「滝」の俳句~私の心に見えたもの

220728 佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集 推薦作品より)

はるかより蹄の音や夜の梅 八島 敏 「滝」4月号<瀑声集>

2013-04-28 05:15:21 | 日記
主宰は、「梅の花は音に敏感なイメージがある」と十七音の
世界で書いている。夜空に白梅の白さが浮き上がるそのかな
たよりせまりくる蹄の音に耳を澄ます作者。天満宮などであ
ればあり得る情景。時々鋭い感覚的な句を詠んでは驚かせる
作者ならではの佳句。(遠藤玲子)

2 コメント

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 (今村征一)
2013-04-28 09:54:47
夜の梅を愛でているとどこからか蹄の音が聞こえてくるように思えたと解釈しました。
夜の梅 (博子)
2013-04-28 11:00:56
この句は私も鑑賞させていただきました。
好きな句です。

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