とくに予定が無かったから
キハを撮りに行ったって話。
まず、今まで適当に撮ってきた太多線。
随一の撮影地「今渡ダム」で一回撮ってみようってのが今回の旅の目的です。
まずは寄り道から。
降り立ったのは名鉄の『日本ライン今渡』駅。
“日本ライン下り”という川下りで有名でしたが、昨年を最後に運航しておらず
玄関であるこの駅もいつの間にかただの無人駅になってしまいました。
昔は手前の草地のところに名鉄系のビルが建っていたんですけどね。
今渡駅から徒歩数分で木曽川に。
写真の太田橋は1926年に開通した岐阜県初の近代的道路鋼橋だそうです。が、色が。。。
太田橋の脇には誰もいない日本ライン下りの乗船場が。
兵どもが・・・。
太田橋から1キロぐらい上流にいったところが目的地の今渡ダム。
こちらも1939年に稼働を開始したなあなかの年代モノです。
発電所の建物がなかなか古風でイイ感じですね。
で、よーく目を凝らしてもらうと、ダムのすぐ背後にトラス橋があるのがわかると思います。
こちらが今回の目的地、太多線木曽川橋梁です。
半分ぐらいガーダー橋、そっから先がトラス橋というちょっと変わった形態。
ダムのすぐ上をわたる橋ってのもあんま見ないですね。
その、さらに3キロぐらい上流まで歩いたとこにある「川合大橋」が今回の撮影地。
木曽の山々を背後にダム湖を渡る雄大な景色です。
ちょっと傾いちゃいましたねー
曇ってきてしまって暗くなっちゃったのも残念。
ま、晴れてたらド逆光なんで、曇ってないと撮れないんですけどね。
目的は達成できましたが、ただ帰るのもアレなんでさらに歩いて
高山線の古井(こび)駅まで来ました。
これまた年代物の木造駅舎ですねぇ。
1922年開業だそうです。
約1時間半待って、やってきた列車に乗りました。
天下の高山線、2~3時間に1本しかない列車は、下呂から遥々やってきた普通列車でした。
1駅乗って終点の美濃太田。
骨董品ですね。
美濃太田は、太多線、高山線、長良川鉄道の非電化3路線が集まるジャンクション。
高山から2~3時間かけて走ってくる長距離列車や、岐阜-美濃太田間の近郊列車などが集まります。
しばらく美濃太田で撮影。
お弁当販売も健在です。
“ひだ”もばんばん走ってますが、お弁当売りの相手は長距離普通列車のお客さんみたいです。
岐阜からの列車が到着。終点の飛騨古川まで3時間半(!)
美濃太田で“ひだ”を行かせるため15分ばかし休憩です。
真打登場。ツートンキハを先頭にした岐阜行です。
今どきこんな車両が走ってるとは。
ただ、この年代物のキハ達、もうあんまり長くは無いみたいで。
南の武豊線が電化工事中で、電化が終わると武豊線で走ってる新型キハがこっちに流れてくるそうです。
とくに予定が無いから適当に遊びに行った記録ですが、なかなかいいタイミングだったかもしれないですね。
終わり。
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