親子って、別の魂なんでしょ。遺伝子がなんとかいっても、別の魂なんだから、性格まで似てる必要なんてないじゃない。どうして似てることが多いの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『ティータイム』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
子供が両親を選んで生まれてくる場合、大部分のみなさん、おそらく八割以上のみなさんにとって、一つの法則があります。
それは、「魂的に、ある程度、親和性がなければ、子供として生まれてくることはできない」ということです。それが原則としてあります。
これが、魂は別なのに親子が似ることの理由の一つです。
女性は妊娠して子供を宿すのですが、妊娠は霊現象であって、女性の肉体のなか、心のなかに異質なるものが宿るわけです。魂のなかに他の魂が宿ってくるのです。
言葉は悪いかもしれませんが、妊娠は、変わった意味における憑依現象であることは事実です。
憑依には、「同類、相通ずる」という原則があり、子供の魂は、だいたい自分と波長の似た人のところに出てきます。
「それでは、奥さんに引かれて出るのであって、ご主人とは関係がないのではないか」と思う人もいると思いますが、奥さんとご主人が結ばれるのは、やはり、似た者同士が引き付け合うからで、結果的には、ご主人と子供も同じような波長であることが多いのです。
親が自分の子供を一歳か二歳ぐらいから観察していると、自分に似たところがけっこうあります。生物学的に似ているだけではなくて、魂の傾向性で似ているところがあるのです。
(18~20ページ)
妊娠は、ある意味で憑依現象なのだから、女性からみたら、自分と波長の似た魂しか、おなかに宿ることはできない、という法則がある。
また、母親と父親は、似た者同士だからこそ結婚したんであって、結果として父親と子供も同じような波長であることが多い。
親と子が似たところがけっこうあるのは、生物学的に似ているだけではなくて、魂の傾向性として似ているところがあるということである──。
自分の家族のことを思い浮かべながら、このお教えを味わってみると、なるほどなるほどと、とても腑に落ちてきます。
人生の不思議さの秘密を今日はまたひとつ学ぶことができた気が私はしているのです。
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『ティータイム』
大川隆法著 |
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