オレの進む道って、なんでこんなに障害が多いのかね。でも、それを乗り越えて進むことこそが、男の道だよね? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『成功の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
要は、こういうことでもあると思います。すなわち、「道は無数にある」ということです。「無数の道が目の前にある」と思えばこそ、人生は大いに楽しいものになるのです。
「目の前に一本の道しかない。この道をどうしても走らねばならない」と思っている人にとっては、道のところどころに障害物が置かれると、それだけで“四苦八苦”が始まります。
ところが、ある人の目には、その道は一本道には見えません。まるで碁盤の目のように縦横無尽に走っている道が見えるのです。「目の前に障害物が現れれば、いったん横に動き、また、真っすぐ前に進む。どのようにでも進んでいける」、こうした道を開発することが可能なのです。
これをもって、「日和見主義である」とか、「優柔不断である」とか言う人もいるかもしれません。しかし、それは真実の言葉ではないし、真実の発想ではないと思います。
みなさんは、人間として生まれることによって、自由意志というものを与えられました。これは、「さまざまな選択をなしていく権利と責任を与えられた」ということなのです。そうであるならば、最良の結論を選ぶために努力することが可能なはずです。「これしかない」と自分で決め込むのは、もうやめることです。「もっとよい方法があるのではないか」ということを、常々、考えつづけることです。
会社の経営においてもそうです。常に新しい発想をし、「もっとよい方法があるのではないか」と考えつづけることが大事です。
また、他の人に対しても、対機説法能力というものが重要です。「いつも、こうしなければならない。人間は、こう考えなければならない」という、お仕着せでもって、言いつづけ、考えつづけることは、必ずしもよいことではないのです。「ある人にとっては賛成であり、ある人にとっては反対である」ということもありましょう。いろいろなことがあって初めて進歩していけるのです。
(107~109ページ)
道は無数にある。目の前に障害物が現れれば、いったん横に動き、また真っすぐ前に進んでよいのである。
人間は、自由意志をもっているのだから、さまざまな選択をしていく権利と責任を与えられている。
したがって、もっとよい方法があるのではないかを、常に考えつづけることで、進歩していけるのである──。
これはやはり、人生の達人の教えではないでしょうか。
この大川隆法先生の柔軟な思考に学んでいくことこそが、人生の勝利への道であると改めて私は思っているのです。
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『幸福の法』
大川隆法著
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