趣味多忙日記

リアルに作るだけが模型じゃない、思うまま気ままに模型製作。
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伊勢大橋を眺める

2017-05-31 22:41:22 | -モジュール『×××モジ』
伊勢大橋

供用開始:1934年
延長:1,105.8メートル
橋梁形式:下路ランガートラス橋
15連 支間長 72.8m(架橋当時、東洋一)
以上Wikipediaより



静岡より前の話になりますが…

我が家から堤防道路を小一時間、末端の伊勢大橋を見に行ってきました。

現在架け替え工事真っ最中で、じきに見られなくなるであろう昭和初期の名橋です。




下路ランガートラス橋とは、アーチ部分がトラス橋を吊っているつり橋のようなもの、だそうで

見た目には、トラス橋+アーチ橋のような独特な構造をしています。




間にトラス橋があるから、視界はあまりよくない。

そして、(目下架け替え工事中ということもありますが)相当くたびれていて、

せっかくの優美な橋が残念な感じになっていました。

(写真は、北に架かる近鉄橋梁を撮影したものですが、どうしても横梁が入ってしまいます)




端部のアーチがとても綺麗ですね。

この橋、昭和初期生まれということですが、とにかく長い。



1級河川である、揖斐川と長良川を一跨ぎにするんですが、








なんてったって1,105メートル!15連アーチですよw

往復するだけで(写真を撮りながらではありますが)30分近くかかってしまいました。


で、この橋の一番の特徴が、



これですよこれ




橋の真ん中に存在する、「中堤口」交差点です。

はい、橋の真ん中に丁字路があるんですw




全景。

橋+丁字路+橋、ではなく

冒頭の『いび・ながらがわ』表記からもわかる通り、あくまで1本の橋の扱いで

橋の真ん中に丁字路があるという位置づけ。


ここが右折禁止なのは、岐阜県民にとっては非常に不便であり

なばなの里や長島スパーランド、ジャズドリームで遊んだあとや

伊勢湾岸で名古屋方面(ポートメッセなど)から戻ってきたときに、地味に遠回りを強いられるのです(↓)




架け替え後の新橋には右折レーンができるそうで、それはそれでありがたいのですが…。




交差点から岐阜方面をみる。




この風景ですよ。

ここを車で走って、気持ちいいと思わない人は、いませんよね。

こんな感じで延々岐阜まで(というか岐阜を通り越して関方面まで)道が続いているんです。




ちなみに逆サイドからはこんな感じ。




空からw


模型で作りたい、とは思いませんが…

この辺りの、水と陸地が入り混じった独特な風景は、好きです。

以上、伊勢大橋の紹介でした。。

ただただ伊勢大橋を眺めるだけの記事でしたw

おわり。
コメント (6)
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トレインフェスタ2017 おつかれさまでした

2017-05-22 22:05:51 | -モジュール『×××モジ』
おつかれさまでした!



恵那峡交通モジュールを展示しました。

昨年と違って小さいので、運搬も設営も撤収も楽ちんでした。

背景板のおかげで、それなりに見られるモノになったと思いますw




今年は会場にそれなりにいましたので、色々遊ばせていただきましたw

また、たくさんの方とお話することができました。

はじめましての方とも、模型があればすぐに話ができますね。

会場でお会いできた皆様、お話させていただいた皆様、ありがとうございました。






途中で抜け出して遊びに行った話はまた後日するとして…w


今回最も“グッときた”のは、ボシさんのひみつ線でした。



Facebookで、進捗はずっと見てましたが、

この自然な風景、どこを切り取っても絵になりますし、

それでいて、目立つところと目立たないところでしっかり“調整”しているバランス感覚。




この電線とダンプ、グッときました。




橋脚のレンガがね、すごいんです

こういう“さりげない見せ場”がほんとに効果的に配置されていて

どれだけ見ていても飽きませんでした。


私は、この風景だったら車両のウェザリングはしないかもしれないです。

車両が風景に“溶け込む”ことも大事かもしれませんが、

車両が綺麗だと、風景を模型として“引き立てる”効果があるんだなと

この写真を撮った時に気づきました。

ボシさんの意図というか、作りたいのはこういう風景だ!というのが、ひしひしと伝わってきまして。


それから、卓さんの新押入線



の、水回り!w




私も前作“名越市”では、水に挑戦しましたが

卓さんの世界観で、見事に“都会の水”が表現されていて

こちらも、諸事情により…の諸事情を聞いていただけに、短い時間の中で大変だったと思いますが

しっかり「卓さんの」川になっていたのはさすがだなと思いました。


川、これからの維持管理が大変ですよぉ~w





後ろの人がオワタ/(^o^)\

…ではなくw

私の一番好きな角度がこちら。諸要素ががっちりあわさって、見ただけで「京急」を感じる素晴らしい風景。

川から目線を上げるとここに至るんですが、ここが一番見てほしい、見せたかった角度なのかなぁ?って思って見てました




あとは念願かなって、拓さんのおでん屋台を見ることができました!w




という感じで静岡トレインフェスタ

出展者ながら、しっかり満喫してしまいましたw


このイベント、ほんと好きなんですよ。

主催者・出展者の、鉄道模型で地域を盛り上げたいという姿勢と

それに応えようとする、JRをはじめとする事業者の姿勢と

鉄道模型、ジオラマというものにしっかり理解のある静岡県民の模型愛とがうまく結合していて




もちろん、静岡が食の宝庫ということや

岐阜から渋滞なしで気軽に行けるという地理もありますが


微力ながら静岡の発展に貢献する、この活動は大切にしていきたいなと、今回深く感じました。


何はともあれ、おつかれさまでした&ありがとうございました。




北勢線→かけ替えの迫る伊勢大橋(↑)見物→堤防道路体験→併用橋・長良川大橋見物

→西濃鉄道見物→養老ミートで肉調達→養老公園で朝までバーベキュー

みたいな、北勢&西濃ツアー、やりませんか?ww
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岐阜のマチュピチュへ(静岡まであと4日。。)

2017-05-16 20:50:36 | -モジュール『×××モジ』
岐阜のマチュピチュってご存知ですか?

最近、(岐阜市民の間では)有名になってきた、揖斐川町の『上ヶ流茶園』というところなんですが…

先日、どんなものかと行ってみました。

結論から言いますと、予想以上に、良かった!!


本巣縦貫道から県道へ入り、玉ねぎだけを売る巨大モール、LCワールドと廃墟で有名なリバーサードモールを横目に見ながら小一時間

揖斐川堤防から揖斐川町へと入り、しばらく不安な山道を走ったところで唐突に現れる案内のおじさん。

まじで?ここ?ここでいいの?という道を大量の車が行き来するカオスを味わったところで、神社の境内に車を停めて




ようやくたどり着いたこちらが上ヶ流茶園です。

意外かもしれませんが、ここの揖斐川町や関市など、岐阜県って茶が採れるんですよ。




綺麗ですよね、でも、どこがマチュピチュ?

と、ここで案内のおじさんから、手書きの地図を受け取り、簡単な道案内を受けて

登山口から山の中へ。



こっから、「決して楽ではない山道」を30分ぐらい歩き、鬼のような斜面をずりずり歩くと



通称“絶景ポイントA”に到着します。


ここからの眺め



はい。おぉ!

なんとなくマチュピチュ感。景色が美しい!




岐阜のマチュピチュ、というより、天空の茶園。

これはすごい。

汗だくで登ってきた甲斐がありました。




代り映えのしない画像でスイマセンw

ずーーーっと見てたんです。


この登山道も駐車場も、地元の有志が切り拓いて、交渉して、案内してつくった観光地というから驚きです。

たしかに現状は、登山道も細く決して安全ではないし(↑の絶景ポイントも人ひとり分の幅しかなくて、斜面が急)

駐車場の案内も満足ではないとは思いますが、だからこそ、絶景ポイントにたどり着いたときの感動はひとしお。




これは、行って、よかったです。

本当におすすめです。

運転の技術と山登りの覚悟は多少必要かもしれませんが、行って損はないと思います。


【アクセス等詳細はリンク先Webを参照】
https://plat.navitime.co.jp/article/NTJdata_0376/

↑私もこれを見ていきました(そして、案の定迷いました。。)




岐阜のマチュピチュのあとは、そのまま南下して養老ミート本店へ!

いい肉が、格安で買えますぜ!




今さらですが、岐阜は(魚まずいですが)肉はおいしいなと思いました。


さて、静岡まであと数日!最後の追い込みです。




奥の河川敷部分を作りました。




水の入る部分をオリーブドライブで塗って…




今回は手抜き!

グロスポリマーメディウムで水面を表現します。




架線柱も追加で製作。

いつものKATO複線鉄骨架線柱です、これ緑キャップで接着できるので本当に便利。




洗車台など、小物を追加して

…それっぽくなってきたかな?




背面に、Lアングルを切ったものを接着して




そこに背景板を差し込む!


雰囲気はすごくいいが、駅前がまだ寂しいかな。

もうちょっと作業が必要ですね。




ということで、再び告知。

今週土日、静岡グランシップ トレインフェスタに

激団サンポールの一員として出展します。




私は本作(↑)を展示します。

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<静岡まであと2週間>科学雑巾の雑草に挑戦

2017-05-07 01:12:23 | -モジュール『×××モジ』
広瀬すずより広瀬アリスが好き。

だから釣りバカは、毎週見逃せない。




モジュール製作のつづきです。夜な夜な進歩。




アクリル塗料で地色を縫って、メーカー不明のイギリス製バラストを撒きちらす




ターフを振りかけていい雰囲気

線路だらけの風景は、手っ取り早くそれっぽくなるから好き。


で、タイトルの件



思えば大学の頃から(だから、7~8年前から)挑戦し続けてきたテーマ

科学雑巾を使った雑草表現に、再挑戦します。

我らがDCMカーマの科学雑巾、そのままでも十分秋の枯れ草っぽいですが




アクリル塗料の原液をぶっかける→水でしゃびしゃびにしてしみ込ませる→ドライヤーでちょっと焦がす




質感としては、犬の背中の毛、ぐらいの感じになりました。

これをハサミで必要なサイズに切って使用します。




ちょっとオーバースケールな感じがしますが、表面にターフ振りかければイケるっしょ

自然物にオーバースケールなどない!理論w




堤防斜面などに貼っていく。なかなか良いのでは。




上からターフを振りかけて

ん。いい感じになったのではないでしょうか。




堤防上の未舗装道路はモーリンのリアルサンドを使用。


大方地面が仕上がったので、



背景板を作る。

これは、先日中津川で撮ってきた写真を、楽天写真館でプリントしたものです。

800えん×4枚。安くないですが…




おぉ、すげ、なんかすげーいい




背景板すげー

めっちゃリアルになった(気がする)


※※※

静岡トレインフェスタ(クリックするとHPに飛びます)



激団サンポールも出展いたします!

ぜひお越しください。

私はホリプロ南田さんのトークが聞きたいかも。。
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北恵那鉄道を見に行く

2017-05-03 19:08:06 | --岐阜県のローカル線
早朝の、中央線

貴重な?普通列車の中津川行に乗りました。

半日だけのゴールデンウィークの、私流の過ごし方。

10両編成でガラガラ、のんびり走る普通列車は、1時間半かけて中津川を目指します。



(瑞浪駅にて、特急列車退避中(名古屋を30分後に出る特急に抜かされる。。))




終点の中津川まで乗り通し。時刻は朝8時。


私の今作っているモジュール、恵那峡交通線ですが(↓)



モデルとしたのは実在した「北恵那交通」線。

その北恵那交通、廃止から40年近く経った今でも遺構がわんさか残っているとのことでしたので、

今回、モジュール作成の参考に、現地の空気を吸ってこよう、ということで

最寄り駅から始発電車に乗り込んだのでした。


そうなんです、廃線になった鉄道を見に行くため“だけ”の旅なのですw


さて、中津川駅を降りて、地下道を駅裏へ出ると、早速



においますねぇ、両脇の建物や道路配置が、駅前っぽいです。

正面の名鉄協商が、起点の中津町駅の跡、だそうです。

正面にでん!と駅舎兼本社があったはず。

(当時の様子などは、リンク先→http://tsushima-keibendo.a.la9.jp/kitaena-tounou/kitaena2.htmlなど
  Web上に様々な写真がありますので、並べてご覧いただくと、イメージしやすいかと思います)





この駐車場の場所が中津町駅でした、とのことです。


面影は…



なるほど、確かに北恵那鉄道だ




駐車場端には、国鉄中津川駅への連絡線跡。




俯瞰、全体の位置関係

ごちゃごちゃっとした古い街並みと、王子製紙の間にぽっかり空いたスペースが中津町駅ですね。

かまぼこ屋根の倉庫?は、古い写真に写っているので当時からのものだと思います。

真ん中の道路は最近できたもだと思いますが、ぐにゃりと曲がっているのが意味深ですね。




王子製紙の脇、これは完全に軌道跡でしょう。


中津町駅を一通り写真を撮ったら、次を目指します。

軌道跡に並行する道を5分ほど、すぐに木曽川に到達。

結構アップダウンが激しくて驚きました。“日本一高くて日本一遅い”と揶揄された北恵那鉄道、結構なところに線路敷いてるんですね。。



木曽川の『玉蔵橋』に到着。

ここで、左を向くと…




はい、こちら




北恵那鉄道最大の遺構、木曽川橋梁に到着です。




今にも電車が走ってきそうな

40年経ってもしっかり健在。




鉄橋自体は大正生まれで、東海道線のどこかで使われていたのだそう。

珍しい構造ですね。




玉蔵橋の上は、北恵那鉄道から社名が変わった北恵那交通が

ほぼ線路跡に並行して路線バスを走らせています。

ちょうどバスがやってきたので後ろからパチリ。


この玉蔵橋自身も、1960年代に架橋された

なかなかの年代モノ。

北恵那鉄道全盛期から存在しているので、この場所で撮られた電車の写真もたくさん残されていますリンク先など見ていただければ)




玉蔵橋と木曽川橋梁、仲良く並んで架かってます。

木曽川橋梁の近くに行ってみます。




ゴツいね




意外と近くで見れる場所がなく

この角度で精いっぱいでした。

廃鉄橋には見えませんな。


てくてく歩いて鉄橋近くに来ました。




築堤脇には遊覧船の乗船場がありましたが、休止されたようです




年季の入ってそうな看板ですね。




木曽川橋梁をしこたま眺めたので、次のスポットへ。

こんな感じの田舎道が続いてます、いい雰囲気の場所ですね。住みたい。

奥の山は“苗木城”というお城があった、その名も「城山」

この苗木城はなかなか見事な山城で、すごいです。国の史跡。

今日は見に行きませんでしたが…。




城山近くになると明るい雑木林に入ります(左の石垣が意味深ですネ)。




その先に…おっ




おおおっ

これはまた立派な廃鉄橋です。




見事!としか言いようがない




普通の廃線跡なら『最大の遺構』レベルのガーダー橋

写真以上に、すんげー高いです。




某ヨッキさんが好きそうw




位置関係をおさらいするとこんな感じでした。






模型にしたいなぁ(川を)




滞在約2時間でしたが、大満足のトリップでした。

しかし、廃鉄橋と駐車場を見るためだけに中津川まで行くというのは、我ながら…w

(写真の北恵那バス、馬籠宿行ですが、外人さんがたくさん乗っていきますね。会社が盛業中で何よりです)


-以下参考-

北恵那鉄道 現役時代写真(鈴木写真変電所 様HP内)
http://www.filmscan-print-s.com/0523-KITAENA-01.html


ローカル線「北恵那鉄道」廃線記録8mm映画
コメント (7)
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