ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



私って、みんなと普通に付き合うのがむずかしんだよね。いつもなんだか、浮いちゃうし、すぐ仲間はずれにされちゃうんだ。どうすればいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『「幸福になれない」症候群』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 そうした人たちを観察してみると、ある事実が浮かんできます。それは「自分のからだや性格、能力のなかで、どこか特定の部分に大きなコンプレックスを持っていることが多い」ということです。そして、そのコンプレックスを人に知られまいとする気持ちが、必ずと言ってよいほど働いています。(中略)
 私は、そうした人たちにアドバイスをしておきたいと思います。
 人間というものは、他の人の訛りや方言だけをとらえて笑いものにするほど悪くはないのです。もちろん、それに気がつく人はいるかもしれませんが、そうした言葉づかいの違いだけをとらえて、いつまでも笑いものにすることはありません。
 また、「他の人にばかだと思われるのが心配なため、人前で話せない」という人に対しては、「ほんとうに何も話せないのならば、ばかだと思われてもしかたがない面がある」と私は言っておきたいのです。なぜなら、そこには努力がないからです。
 それは、ある意味での自己保存であり、自分をよく見せたいがゆえに人前で話ができないということにはかなりません。
 このような人への私からのアドバイスは、「話題をもっと見つけなさい」ということです。
 結局、なぜ人前で話ができないのかといえば、他の人の話題についていけないことが多く、「まったく的外れなことを言って、笑われはしないだろうか」という気持ちがあるからです。(中略)これは努力によって解決できる問題です。(中略)
 もっとも、人びとの話題自体にまったくついていけない人もいるかもしれません。特に、まじめな人にはそうした人が多いようです。(中略)
 そうした人に私が言っておきたいのは、(中略)あなたは他の人に対してあまり関心を持っていないはずです。関心を持っていないだけではなく、他の人を見下げ、その反動によって自分を高くし、澄んだ川に棲む高級魚のような気持ちになっているのではないでしょうか。そして、「世界観が合わない。人生観が合わない」と言って、人の輪から外れているのではないでしょうか。
 しかし、それは、逆の見方をすれば、「他の人から変わり者だと言われたくない」という自己保身が働いているのです。あるいは、認識力の不足によって、他の人のなかにある素晴らしいものを見いだせずにいるのです。(中略)
 高い認識力を備え、高い教養を持っている人ほど、それぞれの人の境涯や機根に合わせた話ができるものなのです。
 したがって、自分と似たようなタイプの人に対しては話ができても、違うタイプの人には話ができないならば、それは、自分の心の修行がそれだけ後れていることを意味しているのです。
 このような人は、もっと人間というものを知る必要があります。また、ほんとうの意味で自分に自信を持ち、自分自身の心の幅を広げることも大事です。心のなかに大きな内的空間を持つことが、多くの人びとと話を合わせるための秘訣なのです。
(93~99ページ)

訛りや方言にコンプレックスを持っている人は、人間は、他の人の訛りや方言だけをとらえて笑いものにするほど悪くはないと信じよ。

他の人にばかだと思われるのが心配であれば、もっと話題を見つける努力をすることで解決できる。

他の人の話題にまったくついていけない人は、他の人に対してあまり関心を持っていないのではないか、また、他の人を見下げることで自分を高くしているのではないかを反省せよ。

それは、心の修行がそれだけ遅れていて、認識力の不足で他の人の素晴らしいところが見えないということである。もっと人間というものを知り、ほんとうの意味で自分に自信を持ち、心の幅を広げることも大事である。

心のなかに大きな内的空間を持つことが、多くの人びとと話を合わせるための秘訣である──。

幅広い角度からの厳しくも暖かいアドバイス。なにも言うことはありません。まさに人生の達人の教えだと私は深く思っているのです。 

『「幸福になれない」症候群』

 大川隆法著

 

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