日本って国には、世界に誇れるものなんて、あるのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『未来をひらく教育論』(幸福の科学出版)で、長女の大川咲也加さんと対談して、次のように述べておられます。
大川隆法 最近、二宮尊徳が見直されて人気が回復中だけど、尊徳は資本主義の精神そのものだよね。アメリカ人が尊徳のような人の存在を知ったら、「え! そんな古い時代に、資本主義の権化のような人が日本にいたのか」と、びっくりするだろう。アメリカではほとんどの人が、「日本は第二次世界大戦後、アメリカに占領されたから資本主義になった」と思っているからね。
ほかにも、渋沢栄一が五百社以上の企業の設立や経営に携わったことについて、ドラッカーが「こんな人はほかにいない。世界最高であると尊敬している」という趣旨のことを言っているし、議会制民主主義も日本は戦前から取り入れていた。
大川咲也加 日本には、世界に誇れることがたくさんあるんですね。
大川隆法 敗戦の痛手は大きかったかもしれないけれど、ある程度のところで切り替えて、立ち直らなければいけないね。今回の震災についても言えるかもしれないけど、いつまでも引きずっていたらいけないと思う。同情を引きすぎても、自虐的になりすぎてもいけない。もう少し、自分を信じて勇気を持たないと、復活してくる力は出てこないかもしれないね。(中略)
大川咲也加 日本人が自分に自信を持てないのは、自虐史観教育の影響が大きいと思います。学校の友人に、「日本にはこんな素晴らしいところがある」という話をしても、あまりピンとこないようなんです。
私はサクセスNo.1で、日本の神々の歴史や近代日本を開いた明治維新の意義などについて勉強したので、日本に誇りを持つことができました。でも、そうしたことを学ぶ機会がなかった友人たちは、「日本は悪いことをしたから、おとなしくしていたほうがいいんじゃない?」といった感じなんですね。「事実を知っているか、いないか」で、自信の持ち方はだいぶ変わってくると思います。
大川隆法 今、日本だけが、「日本は侵略国家だった」と悪く言われるけど、第二次世界大戦が終わるまでは欧米の国々も植民地をつくっていた。でも、それについて特に謝罪はしていない。人類の歴史を点検したら、アジアもアフリカも丸ごと植民地にされて、アフリカは“ケーキのように切り分けられていた”のだから、歴史をありのままに書けば、戦争犯罪風に書くことはできると思う。
確かに、日本について、「先の戦争で悪いところがあった」という言い方もできるだろうけど、少なくとも、あの戦争で日本が欧米と戦っていなかったら、アジアやアフリカの国々は独立できなかったことも事実だ。戦後、ほとんどの植民地が欧米から独立できたのだから、そうした意味でも、日本が戦争をしたことにも意義はあったと思う。
(38~41ページ)
二宮尊徳は資本主義の精神そのものだし、五百社以上の企業の設立や経営に携わった渋沢栄一を、ドラッカーも尊敬している。
議会制民主主義も日本は戦前から取り入れていたし、少なくとも、先の戦争で日本が欧米と戦っていなかったら、アジアやアフリカの国々が独立できなかった。
もう少し、自分を信じて勇気を持たないと、復活してくる力は出てこない──。
自虐史観教育で、私たちは間違った日本の姿を教え込まれていたのではないか、という観点は、とてもとても重要だと思います。
白紙の眼で真の日本の姿を学ぶことで、日本人としてもっともっと自信と勇気を持ちたいものだと改めて私は思っているのです。
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『未来をひらく教育論』
大川隆法著 |
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