勉強しなきゃなんだけど、なっかなか勉強って進まないでしょ。どうしたらいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『真のエリートを目指して』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
勉強というのは、マラソンによく似ていて、最初はつらいものですが、やっていくうちに、しだいに慣れてきて、楽しくなってくるような面があります。
これは、会社などの仕事でも同じであり、「最初の一歩」「最初の一鍬」が、とても難しいのです。
勉強に取りかかろうと思っても、なかなか最初の一歩を踏み出せずに、先延ばしにしたり、後回しにしたりすることがよくあります。そのように、なかなか勉強に手が出ないでいる人がいるわけです。
この気持ちに打ち克つには、最初は努力が要りますが、勉強する習慣を少しずつ確立していくことが大事なのです。まず、最初の一歩を踏み出す勇気を持つことが大切です。
会社の仕事でも、何かをやろうとするとき、最初はとても難しく感じるものです。しかし、「少しだけでも、やってみよう」と思って、最初の一歩を踏み出すと、あとは、わりと楽にできるようになってくることが多いのです。(中略)
それと、もう一つは、やるべきことを小さく分けていくことが大事です。これを「細分化の原理」といいますが、要するに、やるべき対象を小さく分けていくことで、易しく見えてくることがあるのです。
あまりに膨大なものは、一度にやろうとしてもできないので、小さく分割していく必要があります。これは、ご飯を小分けにすると食べやすくなるのと同じやり方です。
そのように、やるべきことを小さくし、勇気を出して、最初の一歩を踏み出すことが、とても大事なのです。
(62~64ページ)
勉強というのは、最初はつらいが、やっていくうちに、しだいに慣れてきて楽しくなってくる面があるが、「最初の一歩」「最初の一鍬」が、とても難しい。
まず、やるべきことを小さく分けていくことで、易しく見えてくることがある(「細分化の原理」)。
やるべきことを小さくし、勇気を出して最初の一歩を踏み出すことが、とても大事なのである――。
なるほど、なるほど、です。
参考書1冊の勉強を完成しようとすると、こんなの最後まで行き着くのかなとか考えてしまって、ほかの楽しいことに目が行ってしまって、なかなか始められないのが普通の気がします。
でも、これをいつまでにやろうと計画をたてて、毎日どれくらいやればいいかを考えてみると、1日あたりはけっこうたいしたことなくって、「じゃあ」という感じで始められるってことなんだろうと思います。
「じゃあ」って言って、最初の一歩を踏み出すだけの小さな勇気であれば、私にも出せるかも。そんな気がしてきます。
そして、この考え方は、学生・生徒の勉強の場面だけじゃなくって、さまざまな年齢層の方が、さまざまな場面で応用できる考え方なんじゃないでしょうか。
今日のお教え、とっても実戦的でありがたいお教えだなあと、改めて私は思っているのです。
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『真のエリートを目指して』
大川隆法著
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