最近、田中角栄の霊言も、福田赳夫の霊言も、出てるんでしょ。じゃ、小渕恵三って、出てないのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『小渕恵三元総理の霊言』――非凡なる凡人宰相の視点(幸福実現党)のまえがきで、次のように説いておられます。
あの小渕元総理の霊言である。「田中角栄元総理の霊言」や「福田赳夫元総理の霊言」と比べて、内容の異質性は明らかである。
どこか人を食ったような憎めないところがあって、あの細い目をさらに細めながら、「凡人ですから」と言いながら、縫い針を首筋に「プスッ」と刺す。
あのノンフィクションライター佐野眞一氏をして、「こんな総理が日本の歴史開闢以来果していただろうか」(『凡宰伝』)と放心状態にさせた人である。自ら「冷めたピザ」を手にして米誌の表紙に写真を撮らせる人でもある。(中略)
トランプ氏と会わせたら、「トランプタワーの警備員として再雇用していただきたい。」と平気で言いかねない、東洋的胆力がありそうだ。政治家霊言は、まだまだ人物学の宝庫だといえそうだ。
(1~2ページ)
人を食ったような憎めないところ。
東洋的胆力。
人物学の宝庫──。
帯には、「あの世からの“ブッチホン”」という印象的なキャッチコピーが大書されています。
もちろんマスコミを通じてしか人柄を知りませんが、生前の小渕元総理そのものに感じます。
改めて3冊の霊言集を読み比べてみると、少なくとも田中角栄元総理や福田赳夫元総理とはまったく別の個性で、別の考え方をしている方であることは、疑いようがありません。
“ラーメン屋”の意見だとボケながら、柔らかい口調で読み解いていく、増税問題、辺野古基地の工事中止問題、日韓合意問題などへの見方も、なるほどと思える鋭さです。
いま様々に問題が噴出している自民党を批判している方、それでも応援している方、どちらにとっても必読の文献の一つではないかと、改めて私は思っているのです。
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『小渕恵三元総理の霊言』――非凡なる凡人宰相の視点
大川隆法著
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