ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



いやあ、なかなか辞めない岸田首相って、海外にお金を配り歩いてるけど、外交政策、ぐちゃぐちゃだよね。日本の外交の鉄則って、ほんとはあるんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『日本外交の鉄則』(幸福の科学出版)で、日清戦争の前後の日本の外交を担った陸奥宗光の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 いや、今度はですね、先の戦争の反省に鑑みて、「日本が、アジア諸国をしっかり護る」という方針を打ち出したらよろしいわけです。中国に占領されて、「隷従への道」を歩まないように、「日本が、アジアの自由と繁栄を護ります」ということを錦の御旗に立てることでしょうね。
 確かに、米軍のほうは、軍事予算の削減等もあり、先行きを考えると、やはり、プレゼンス(存在感)は弱っていくと思われますのでね。
 ただ、「中国が空母をつくっている」ということで、おびえているけれども、日本は、今から七十年も前に空母部隊をつくっていた先進国なんです。つくろうと思えば、簡単につくれるんですから、アメリカに代わって、アジアの海を護るために、きちんと空母部隊をつくったらいいんですよ。(中略)
 それと、中国製品にもっと関税をかけなさいよ。当然です。関税をかけなければ駄目ですよ、こんなの。(中略)
 まずはね、常に、「大義」を立てることですよ。大義です。
 つまり、「大きな目で見た正義は、自分たちの側にある」ということを打ち立てなければ、強い交渉力など出ないですよ。「自分たちの側が悪い」という建前の下に交渉しても、勝ち目なんか、ありえません。
 例えば、ヒトラーと戦ったチャーチルにしても、「ヒトラーは悪魔だ」と決めつけて、戦ったわけです。悪魔の支配を許さないということでしょう? ソ連と戦ったレーガン大統領も、そうだったよね。
 やはり、「どっちもどっちで、同じようなものです」みたいな言い方をしていたのでは、駄目です。日本は、「悪魔の枢軸国を、今、つくられようとしている」ということを、はっきり、認識しなければいけない。中国、北朝鮮、ロシアが結びつき、あるいは、パキスタンまでが結びついて、悪魔の枢軸国をつくられたら、大変なことになりますよ。
 「そういうことは許さない。日本は、自由と繁栄、民主主義を護る」「偉そうに言うのなら、民主主義の国になってから言え。国民を抑圧していて、そんなことを言うな」と言うことです。(中略)マスコミが中国を持ち上げて、民主主義的な国家のように言うのは、罪です。
 これは、戦前の日本の治安維持法と一緒ですよ。反政府運動をしたり、政府を批判したり、国是に合わないことを言ったりしたら、いつでも、すぐ逮捕できる。中国は、まだ、この状態なんですよ。これで、「うまくいっている」と思わせているんですからね。
 やはり、「そういう政治体制では、経済的にも発展しない」ということを、庶民に教えてあげる必要があると思いますね。日本は、それだけの毅然としたものを持っていなければいけないと思いますよ。
 要するに、「中国の経済的発展を、そう簡単には許さない」ということを考えると同時に、「国防の観点において、一歩も譲らない」ということを考えなければいけないですね。やはり、両方が必要でしょう。
(79~86ページ)

まずは、常に「大義」を立てること。「大きな目で見た正義は自分たちの側にある」ということを打ち立てなければ、強い交渉力など出ない。

「日本は、自由と繁栄、民主主義を護る」「中国は、偉そうに言うのなら、民主主義の国になってから言え」と言うべきである。

国民を抑圧する政治体制にある中国の経済発展など、そう簡単には許さないことを考えると同時に、国防の観点でも一歩も譲らないということを考えなければいけない──。

さすが、明治国家の外務大臣として不平等条約の改正に辣腕を振るって、カミソリ大臣と呼ばれたという陸奥宗光の言葉には、迫力があります。

その激しい表現には異論もあるでしょうが、2011年に収録され発刊された霊言集であるのに、その本質的部分に、今も学ぶべきところがとても多いのには驚きです。

少なくとも政府の外交担当者は、この陸奥宗光の言葉から、国を背負う者としての胆力と気概を心素直に学ぶべきではないかと、私は思っているのです。

『日本外交の鉄則』

 大川隆法著


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