宗教を信じる者は、ファッションがどうこうなんて、欲望をつのらせるだけだから、気にしなくていいんだよね。心の修行こそが大事なんだよね? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『ファッション・センスの磨き方』――人生を10倍輝かせるために(幸福の科学出版)のまえがきで、次のように説いておられます。
正直言って、若い頃から、ファッション・センスが自分にあるとは思っていなかった。古本屋の親父が、客も来ないので、ボンヤリと古書を眺めているような自己イメージだったかもしれない。
しかし職場環境の変化とは、人を変えるものだ。たくさんの人の前で話をし、写真に撮られ、映像になり、新聞や地下鉄の中吊広告にもよく登場するようになると、周りの人たちもファッションについて、一言いってくるようになった。自分でも映画などを鑑賞する機会が多くなると、スターたちのファッション・センスを研究するようになった。
最近では、自分では謙遜したつもりの言葉が、HSU(ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ)の女子学生から、「先生は、十分に若くて美しいのに、何てことをおっしゃるんですか。」とお叱りを受けることもある。四十年前に聞きたかった言葉だ。
人生には脱線もある。この「脱線学」もまた面白いではないか。
(1~2ページ)
本書では、ファッション・センスに関する教えが説かれています。
そして、それが宗教においては「脱線学」であるかのようにも読めるまえがきです。
しかし、ここで説かれた世界は、宗教にとってほんとうに脱線なんでしょうか。
いや、人生の「幸福」という観点で考えたとき、ファッションというものも、そのセンスを身につけることは、たしかに人生の幸福の一材料になるはずだと思えます。
まさにサブタイトルにあるように、「人生を10倍輝かせる」ことができるのでありましょう。
本書は、いままでファッションなんて言葉に無縁な人生を生きてきた方にこそ、強くお勧めできる人生の指南書のひとつであると、改めて私は思っているのです。
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『ファッション・センスの磨き方』
大川隆法著
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