ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



菊池寛とか、芥川龍之介とか、司馬遼太郎とか、霊言集にいろんな有名作家が出て来てるけど、じゃ、松本清張って、どんな世界に還ってるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『地獄の条件―松本清張・霊界の深層海流』(幸福の科学出版)のまえがきとあとがきで、こう説いておられます。

まえがき
 ああ! 哀しきかな松本清張。トリックに満ちたサスペンス小説を書き続けた結末として、「霊界の深層海流」に身を委ねていたとは。
 社会悪を追及していたはずの作家が、社会悪の濁流としての、悪しきジャーナリズムの源流となっていたとは。
 名声も地位も富もほしいままにした著名作家が、いまだに被害意識と劣等感、復讐心で一杯だったとは。本書は文学と宗教の価値判断の差を決定的にする一冊となるかもしれない。生前の三島由紀夫の「清張に文学なんてあったっけ。」という言葉を別にするなら。
 いみじくも、『週刊文春』に連載していた『神々の乱心』が生前の絶筆となったが、この不敬な題名自体が、自らの死後を予知していたかのようだ。

あとがき
 貧しさに苦しみ、学歴不足に悩み、努力に努力を重ねて、超ベストセラー作家になった松本清張氏に対し、共感するところは、私にも多々あった。体制側に入ることを好まず、社会悪と闘う作家でありながら、長者番付に名を連ねたことは、出世コースに乗りそこねた人々への、夢と希望でもあったことであろう。それは、別の形でのジャパニーズ・ドリームの実現でもあったろう。
 しかし、川端康成の『伊豆の踊子』に対抗して、『天城越え』を書いたドス黒い情念は、死後も晴れることはなかったようだ。犯罪を研究する余り、犯罪者の心にも同通してしまったのだろう。ここに小説を読む際の危険性も指摘しておかねばなるまい。
 しょせん人生とは、トリックやサスペンスの面白さだけでは説明し尽くせないものなのだ。素朴で純粋で、善を喜ぶ心も大切なのだと言っておきたい。悪を知ることは大事だが、悪を構造的に正当化してはなるまい。
(1~2、192~193ページ)

表紙のトーンもさることながら、このまえがきとあとがきを読むだけでも、あまりいい世界からの霊言ではないことが示されているようです。

さてさて、「霊界の深層海流」にある松本清張は、何を語っていたのでしょうか?

全国で数多い清張ファンのみなさんには、ぜひともご一読いただいて、その作品世界との関係について感じ取っていただければと改めて私は思っているのです。

地獄の条件 松本清張・霊界の深層海流 公開霊言シリーズ

『地獄の条件―松本清張・霊界の深層海流』

 大川隆法著

 

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