景で言えば、まだ冬の寒さを感じながら、日の長くなって
きたことを感じている一月下旬頃の牧場の馬の様子という事
ですが、群れる習性や「鼻」と言っても「貌」全体をさすよ
うな鼻筋。速さや力強さの象徴のような馬の存在が「日脚伸
ぶ」の「脚」の字に掛かり「走る」という期待感が待春の心
地に繋がるような気がする句だと思いました。
昔の人は「一日に畳の目ひとつずつ日が伸びる」と言った
そうです。目に見える春への距離感を鼻を寄せて語り合う馬
のようでもあり、ほのぼのした感じもまた良いですね。(H)
きたことを感じている一月下旬頃の牧場の馬の様子という事
ですが、群れる習性や「鼻」と言っても「貌」全体をさすよ
うな鼻筋。速さや力強さの象徴のような馬の存在が「日脚伸
ぶ」の「脚」の字に掛かり「走る」という期待感が待春の心
地に繋がるような気がする句だと思いました。
昔の人は「一日に畳の目ひとつずつ日が伸びる」と言った
そうです。目に見える春への距離感を鼻を寄せて語り合う馬
のようでもあり、ほのぼのした感じもまた良いですね。(H)
句の作者が「鼻を寄せ合ふ牧の馬」と詠む馬たちへの優しさが嬉しいです。
春は仔馬に会える季節でもありますね。
そういえば先日、配達に行った家に仔牛がいて触らせてもらいました。
「ワー、可愛い」と言ったら、牛も器量よしは高く売れるのだそうです。
結局牛肉になるのに・・・。
不思議だけど本当の話です。