春の虹立つや庭師の空鋏 鈴木幸子 2017-05-05 05:57:22 | 日記 淡い春の虹が立っている。雨が降ってきて手を休めていた庭師が「さあ、やるぞ」とばかりに空鋏を鳴らしている。視覚と聴覚の二物衝撃に仕草を入れ、しっかりとした映像を見せてくる。小休止の茶盆をそのままに、虹に見入っている作者も見えて、「空」「鋏」「空」と、視線の大きな動きが景の広さでもある句。上手いですね。(博子) « 志賀の湖春暁の舫ひ解く 阿... | トップ | 桜貝ずらりと並べ泣いてをり... »
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