女に生まれちゃったんだけど、自分の才能をどう生かしていけばいいのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『女性リーダー入門』(幸福の科学出版)で、聖武天皇の皇后として有名な光明(こうみょう)皇后の霊の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。
女性は、ある意味において、男性より強いところがあると思うのです。男性は、この世的な地位や名声、年収等への執着から、やはり、完全に逃れることはできない面が強いと思うのですけれども、女性のほうは、意外に、そういうものを打ち捨てて情熱的に突き進むことができる場合があるのです。
その意味で、宗教的な活動においては、そうした転換点のときに、女性が情熱的な活動をされることがよくあるということですね。
要するに、男性のほうは、この世的に失うものが多いということです。それが、信仰心の純粋化や推進を妨げている面が数多くあります。そういう男性は、高学歴で、高収入で、高い地位を持っていたとしても、得てして、この世的には優柔不断であることが多いのです。
そういう男性に対しては、やはり、何と言いますか、強い情熱で突き動かす女性が必要だと思うのですね。
歴史的には、必ず、そのようなかたちが繰り返し出てまいります。そういう、純粋な信仰心や情熱で男性を動かす力ですね。これは、生まれついての参謀能力といえば、そうなのかもしれませんが、そういう方が付いている場合と、付いていない場合とでは、事業家であれ、政治家であれ、いろいろなところで違いが出てくるのではないかと思います。
そういう意味で、やはり、女性の能力が裏にあるかどうかということは、大きいのではないかと思いますね。(中略)敵の霊威といいますか、霊的な力がどのくらい強いかということを感じ取る能力は、女性は非常に強いんですね。その意味で、結婚している場合、「夫の身を案じる」という面で非常に才覚が発達している女性であれば、夫のよき参謀になれる場合はございます。(中略)
ただ、参謀力にも、そうした天性の判断力と、もう一つ、この世的な実務的判断力という面がありまして、実務的な判断力としての参謀力においては、やはり、個人の能力がかなり効いてまいります。(中略)具体的な作戦立案や、軍事の指導において、参謀役ができるかと言えば、そういうものではないということですね。だから、このへんの使い分けを上手にしなければいけません。
例えば、大会社の社長夫人であれば、夫の体調や仕事の内容について、細かいことが分かるわけではないのですが、全体の雰囲気を見ていて、「夫の性格から言って、これは、かなり無理をしすぎている」とか、あるいは、「側に寄ってきている人のなかで、この人は、心を許して腹心として使ってはいけないタイプだ」とか、そういうことを感じ取るかたちでの参謀役はできると思うのです。
しかし、まったくの実務レベルで参謀役がピシッとできるかと言えば、やはり、そうはならず、家庭のなかにおける「女の勘」のようなかたちになってしまうことが多いので、このあたりで軋轢を生むことはあるだろうと思いますね。(中略)そういう意味においては、女性なら女性に生まれたときに、ある程度、それを天命として割り切らなければいけないところもあるのかなという感じはいたします。
(126~132ページ)
男性と違って女性は、地位や名声、年収等への執着を打ち捨てて、情熱的に突き進むことができる場合があるので、宗教的な活動においては、女性が情熱的な活動をすることがよくある。
この世的に失うものが多い男性に対しては、純粋な信仰心や強い情熱で突き動かす女性が必要だと思う。
また、女性は、この世的な実務的判断力がなくとも、霊的な力の強さを感じ取る参謀能力は非常に強いことが多い──。
光明皇后は、聖武天皇がおられた上で、その皇后として、大きな仕事をされた方ですので、その視点からのお言葉なのかもしれません。
いずれにしても、今日は、一つの大事な女性リーダー論を教えていただいたのだと私は思っているのです。
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『女性リーダー入門』
大川隆法著
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