ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



「智慧」って、字がむずかしいんだけど、「知恵」でなければ、「智恵」でもないんだ。それって、大事なものなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『感化力』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 人生の目的は、いろいろありますが、その一つとして挙げてよいことは智慧の獲得です。この世で何十年か生きたあと、あの世へ持って還れるものは智慧なのです。
 人間は、智慧を得るために、この世に出てきて、修行をしています。いろいろな勉強をしたり、いろいろな経験を積んだりしながら、苦労して智慧を身につけているのです。
 そういう人生修行を実際にやってみないと、智慧というものは身についてきません。紙の上の知識だけでは、あまり身についてこないところがあるのです。
 人間は、学問などで吸収した知識を実際に行い、いろいろな試行錯誤を経ることによって初めて、「こういう生き方が、ほんとうの生き方、優れた生き方なのだ」ということを知るのです。
 智慧を得ることは人生の一つの目標です。智慧という言葉には非常に奥深いものがあります。
 はっきり言うと、一定の智慧を得たならば、あの世で神になるのです。すなわち、神格を持った霊、高級霊になるわけです。智慧を得ることは、それほどのことなのです。智慧のある人は、いろいろな人を教えられるので、神になるのです。
 智慧を得るために、人間は、みな、営々と努力しているのですが、努力はしていても、なかなかうまくいかないものです。そのため、人生のなかで試行錯誤をします。
 そして、多くの人の導きになるような考え方、生き方を示し、人々を教えられるようになると、その人は指導者になっていきます。みずからの智慧が大きな塊になってくると、その人は、神といわれる人たちのいる世界に入っていくのです。
 智慧を得るのは非常に大事なことです。この世で得たもので、肉体に付随するものは、何もあの世へ持っていけません。食べ物も、お金も、肩書も、会社も、建物も、土地も、あの世へ持っていけません。しかし、智慧は持って還れるのです。
 私は、「あの世に持って還れるものは心だけである」という話をすることもあります。しかし、心は誰でも持って還れますが、そのなかの智慧の部分が大事であり、今世の人生が勝利したかどうかは、この智慧の部分と関係があるのです。
 その意味で、智慧の獲得は人生の大きな目的なのです。
(74~77ページ)

「般若の智慧(はんにゃのちえ)」という言葉があるように、ここで「智慧」とは、単なる知恵とは異なり、もっともっと奥深い叡知のこと。

ここでは、「悟り」という言葉に極めて近いものとして説かれていると理解すると、その教えがよりよく分かってきます。

智慧を獲得こそが人生の目的。一定の智慧を得れば、あの世に帰って、神格を持った高級霊になれる。その意味で、神にさえなれるのだ──。

人生修行は、大変なものではあるけれども、でも、だからこそ意義深いものでもあるのだと私は思っているのです。

 

『感化力』

大川隆法著

 

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