本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄571 今年のインフルエンザ予防はこれだ!

2016年12月14日 | Weblog
インフルエンザが流行りだしてきているようです。高齢者や子どもたちにとっては非常に危険な病気です。

家族間の感染が多いようですので、家庭内での予防が肝心です。手洗い、うがいは基本中の基本です。しかし、免疫力が落ちていたのでは予防することはできません。

先ずは食事が大切です。寒いこの時期は鍋がいいですね。野菜やキノコをタップリと入れた鍋料理は体も温めてくれますし、ビタミンやミネラルを充分に摂り入れることができます。

ビタミンといえば、ビタミンCが風邪などに良いといわれますが、見落としてはいけないビタミンがビタミンDです。魚類やキノコ類に多く含まれています。

また、「太陽のビタミン」といわれ、太陽を浴びることで体内で合成されます。食事と同時に日光浴でビタミンDを体内で合成しましょう。細菌などの抗菌作用や免疫力アップにつながります。

免疫力といえば何といっても腸内環境を整えることです。食べ物と一緒に口を通して体内に入ってきた細菌やウィルスは胃酸によってほとんど死滅します。

しかし、全てではありません。生き残ったウィルスなどは腸まで到達し、腸壁を通して侵入する危険性が高いのです。

腸内にはこれらの菌の侵入を防ぐために免疫細胞の70%近くが腸内に存在しています。

この免疫細胞に大きく関わってくるのが腸内環境です。腸内の善玉菌と悪玉菌、日和見菌のバランスが2:1:7といわれます。理想的なバランスは免疫力アップにつながるのです。

腸内環境については何度も健腸食でお話してきましたので、もう一つの免疫力をアップする方法をお伝えします。

免疫力は自律神経とも大きく関わっています。交感神経が優位になると白血球のバランス顆粒球が増加し、リンパ球が減少してきます。その為、免疫力が低下してしまうようです。

逆に副交感神経が優位になるとリンパ球が増加し、顆粒球が減少し、免疫力が高まるといわれています。

副交感神経を優位な状態にするには適度な運動やぬるめのお湯でゆっくりと体の芯まで温めましょう。そして充分な睡眠をとることが大切です。

これに私たちが行っているセラピーがお勧めですね。フットもハンド、ヘッド全て深いリラックスを味わうことができるセラピーです。

副交感神経優位な状態になり、腸内環境も整えてくれ、免疫力を高めてくれます。

家族で手足を揉み、免疫力を高めてインフルエンザを予防しましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士