ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



友だちに、自閉症の子を持った人がいてさ、とっても大変なんだ。自閉症って、なんでそんなふうに生まれてきたりするんだろう。仏さまの眼から見たら、どうなんだろう? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『心と体のほんとうの関係。』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 世の中には、研究対象を、いろいろと分類し、分析している研究者がたくさんいます。そういう研究者がいること自体はよいことですし、その姿勢自体は、科学的な態度であり、かまわないと思います。
 ただ、何であれ、色眼鏡でもって見ると、そのように見えてしまい、それが真実だと思い込んでしまう点が、どうしてもあるのです。
 たとえば、医者から「自閉症だ」と言われたら、そのような気がして、もう、それ以外には見えなくなることがあります。(中略)
 自閉症は、「障害であって病気ではない。障害は病気ではないのだ」と言われてはいますが、同時に、「人間としての機能に何か問題がある。脳の一部に何か問題があるのだ」と言われてもいます。しかし、これは想像にすぎません。
 医者は、ほんとうのことを何も分かってはいません。(中略)
 「変な行動や奇怪な行動をするので、とにかく手がかかり、親や教師を困らせる」という状態の子供を、医者は自閉症と呼んでいるようですが、この定義はあまりにも広すぎます。
 「こういう子供が管理社会で生き残るのは、きついでしょう。将来、サラリーマンになるのは難しいですよ」と考えるのは、そのとおりかもしれません。なかなか難しい場合もあるでしょう。
 ところが、よく見ると、大人になって活躍している人たちは、実際には、みな〝変な人″です。管理しやすいタイプの人は、部下として使うにはよいでしょうが、世の中で、新しいことを始めるような人は、変な人ばかりです。『えらい人はみな変わってはる』という本を出した人もいるぐらいです。エジソンだって変わっているし、坂本龍馬だって変わっているし、私だって変わっています。
 一定の枠のなかに当てはめられたら大変なことですから、医者の話をそのままでは受け入れられないのです。
 特に、日本の社会には、他の人と比べて変わっている人、強い個性を持っている人を弾く傾向があります。他の人と同じでなければ駄目なのですね。
 しかし、強い個性を持っている人間が、実は世の中を変えていくのです。現状を打ち破って変化させるのは、強い個性を持った人間なのです。
 医者から自閉症児と言われた子の親は、それで悩むのではなく、「うちの子は強い個性を持っているのだ」と信じてあげてください。そうすれば、よいほうに出てきます。(中略)
 その変な子たちのなかに、世の中を変えていく力を持っている人がたくさんいるのです。単に他の人と比べて変わっているだけなのに、それを悪いことのように言う価値観は改めるべきです。(中略)
 世の中には、いろいろな人がいるのです。
 人間は「信仰心の力」で変わってくるものなのですから、どうか、その子の魂に力を与えてあげてください。
(136~143ページ)

医者から自閉症児と言われるような子は、強い個性を持っているが、現状を打ち破って変化させ、世の中を変えていくのは、強い個性を持った人間である。

そういう人は、現代の管理社会において、普通のサラリーマンとしては生きにくいかもしれないが、もちろん病気でもなんでもないし、脳に問題があるわけでもない。

親が「うちの子は強い個性を持っているのだ」と信じてあげれば、子の個性はよいほうに伸びていくから、その子の魂に力を与えてほしい──。

ほんとうに暖かいお言葉だと思います。

この地球には、いろんな肌の色をしたいろんな人種の人たちが、さまざまの文明を作り、文化をもって生きています。

それだけでなく、地球上には、人間の肉体をもって生活している宇宙人さえいる、とも明かされています。

そう思いを巡らしてみたとき、「いろんな人種があっていい。いろんな個性があっていい。地球という星は、そのすべてを育み、慈しんでいく魂の修行場である」と、大川隆法先生は考えておられるんじゃないでしょうか。

そのさまざまな個性のぶつかり合いによって、地球の未来は作られていく。

医者から自閉症児と言われるような子も、その中にあって、人類の未来を創造していく力強い個性をもって生まれてきた、大事な大事な仏子のひとりなんだと私は信じているのです。

『心と体のほんとうの関係。』

 大川隆法著

 


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