ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



保護貿易って、国を護るために必要な政策なんでしょ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『日本の繁栄は、絶対に揺るがない』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 日本の将来を考える上で、「外国人の目から見た日本のあり方」を、いま一度、考えたほうがよいでしょう。現在は、日本人だけに有利で、外に対しては非常に不便な国になっています。
 今、アメリカでは、「自国の製品を買え(Buy American)」などと言って、保護主義的政策に入ろうとしています。国内外からの攻撃を受け、やや揺れていますが、かつての日本も、ずっと同じことをしていたのです。
 日本の政府や官僚は、昭和三十年代や四十年代から保護貿易を続けていて、外国産の物をなるべく入れないように抵抗することが仕事でした。
 当時、「国内産の牛肉だけを買え」「国内産のコメだけを買え」「国内産の野菜を買え」などと言って、外国産を入れないようにするために、政府や官僚はずいぶん頑張っていたと記憶しています。
 私の小学生時代には、確かに、外国産の牛肉は食べられなかった記憶があります。しかし、国内産の牛肉は高いので、たまにしか口に入りません。そのため、豚肉ばかり食べていたような記憶がありますが、あるときからオーストラリアの牛肉などが入り始めたように思います。
 外国産のオレンジにしても、長らく、国内には入ってきませんでした。その理由は、「外国のオレンジが入ってきたら、日本のミカン農家が潰れる」ということでしょう。確かに、どちらかといえば、日本産は小さく酸っぱいのに対し、外国産は大きくて甘いので、その心配も分かります。
 そのように、「競争に負ける」と思って、日本産は保護されていましたが、あるときから、だんだん、いろいろな物が外国から入ってき始めたのです。
 しかし、それで国民が不幸になったでしょうか。なっていません。豊かになっただけです。
 したがって、もっと国を開かなければいけません。かつての“鎖国体制”が残っていて、護りすぎています。まだ、そのような意識が残っている部分がかなりあるので、もっと開かなくてはいけないのです。
(222~224ページ)

日本は、日本人だけに有利で、外に対しては非常に不便な国になっているが、そのあり方を、いま一度、考えたほうがよい。

日本は、保護貿易で、外国産の物をなるべく入れないようにしていたが、いろいろな物が外国から入ってき始めたことで、国民は不幸になったわけではなく、豊かになっただけである。

もっと国を開かなければいけない――。

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の問題は、貿易に関わる問題だと思いますが、大川隆法先生は、これを国際政治の観点から日本が向かうべき方向についてハッキリと教えておられます。

ただ、今日のお教えは、貿易に関わるこの種の問題を考えるにあたって,まず頭に置いておくべき基本的な視点ではないかと私は思うのです。
 

『日本の繁栄は、絶対に揺るがない』大川隆法著


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