雨の日本選手権

今週は木曜から４日間、陸上の日本選手権が行われました。
今年は会場が川崎の等々力競技場に移り、日程もタイムテーブルもだいぶ変わりましたね。
北京五輪の選考会も兼ねているため、選手の気合の入り方も違います。
天気が心配でしたが、何とか予定通り終わってよかったです。
全部書いているとキリがないので特に印象に残った競技について書きます。
男子１００ｍ、塚原が３連覇を達成しましたが、後半の追い込みはさすがでしたね。
朝原も悪くなかったですし、五輪ではリレーもかなり楽しみです。
男子４００ｍの金丸も貫禄の走りでした。
シーズン当初はケガに苦しんでいましたが、さすがに合わせてきますね。
ちょっと気になったのは、末続、池田、醍醐が惨敗してしまったことです。
Ａ標準も突破していますし、余裕で内定させてくると思ったんですが…
なかなか難しいものですね。
本番にはうまく調整してきてくれると信じています。

しかしなんといっても一番は為末でしょう。
ケガの影響でハードル練習を始めたのは今月に入ってから。
直前の試合では５１秒台、予選も最下位で通過でしたからね。
それが決勝では最初から飛ばしてそのまま勝利、、、
すごいとかそういう言葉ではとても表しきれませんね。
やっぱり為末だなぁとあらためて実感させてもらいました。
五輪では常に涙を飲んできた為末が、最後に北京の舞台でどんな走りを見せてくれるのか…
今から本当に楽しみです。

最後に気になったことが一つ。
土日の放送は１８時までだったんですが、それ以降に始まる競技もあったんです。
いろいろと事情はあるんでしょうが、やっぱりよくないですよね。
競技は行われても結果のみの報告でいっさい放送しない種目もありますしね。
もちろん種目によって人気度・注目度はだいぶ差があるわけですが…
一生懸命やっている選手のことを考えるとあまり差別はしてほしくないですね。
それでは。