ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



福祉って、やっぱり社会で一番大切なものの一つだよね? なーんてこと考えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『人間にとって幸福とはなにか』――本多静六博士スピリチュアル講義(幸福の科学出版)で、あの本田静六博士の霊の言葉(「霊言」)を次のように紹介しておられます。

 わしは今、年齢不詳だから、年寄りくさくなってはいかんと思うけども。現代は、優しい社会になっとるとは思うんだけどね。確かに、社会が優しい、国が優しい、市も県も優しい。そういうことをしなきゃ、票が取れないのでなあ。民主主義社会は、まあ、優しい社会になっとると思うよ、実際なあ。
 それは、いいことなのかもしらんし、人類の進歩なのかもしらんと思うところもあるけども、わしの目から見たら、肝心な観点が抜けてると思うんだよな。「人間にとっての幸福とは何か」っていうところが抜けてると思うんだよ。
 人間っていうのはねえ、自分で努力して、一歩一歩、現状の悪い“あれ”から、よくなっていって、成長していくところに、この過程に幸福を感じるんだよ。
 自分がやったので、これが成功した。勉強して成績が上がった。事業でも、工夫してやったら、客がついて売れるようになった。黒字が出た。赤字が黒字になった。人が雇えるようになった。店が大きくなった。まあ、こうしたことが、うれしいことなんだよ。
 この幸福論を忘れてねえ……。現代憲法のいう、いわゆる「文化的最低限度の生活」か?なんか知らんけども、「国や、そんなのが保障してくれることが幸福だ」と、あるいは「病院代を出してくれるのが幸福だ」っていう幸福観は、私は、非常に消極的でネガティブだと思うな。
 もちろん、最低限はそうなのかもしらんけども、心掛けの問題は、やっぱり根本的にあると思う。
 だから、幸福論の観点から、もう一回、考え直したほうがいいよ。今、「福祉」って言うと、何でもかんでも、あれなんだけどねえ。敵もなく、もう賛成しかないんだけども。
(44~46ページ)

現代は優しい社会になっているが、「人間にとっての幸福とは何か」という肝心な観点が抜けている。

人間というのは、自分で努力して、一歩一歩、成長していく過程に幸福を感じるのであって、これを忘れた幸福観は、非常に消極的でネガティブである。

(現代の福祉政策は)幸福論の観点から、もう一回、考え直したほうがいい──。

さすが、「努力即幸福」を説いた本多博士の説法です。そして、滋味あふれる語り口で、わかりやすい。

要は、下手にパートやアルバイトよりも、生活保護を受けていたほうが収入が多くなることもあるように聞きますが、そんな福祉政策は人間を幸福にしていない、ということなんだと思います。

最低限のセーフティネットは必要だと思いますが、でも、人間をダメにするような福祉政策ではいけない。

これは、幸福実現党の政策の方向性にすでに取り入れられていることに気がつきます。

天上界の高級霊の考え方を具体的な政策とし、すべての人を幸福を実現していける社会が、少しでも早くやってくることを強く祈念したいと、改めて私は思っているのです。
 

『人間にとって幸福とはなにか』――本多静六博士スピリチュアル講義

 大川隆法著


↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!) 
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )