ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



前回、若いうちは、人間としての義務を果たすことをきっちりとやっておくことが大事だって、教えてもらったと思うよ。でも、そんなのって、いやだよね? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『ストロング・マインド』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 人生の前半においては、どちらかというと、その反対で、「義務からは逃れたい。責任は負わずに生きたい」と思う人のほうが多いのです。それは、子供たちの姿を見れば、よく分かります。
 「義務など背負いたくはない。責任など取りたくはない。しかし、権利は、いくらでも主張したい。親の言うことはきかないが、お金は欲しい」
 このようなことは、いくらでもあります。
 権利の主張は、いくらでもしますが、義務を負わせようとしたら、すぐに逃げ出します。家から出ていったり、突如として雄弁になったりします。「自分には、それをする義務がない。それは親がやるべきことであって、自分がすることではない」ということを雄弁に語るようになります。
 これは、ある意味での自己保存欲なのです。例えば、学校や塾などで、一生懸命、勉強させると、“頭のよい子”ができますが、そういう子は、自分の“頭のよさ”を使って、自分を護ろうとするのです。
 しかし、それは、動物的な意味での自己保存欲にほかなりません。生物体としての自分を護ろうとすることのみに、その知能を使えば、必ず、他の人のほうに、しわ寄せが来ることになります。そのように、他の人を責めたり、攻撃したり、非難したりする方向に、“頭のよさ”を使い始めると、人生は何かが狂ってくるのです。
 自分の子供が、その“頭のよさ”を、ずる賢さとして使ったり、自己弁護のために使ったり、義務や責任を逃れるために使ったりする傾向が出てきたら、それは、よいことではありません。
 「人生が、トータルで見て、よいものになるかどうか」ということは、そこにかかっているのです。したがって、「目先においては、それが、よいことのように思うかもしれないが、先行きとしては、実は、つらいことになるのだ」ということを、どうか知っておいてほしいし、子供にも、そのように言ってほしいのです。
(161~163ページ)

人生の前半においては、義務からは逃れたいが責任は負わずに生きたいと思う人のほうが多く、義務を負わせようとしたら家から出ていったり、突如、雄弁になったりする。

これは、動物的な意味での自己保存欲であるが、しかし、それでは人生は何かが狂ってくる。

目先においては、それがよいことのように思うかもしれないが、先行き、実はつらいことになることを、子供たちに伝えてほしい──。

人生の達人にしてマスターである大川隆法先生による、この叡知の言葉。

これを、一人でも多くの人に聞いてほしいものだと、改めて私は思っているのです。

ストロング・マインド (OR books)

『ストロング・マインド』

 大川隆法著


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