代表とA代表は別」

 と捉えたのかもしれません。

 欧州、南米諸国は

 「ワールドカップ」
 「コパ・アメリカ、欧州選手権のような、大陸間での国別対抗戦」

 ほど五輪を重視していませんし、オーバーエイジの議論もあまり熱心でない印象を受け
ます。

 (五輪の金メダルが無いブラジル、3連覇を狙うアルゼンチン、そして開催国である
  イングランド(イギリス)は違うでしょうが)

 ひとつ対策を立てるならば、エジプト戦で初召集を受けた4名の使い道にあるでしょうし、
現有戦力の更なるレベルアップという形になるはずです。

 宮市と宇佐美の召集が難しいのは、彼らが移籍した時点でわかっていましたしね。
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宇佐美と宮市の処遇について考える

2011-08-05 20:45:03 | 日記
 バイエルンの宇佐美、アーセナルの宮市がA代表はおろか、五輪代表からも選考外
になったことに、多くの疑問が渦巻いています。

 確かに五輪と言うFIFAの

 「管轄外」

 に関する試合では、おいそれと貸し出すわけにはいかないでしょうし、それは日本の
クラブもどこかで感じている可能性もあります。

 ここは

 「宇佐美も宮市も、クラブが手許に置いておきたい選手なのだ。」

 と視点を切り替えましょう。

 事実ヴェンゲルは宮市を

 「1軍に帯同させる」

 と唱えていますし、先ごろ対戦したバルセロナに対し、臆することなく戦った宇佐美も
ファンとメディアから好意的に見られているようですから、ここは

 「クラブにとどまり合宿に集中する」

 事は日本にとっても利益があるはずです。

 ただ宇佐美は前回の五輪代表から除外されたことに落胆したと言いますし、騒がれるだけ
で一向に声がかからない宮市も、内心では

 「どうなっているのだろうか?」

 と訝しげに思っているはずです。

 ですから原さんのように、協会の関係者が指宿も含めて五輪代表の招集対象となりそうな
選手の下を訪れての

 「現状の説明」

 所属先との意見交換をしても良いと思います。

 どんなに優れた技術があっても体力、そして精神面が充実していなければ、活躍できる
はずはありませんからね。
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選手の海外移籍に関して

2011-08-05 11:25:20 | 日記
 サッカー選手がホームシックを訴えたり、最初から競争を諦めている姿を見たとき、
皆さんはどんな事を思い浮かべますか?

 「女々しい選手」
 「嘆くくらいならば、最初から移籍するな!」

 彼らに文句のひとつも言いたくなるかもしれません。

 もし贔屓クラブに加入した外国籍の選手ならば尚更でしょうね。

 でも僕はそんな彼らを責める気にはなりません。

 むしろホームシックを訴える選手の方が「正常」のような気がします。

 僕のスーパーでも、長野県外からやってきた従業員がいますが、ほんの些細な言葉の
違いや方言で意思疎通がずれる時があります。

 同じ日本国内ですらそうなのですから、諸外国からやってきた選手達、もしくは選手
達が嘆き、悲嘆する場面があっても当然だと思います。

 例えばFCポルトからディナモ・モスクワに移籍したマニシェは、ロシアでの生活に
彼も家族も適応できず、契約を3ヶ月で打ち切り、チェルシーに移籍しました。

 2011-12シーズンの例ですと、ジェノアからドメニコ・クリーシトがゼニトに
移籍しますが、イタリアは今でも国外リーグの選手が

 「アズーリ」

 に召集される例が非常に少ないですね。

 かつてロベルト・バッジョが日本を含む海外から、多数のオファーがあったにも関わらず
移籍しなかったのは、

 「イタリア代表」

 という達成すべき目標が、国外では得られないと悟った為です。

 ゼニトの指揮官はイタリア人のスパレッティですが、クリーシトが移籍を決めた背景には
指揮官が同じ国籍というのもあったはずです。

 選手に限らず、風習や食生活はそれだけ人生の中で大きな比重を占めているわけです。

 「もし僕が海外に住んだら、どんな生活をおくるのだろうか?」

 移籍するサッカー選手を記事を読みながら、時々ふと空想することがあります。
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長友が決断を下す(2)

2011-08-05 01:01:31 | 日記
 前回に続き、長友にのしかかっているであろう負担を考察します。

 負担その2 日本代表とインテルへの責任

 もしチェゼーナに移籍した昨年に、今と同様の事が起っても彼は責任を強く感じていた
はずです。

 チェゼーナのように

 「選手層が薄い」
 「獲得した選手がクラブに馴染まない」

 という問題を抱えてしまっては、到底勝利を掴むことはできません。

 特に新戦力が移籍金に見合った活躍をしなければ、金庫のお金は減る一方です。

 ですから昨年の彼はチェゼーナで、移籍金に見合った活躍、つまり責任を果たしたから
こそ、今はインテルにいます。

 そのインテルでは「責任」より、故障離脱でポジションが奪われる可能性があることを、
長友は懸念していると思います。

 ただ右サイドバックには、サントスからセレソンのジョナタンを補強しましたが、左サ
イドの適任者はやはり長友になるかと思います。

 もちろん日本代表でも同様の事がいえます。

 長友が手術をすれば完治はするが、最低でも

 「45日」

 離脱することを回避したのは、今自分が置かれた立場が、故障の治療を悠長に待っても
らえない。そう判断したと考えられます。

 ただスナイデルのユナイテッド移籍が叫ばれ、その移籍金で恐らくはロドリゴ・パラシ
オを獲得するのでしょうが、その場合左サイドの補強まで資金はまわらないでしょう。

 可能性があるのはルーマニア代表のキブ、もしくはサネッティの起用でしょうが、長友
にとっては残された時間が少ないことは事実です。
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長友が決断を下す

2011-08-05 00:54:09 | 日記
 「右肩の手術を回避する」

 こう決断した長友祐都の決断が、プラスに働くと嬉しいですね。

 長友は広島市内の病院で帯同したインテルのドクターむ含めた協議の中で、上記の決断
を導き出したそうですが、多分彼の両肩には、僕らが思うよりはるかに重い

 「負担」

 がのしかかっているはずです。

 負担その1 「ナイキとマツダのCM」

 昨日発売のワールド・サッカーダイジェストに、見開きの形でナイキの新しい広告が
掲載されていました。

 登場した選手は4人で、ルーニーとジェラール・ピケ。そしてイニエスタと長友とい
う顔触れです。

 長友がナイキの

 「インターナショナル戦略」

 に抜擢されたことは凄いことですが、それは彼がナイキの製品をアピールする、即ち
健康で試合に出場するコンディションになければ

 「意味合い」

 が消えてしまいます。

 従来ならばイブラヒモビッチやロナウドが起用されてきたこれらの広告は、怪我の治療
には案外厄介な代物かもしれません。

 それはマツダの

 「スカイ・アクティブ」

 にとっても同じ事です。

 宣伝する選手が本業を離れているのに、テレビ・コマーシャルで見かけるようでは、完全
に矛盾してしまいますから。
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